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アレルギー奮闘日記
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13 肌治療の中間報告とピーリングリフレッシュ
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前回のラストで、次は花粉やラテックス(ゴム)・フルーツアレルギーについて執筆しようと思いましたが、読者の方から貴重なお問合せをいただき、今の肌治療の中間報告でもしようと思いました。
あと、日焼け止めクリームについても書くべきだろうと思い、もう少し紫外線の話を続けてみます。
読者の方からのお問合せは、「副腎皮質ホルモンの機能を回復させるパントテン酸(ビタミンB5)を服用してから、変化はあったかどうか?」というものでした。
確かに肌治療とアレルギーの度合いには個々の違いはあるが、サプリメントの成果は気になることだろう。
前回「07 治療中の肌の変移(恥ずかし写真画像付)」の報告時点では、プロトピック軟膏(小児用)を毎晩1回使用して、パントテン酸は1粒1000mgを朝夕食後に服用(合計2000mg)している、内容だった。
現在は、医師の指示のもと、プロトピック軟膏を離脱しているところで、週に2日使用になっている。
パントテン酸も1日2粒から1粒に減らし始めたところである。そろそろ在庫が切れるので、1粒500mgのものを注文中である(輸入なので時間かかっている)。
このように治療法を変更しているところで、肌はなんとか落ち着いてきている。
まずは百聞は一見にしかず、前回と今回の肌をお見せしよう。
前回(3ヶ月前) |
現在 |
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前回は顔全体から首の半ばあたりまで、炎症の名残による赤みが残っていた。
で、現在その赤みはほとんど消えて、だいぶ回復してきている。手触りは鳥肌みたいなプツプツ感が少しあり、きれいな肌…とまではいかないが「とりあえず荒れてはいない」状態である。
すでに脱ステロイドをしてから3ヶ月経過しており、プロトピック軟膏も週に2回と脱プロトピックしている最中で、かつ肌は荒れてはいない。
さらにニキビ体質だったのがパントテン酸を服用して数週間してから、ほとんど出てこなくなり、出ても悪化せずに数日で治っているのでパントテン酸の効果はかなり出ていると実感している。
治療には個人差はあるが、簡潔にまとめると以下のような流れである。
6月
上旬 |
ステロイド薬で一気に治し、プロトピック軟膏に切り替えて毎晩1回使用。
【肌の様子】赤みは残っているが、手触りは普通で落ち着いている。 |
8月
上旬 |
二ヵ月後、医師の指示のもと脱プロトピックを始める。2日1回使用に減らす。
【肌の様子】ときどきデコボコしたり、乾燥したり、リバウンド現象が出ているが炎症までには至らない。しばらくこの状態が続く。 |
9月
上旬 |
リバウンド現象が落ち着いてきたので、プロトピックを3日1回使用に減らす。
【肌の様子】鳥肌みたいなプツプツが少し出ているが、荒れているという感覚ではない。あごに少し乾燥あり。 |
9月
中旬 |
いまココ。プロトピックを週2回使用に減らしている。
【肌の様子】変化なし。ただ、お墓参りで昼ごろに30度の炎天下をバスに乗ったり歩き回った(日焼け止めクリーム+日傘あり)せいか、顔が少し赤くなった。翌日、赤みはひいた。 |
なので、とりあえず落ち着いてきたから…とパントテン酸の量も減らす段階に入っている。これは自己判断なので続けたい人は続けてよいし、減らしたい人は減らしてよい。
さすがに1000mgの大容量サプリは値段も高めなので、お財布と相談して「そろそろ500mg(安価)に減らしていいよね」と判断してみたのである。
今まで使っていた1000mgタイプはこちら。
KAL(カル)
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で、今回新たに注文した500mgタイプがこちら。
1000mgタイプのKAL(カル)社はでっかい一粒で、バリンゴリンと噛み砕いて服用したので、別のメーカの500mgはどうなんだ?と開封してみたらびっくり。
フツーでした…フツーのサイズでした…しかもカプセルだった。
そうか、米国製サプリでもフツーサイズのカプセルのがあったんだね…(笑)
何が違うかというと、前者は一粒が1000mgゆえにでっかくて、後者は一粒が500mgなので単に半分の容量らしい。あとはカプセルか否かの違いか。
この二つの種類、どう飲み分けるかというと、成人は豪快に1000mgをバリンゴリンと服用し、女子供はつつましく500mgをお水と一緒に飲む…ですかね?(笑)
まぁメーカが違うし値段もmg単位で計算すると違うので、細かいところで色々と違いがあるのでしょう。ひとまず、サーヤはしばらく後者のものを服用してみよう。
さて、とりあえずプロトピック軟膏を離脱している段階に入っており、肌は荒れているというほどのものではないが、いかんせん手触りが悪い。
ゴワゴワザラザラしていて、乾燥部分もあったりで、化粧のりが悪い。これもリバウンド現象だろうな…と思ったが、はたと気づいた。
そういえば、健康的な肌に限っての話だが、保湿に努めすぎると「古い角質を落とさずに補修を重ねる」状態になるため、古い角質がどんどん溜まってきて表面がゴワついてくるのである。
肌はターンオーバー周期(サイクル)があり、20代だと28日周期で素肌が入れ替わるのである。(※30代は40日周期、40代は55日周期とサイクルが異なってくるので注意!)
サーヤは通っていた皮膚科が閉院してしまい、治療法を変えざるを得なくなった時までは、ピーリングを定期的に行っていたのである。
が、脱ステロイドのリバウンド地獄に陥ってからはピーリングどころじゃないので半年くらい中止していたのだ。
だが考えてみれば、リバウンド地獄で肌がズタボロに荒れながらも薬による補修に努めていたので、荒れた角質も古い角質も溜まってしまっているのではないだろうか?それも半年分くらい。
今はプロトピック軟膏によって落ち着いてきているし、離脱している段階だが肌の手触りが悪いくらいで炎症は起きてないし…イケるかもしれない…?
と、ふいと魔がさして、長いこと放置していたピーリングジェルを手にとり、使っちゃいました。
これが最初からなんかおかしかった。
ジェルを顔に塗り撫で回しても、延々とヌルヌルするだけでポロポロとする感じがしない。え、なんで?全然手ごたえがない、古い角質が全くないのか?と思いつつ、ずーっと撫で回し続けると…。
あ、すこしだけ、ポロが出てきた…そのまま撫で続ける。少しずつ、ポロポロしてきて、5分以上かけてやっと従来のポロポロが出てきた。
なぜかずいぶん時間がかかってしまったが、洗い流してみるとあらびっくり。
肌のゴワゴワがなくなっていき本当に一皮むけた感じがしてスッキリした。
鳥肌のようなプツプツ感はまだあるが、ゴワゴワはなくなってきて化粧のりも少し良くなってきたので、やはり古い角質がずいぶん溜まっていたらしい。
えらく時間かかったのは、薬による補修が強くてはがしにくかったのだろうか?
まだ肌の治療続けているのにピーリングなんかして大丈夫なのだろうか(汗)、と肌が荒れないかドキドキしながら様子を見たが、大丈夫だった。
これはサーヤの自己判断なのでオススメはしないが、肌の治療を始めて3ヵ月以上経ち、薬を減らしていて肌が落ち着いている状態なら、荒れた角質も古い角質も溜まっているはずなので軽くピーリングしてリフレッシュしてもいいかもしれない。
その時は、すぐに保湿したり薬をつけたりして、補修に努めるのも忘れずに。
ちなみにサーヤがこれまで使っていたのはこれです。
井田ラボラトリーズ
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いくつかのピーリングジェルを試してみたが、これが一番肌に優しくて効果があると思い、数年愛用している。
他のピーリング商品だとヒリヒリしたり刺激を感じていたが、これはあまりそういうのを感じなかったのだ。香りも柑橘系でお気に入り。
現在は、上記のジェルが切れちゃったので「ロゼットのも試してみようかな」と購入してみた。
ロゼット商品はけっこう評判が良いので、いつかの機会に使ってみたかったのである。
さて、使ってみたところ値段の割には効果があった。刺激も少なく、しっかりポロポロしてくれたので、かなり安いし良さそう。難点は花の香りが強くて好みじゃないことか。
とりあえず、まだ肌の治療は続いているので、ピーリングは肌の調子が悪いな~という時のみ軽く使用することにしている。
使用後はしっかりと保湿し、薬もつけておこう。
というわけで、パントテン酸は効果がしっかり出ているし(基本的に服用してから数ヵ月後に効用が出ると思った方がよい)、ステロイドからプロトピックへの切り替え、そしてプロトピック離脱も順調である。
紫外線の強い真夏に向けての治療になってしまったので、時期的には最悪なのだがそれでも経過良好なので、肌の改善・治療を検討している人は秋からが勝負です!
次回は、日焼け止めクリームについて書こうと思います。 |
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