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アレルギー奮闘日記
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04 肌も血液検査結果も大変なことになった!
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血液検査は結果が出るまでに1週間近くかかるので、光線過敏検査から一週間後に予約していた。
光線過敏検査の結果をみたときは、サーヤの顔は少し赤くなりかゆくなっていたので、非ステロイドの塗り薬を処方してもらっていた。
そして次の来院の予約日を待っている間に、肌が大変なことになっていた。
恥を覚悟で判りやすく、悩める羊たち(アレルギー仲間)のために写真(画像)を掲載…我ながら気味悪いというか、お…おぞましい…。
どういうわけか、顔が赤く腫れてきて、ジンマシンやニキビが大量発生してしまい、熱いやら痒いやら痛いやらの状態になってしまった。
非ステロイドの塗り薬が効いていない?どんどん酷くなっていき、とても次の予約日まで待っていられないので、長時間待たされることを覚悟で取り急ぎ来院してみた。
(会社にはマスク姿でとりあえず出勤したが、顔全体が赤くなっているので同僚が心配していた)
光線過敏検査の結果の時は若い医師だったが、今回は初回に診てもらった院長のほうだった。
私の顔を見てカルテを確認し、前回の若い医師の書き込みから以前にステロイド薬を使っていたことがわかり、納得したように血液検査の結果を出しながら言ってきた。
(予定より早く血液検査の結果が出ていたので、タイミングよかった)
提示された検査報告書を見てみると、院長が「ACTH」の項目を指して
「これは脳から出る副腎皮質刺激ホルモンで、平均値は20~30。あなたは6.9で少なくなっている」
うわ、確かに少なすぎる…。
院長は続けて「コルチゾール」の項目を輪指差し
「これは副腎皮質ホルモンで、平均値は10~12。あなたは3.2でこれも少ない」
一瞬どっちも同じかと思ったが、ACTHは脳からの刺激による分泌で、コルチゾールは内臓からの分泌らしい。で、こちらも相当少ないことに…。
(※検査用の基準値は別にあるのだが、数値の幅が広く時間帯によって差があるので、皮膚科の医師としてその時の平均値を教えてくれていた)
「これはステロイド薬を長く続けてきたことで、体内で生産する副腎皮質ホルモン=ステロイドが少なくなってきている。これが少ないと肌が荒れてくる。(もう体内のステロイド生産に支障が出ているので)これからはステロイド薬はやめましょう」
とのことだった。
確かに、この状態のままでステロイド薬を続けていたら身体にも良くないことは結果を見てよくわかった。
やはり自然治癒力を取り戻すのが大事だよね。
しかし、院長はさらに他の項目も指差し、続けて言った。
「ハウスダスト、コナヒョウヒダニにも反応がある。ホコリ・ダニアレルギーのこと。スギ、ブタクサ、カモガヤも反応がある。スギ花粉とイネ花粉のアレルギーだね」
…え…?
スギ花粉とイネ花粉は以前に調べてみてアレルギーがあることは判明していたが、そのときはホコリ・ダニアレルギーは反応なかった。なのに、今回はアレルギー反応が出ている!?
さらに、院長はまだ次の項目を指差していく。
ちょ、ちょっと、まだあるの!?(汗)
「ラテックスに反応がある。ゴムとフルーツアレルギーもある」
ゴムとフルーツのアレルギー!?
そんなのもあるのか、初めて知った…いや、そんなものまで自分アレルギーあったの?そんなにいっぱいアレルギー出ていたの!?
ここで、私は最大の懸念が気になり、すかさず院長に聞いてみる。
「猫アレルギーはあるのですか!?(汗)」
「ありません」
「…あ~…猫はないんですか、よかった~…」
と思わずつぶやいたら、院長笑ってました(笑)
よかったよ、マサムネ!ハグハグできるよー!!
…あ、そう…別にボクはハグハグいらないし…
しかし、ホコリダニはともかく、ゴムとフルーツアレルギーまであったとは…。
この件について気になることを聞いてみる。
「フルーツアレルギーということは、ブルーベリーとビタミンCのサプリメントを摂ることはどうなんでしょうか?」
「どちらも止めた方がいいです。ブルーベリーの方は時々ならいいですが、あまり大量に日常的に摂らないように」
何となくわかる気はする。フルーツ=ビタミンCとは限らないが、サプリがどのような過程でどんな果物から抽出しているかわからないから、摂らないのが無難というところだろう。
ブルーベリーサプリは目が特に疲れているときだけ、たまに服用する程度にしよう。
何やら色々とアレルギー症状が出ているので、食べてはいけないものがあるのか特に気をつけないといけないことがあるか聞いてみた。
「紫外線アレルギーと花粉症以外は、いずれも軽度なので、食べてはいけない・気をつけないとならないことはない。なるべく規則正しく清潔な生活をして、果物などを日常的に大量に摂らなければいい」
ということだった。
とりあえず、今は荒れた肌をまず何とかせねばならないので、処方箋を変えて出してもらうことにする。
そのとき、院長が「その荒れた顔には細菌が発生していると思われるので、細菌検査をしましょう」…と、大きな検査用綿棒のようなものを取り出した。
軽くこするのかな…と思ったら、そんなハズはないようで、つまりは顔に出ているジンマシンを潰して細菌を取り出す必要があるわけで…。
検査用綿棒を顔に当てるや、強く擦ってプチプチプチとジンマシンを潰していく。
痛っ!痛っ!いった~~~っ!!!
…ジンマシンから細菌を取り出す検査の時はお覚悟を…(汗)
細菌検査は次に来院する時に結果を教えてくれるとのこと。
なんか大変な1日だったが、変えた処方箋で治療に専念しよう。
左から
●イソジン液10%
消毒薬として利用。洗顔後に顔に塗布し、洗い流す。うがい禁止。
●フエナゾールクリーム5%+テラジアバタ5%
顔に塗布する混合クリーム、非ステロイド性消炎鎮痛薬とよばれる炎症や痛みをやわらげる。
●ナジロキサンローション1%+ビーソフテンローション0.3%
洗顔後に塗布する保湿ローション。感染症を治療し、血行をよくし炎症をやわらげる。
反省を生かして、ちゃんと薬手帳を入手したので詳細をここに明記できた。
この後、色々と調べてみて、なぜステロイド薬を止めると肌が荒れるのか、ストレスとアレルギーの因果、花粉症とゴム・フルーツアレルギーの関連性などが色々わかった。
次回、肌の治療報告とともに勉強したことも書きます。
…このアレルギー奮闘日記、長くなりそうだ(汗)… |
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