●ステロイド薬 |
●プロトピック軟膏 |
【歴史】
1952年から使用されている。
歴史が長く、数多くのデータが残っている。 |
【歴史】
1999年から使用されている。
歴史が浅く、データが少ない。 |
【免疫】
免疫抑制剤である。 |
【免疫】
免疫抑制剤である。 |
【効用】
炎症を鎮め、痒みや赤みを抑える。 |
【効用】
炎症を鎮め、痒みや赤みを抑える。 |
【効用箇所】
全身に効果がある。
理由:箇所問わずに浸透力が高いから。
分子量が小さいため、細胞と細胞の隙間を潜り抜けて浸透させることができる。したがって正常な皮膚にも作用させることになる。 |
【効用箇所】
顔や首に効果があるが、手足には効果が出にくい。
理由:浸透力が低いため、皮膚が薄くて吸収力の高い顔や首に効果が出やすい。
分子量が大きいため、正常な細胞の隙間を潜り抜けられない。皮膚炎が起きている箇所は隙間が大きいので、その箇所のみ浸透し作用させる。 |
【効果】
すぐに高い効果が現れ、3.4日で症状が良くなる。 |
【効果】
ゆっくりと効果が現れ、1週間~10日で症状が良くなる。 |
【副作用】
免疫力が低下し、細菌感染しやすくなる。
副腎皮質ホルモンの機能が弱まり、分泌されなくなる。
皮膚が薄くなり、赤みやほてりが出る。 |
【副作用】
免疫力が低下し、細菌感染しやすくなる。
ほてり・痒み・ヒリヒリ感などの刺激感が出る。 |
【塗ってはいけない箇所】
皮膚以外の粘膜など |
【塗ってはいけない箇所】
皮膚以外の粘膜、おできやニキビ、ジュクジュクしている部分など |
【塗ってはいけない人】
様々なランクと種類があるので、医師の判断によるがこれといった禁止制限はない。 |
【塗ってはいけない人】
妊婦、妊娠の可能性のある人、授乳は避ける。大人用は16歳以下は使用しない、幼児用は2歳以下に使用しない。
体重10キロに1回1g、1日2回まで。1日10g超えてはいけない。
制限は色々とある。 |
【使用中の注意】
特にない。 |
【使用中の注意】
強い紫外線・日光を受けないようにする。 |
【使用を止める場合】
免疫力と副腎皮質ホルモンが低下しているため、リバウンド現象が発生し、以前より酷い皮膚炎を起こす。
必ず医師と相談して指示を受ける。 |
【使用を止める場合】
免疫力が低下しているため、多少のリバウンド現象は起こす。
ただし、副腎皮質ホルモンの機能は正常なため、ステロイドよりはリバウンドが少ない。
必ず医師と相談して指示を受ける。 |