やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
連載
01 紫外線(日光)アレルギー発症!?
02 ステロイド薬とは何か?そして転院へ…
03 光線過敏検査ってこんな検査
04 肌も血液検査結果も大変なことになった!
05 一番怖いのは「脱ステロイド リバウンド現象」
06 副腎皮質ホルモンに良いサプリメントとは?
07 治療中の肌の変移(恥ずかし写真画像付)
08 プロトピック軟膏とステロイド薬の違い
09 アレルギー体質はしておこう パッチテスト
10 アレルギー専門皮膚科がすすめるスキンケア商品
11 UVカットの日傘は選び方に注意!
12 UVカットのマスクと帽子で完全防護!
13 肌治療の中間報告とピーリングリフレッシュ
14 日焼け止めクリームで勘違いしがちなこと
15 窓からの紫外線をフィルムとクリームでブロック
16 意外と役立つ!紫外線チェッカーの面白い実験

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アレルギー奮闘日記

01 紫外線(日光)アレルギー発症!?

サーヤは子供の頃、アレルギーは1つも持っていなかった。

ゆえに自分はアレルギー体質ではないし、かかることもないだろう…と思っていたら、10年くらい前にスギ花粉アレルギーになってしまった。
まぁ花粉症は国民病、東京都民やってればたいていの人がかかるものだし…と割り切っていたら、3年くらい前にイネ科マルチ花粉アレルギーにもなってしまった。

…さすがに、もうこれ以上のアレルギーは出ないだろう…と思っていたら、また新たなアレルギー発生!

兆候は2年半前の秋ごろからあった。

相当な脂性肌なので顔が乾燥することはなく、保湿スキンケアすれば冬は大丈夫という肌だった。ニキビは通年の悩みだったが。
それが、酷暑だった夏が終わって秋になると肌がカサカサするように。
…年かなぁ?脂は相変わらず沢山出てくるけど…。
保湿ケアをいつも以上に気をつけても、カサカサ。
これはもしかしたら、保湿ケアのやりすぎかも…と、ピーリングもやってみた。

保湿ケアって、やりすぎると良くないんですよ。
保湿に頑張りすぎると、古い角質が剥がれずに蓄積されていって、それがカサカサしてしまいます。
そういう時はピーリング石鹸で、古い角質を洗い流してスベスベ肌を取り戻しましょう。
サーヤはは皮膚科の医師のすすめでサンソリットの「スキンピールバー ティートゥリー」を愛用してました。これはニキビにも効果ありでした。
肌の調子に合わせて数日~一週間続けて、または週に1.2回、というように使い分けてましょう。

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…しかし、今回は違う…。
そのピーリングをやっても、カサカサが続いている。というか、酷くなってる?
スキンケアも保湿もピーリングも効かないなら、年…なのだろうな、とあきらめ気味でひとまず保湿に努めることにした。

異常が出たのは、春に入ってから。

何だか顔が赤くなり、肌がデコボコしてオレンジの皮みたいな感じに。
そのうちプツプツと蕁麻疹のようなものも出てきて、かゆくなってくる。
ニキビも大量発生!


これはおかしい、と通いの皮膚科に行くも、原因不明。
色々な薬を処方されたが、いまひとつ効かず。
どんどん悪化してきたので、最終手段としてステロイド塗り薬を処方され、数日後にはびっくりのキレイな肌を取り戻せた。ステロイド薬、スゴイ。
しかし、何だったのだろう…?。
とりあえずこれで治った、とステロイド塗り薬を止めたら…数日後に再発!

これに知人や医師が「紫外線(日光)アレルギーかもしれない」と言ってきた。
昨年が酷暑だったせいか、紫外線アレルギーの患者が増えているとのこと。
でも、なぜ顔だけに?日光を浴びているのは手や腕もあるけど、そこは何ともないのだが…?

調べてみるところ、紫外線アレルギーの人には全身に発症する人と、顔だけ発症する人がいるようだ。
顔は何ともないのに腕だけ発症する人も。(テニスをやっていて、いつも半袖で日を浴びていたからか?と本人談)
なので、なかなか紫外線アレルギーだと認識しづらいようだが、「春に悪化した」パターンが多いようなので、心当たりのある方は疑ったほうがいいかも。
あと全身に蕁麻疹が出る場合でも「足の裏」に発症しない場合は、紫外線アレルギーが疑われるとのこと。確かに足の裏は日光にさらす場所じゃないもんね。

花粉症と同じように、子供の頃は何ともなくても大人になってから突然にアレルギーになる場合も多いらしい。
一定量の限度を超えることでアレルギー発症する…十分に心当たりがあるのは半年前の酷暑だよね…。

紫外線アレルギーって治るの…?(汗)
花粉症なら季節限定だし、食物なら特定の食材だけ避ければいい、でも紫外線は…日光は毎日向き合わねばならない。避けるのは難しすぎる…。
これに医師もウーンと苦い顔。
治らないようです…発症したら最後、一生の付き合いになるしかないです…(涙)

そうなると、紫外線対策として日焼け止めクリームとか帽子とか用意しなくては…。
今度の日記でそれらを紹介します。

そして、荒れた顔の方は普通の薬じゃおさまりそうにないので、医師が「一番弱いステロイド塗り薬を処方します。日焼け止めクリームを使うように。あとは様子を見ながら調整しましょう」ということで、ステロイド薬を続けることに。

しかし。
このステロイド薬の使い方は注意せねばならないことがあるのだった…。
これがすべての始まり。
ここから私の試行錯誤の闘病生活が始まった。

同じような悩みを持つ方々の力になれたら、と勉強をしてアレルギー奮闘日記を書き始めました。
アレルギーに悩む貴方も、アレルギー発症するかもと思うあなたも、一緒に勉強しましょう!
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