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アレルギー奮闘日記
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06 副腎皮質ホルモンに良いサプリメントとは?
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前回の記事で、脱ステロイドによるリバウンド現象の怖さがわかったところで、サーヤの脱ステロイド失敗・成功談を書こう。
その前に、脱ステロイドの準備としてサプリメントを紹介したい。
やはりステロイド薬によって副腎皮質ホルモンの機能が低下しているので、まずはこれをどうにかするべきだろう。
また、ステロイド薬を使用していなくても、アレルギー体質の人や肌が弱い人、日常的に肌荒れに悩んでいる人は副腎皮質ホルモンの機能が低下している場合が多いらしい。
スキンケアや食生活に気をつけても肌が荒れる…という方は、まず血液検査を受けて副腎皮質ホルモンの分泌が正常値かどうかを確認してみよう。
さて、副腎皮質ホルモンの機能を回復させるサプリメントなんてあるのだろうか?
調べてみたら、意外とあった。
「パントテン酸」という栄養機能食品です。
聞いたことないし、何やら化学的な名称だな…と敬遠しちゃう気がするよね。
ではこれならどう?別名は「ビタミンB5」。ほーら、なんか一気に身近な気がしてきた(笑)
ビタミンB5(パントテン酸)はローヤルゼリーの主成分。
ローヤルゼリーは蜂が花粉や蜜などを食べて分解し生産する成分。
思い出した、ローヤルゼリーは昔に私が甲状腺ホルモン異常バセドー病になった時に知人に勧められて服用していたものだった。(いずれはこの病気についても書きます)
……ということは、ホルモン系に効果がある?
●ビタミンB5(パントテン酸)とは? |
ギリシャ語で「どこにでもある酸」という意味があり、多くの食材に含まれている欠乏しにくい身近なビタミン。
性ホルモン、成長ホルモン、抗ストレスホルモンの生産に関わりがある。
糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わりがあり、細胞の修復や免疫力を上げる効果がある。
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やっぱりホルモン系と関わりがあった。
どうやら甲状腺ホルモンの異常にも、ビタミンB5(パントテン酸)は良いらしい。
さて、具体的にどんな効能があり、副腎皮質ホルモンにはどのように作用があるのか。
●ビタミンB5(パントテン酸)の効能 |
○副腎皮質ホルモンの働きを強化し、合成を促す。
○抗ストレスホルモンを高め、ストレスを緩和する。(抗ストレスビタミンとも呼ばれている)
○ニキビを改善する。(ニキビの原因の一つである脂肪酸を分解し、ストレス性のニキビにも効果がある)
○皮脂の分泌を抑制する。
○皮膚や粘膜の健康を保つ。(口内炎にも効果がある)
○新陳代謝の促進や、コラーゲンの生成を助ける。(美肌効果)
○糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促進する。(エネルギーを作り、脂肪を溜めにくくする)
○善玉コレステロールの生成を促し、悪玉コレステロールを回収する。(動脈硬化や心筋梗塞の改善)
○免疫力を高め、風邪やインフルエンザの予防になる。
★欠乏すると、頭痛・疲労・倦怠感・イライラ・不眠・手足のしびれ・肌荒れ・発育不良などの症状が出る。
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…思わず、拝んでしまう効能である。
一種類のビタミンだけでこれだけの効用があるのだから、総合ビタミンのサプリもかなり身体に良さそうだね。
ここで、「抗ストレスホルモンを高め、ストレスを緩和する」に注目したい。
人体はストレスを感じると、副腎皮質ホルモンに刺激を与えて分泌させることで、ストレスを緩和させて健康を保とうとする仕組みらしい。
しかし、ストレスが強すぎるとビタミンB5(パントテン酸)の消費量が大きくなって欠乏していき、副腎皮質ホルモンが十分に分泌できなくなってしまう。そして、ストレスは緩和されずに溜め込み、免疫が低下して風邪を引いたり肌荒れを起こしやすくなる。
なるほど、ストレスと体調不良・肌荒れの関係は、ここにあったのか…。
アレルギー体質やストロイド薬の使用者に限らず、強いストレスがあり体調不良や肌荒れを感じている人はビタミンB5(パントテン酸)の摂取を心がけた方がいいらしい。
妊婦や授乳をしている女性もビタミンB5(パントテン酸)が欠乏しやすいようだ。
●ビタミンB5(パントテン酸)はこんな方におすすめ |
○肌荒れやニキビに悩みがある。
○アレルギー体質がある。
○口内炎ができやすい。
○風邪をひきやすい。
○強いストレスがある、ストレスを和らげたい。
○美しい髪を保ちたい。
○コレステロールが気になる。
○ステロイド薬を使用している、脱ステロイド薬をしたい。
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体内の副腎皮質ホルモンの分泌が非常に少なくなっており、ただいま脱ステロイド薬をしている自分には良さそうなサプリである。
…が、自分は軽度のフルーツアレルギーもあるため、皮膚科の院長にはビタミンCとブルーベリーのサプリを控えるように言われている…。
果たして、これを提案してみてOKがもらえるのか?
かなりドキドキしながら来院時に聞いてみた。
院長 「ビタミンB5(パントテン酸)、摂ってもいいです」
許可がキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!
というわけで、早速注文しました。
ビタミンB5(パントテン酸)単体のサプリメントは国産があまりなく、ほとんどが輸入品になる。
輸入物(特に食品)は警戒が強い自分だが、調べてみて納得した。
このサプリのメーカである米国では、人口の半分がサプリメントを服用しているサプリメント大国であり、訴訟社会でもある。
公共・民間のサプリメント監視団体も非常に多く、少しでもサプリメントに不具合や問題があればすぐに製造中止にされてしまうし、消費者から訴訟を起こされてしまう。
そうした社会背景があるため、サプリメントの安全性や品質には配慮しているらしい。
まぁすべての米国会社が安全とは限らないが、日本と比べるとサプリメント文化が進んでいることは確からしい。
私がこの商品に決めたのは、1粒1000mg(1日2~3粒が目安、1日2000~3000mg)という容量の多さである。
肌荒れやストレス緩和の目的で使用するなら、1日500mgでも十分すぎるくらいである。だが、自分は血液検査をして院長に「副腎皮質ホルモンの数値が非常に少ない」と危惧されているほど悪い状態なので、容量の多いものを選んだ。
しばらく服用して数値が正常値になってきたら、1日500mgに下げようと思う。
健康や美容のために…という人は、ビタミンB群のサプリがベストだろう。ビタミンB群サプリなら国産が数多くある。
さて、輸入品なのでAmazonで注文して、ハワイからの直送便で10日後に届いた。
メーカ社のサイトで服用方法や説明などを見るところ、ビタミンB5(パントテン酸)は水溶性という性質のため長くは体内に留めておけないらしい。しかし、このビタミンは常に体内にある状態が好ましいので、まとめ飲みではなく、1日に2.3回に分けて服用するのが好ましいらしい。
というわけで、1日3粒(1日3000mg)は多すぎるだろう…ということで、朝と晩の2回に分けて飲むことにした。
さて、開封して取り出してみると…
でかっ!!
なんというか、このへんがアメリカンだなぁ…(笑)…こんなサイズのサプリメント初めて見た…これ、飲み込めるの?
飲み込んでみた。
…ンッ、ングッ、グッ、…ゴックン!(汗)
…ちょっと、苦労した。
子供や老人には無理だね(汗)
そこで、ジャック父が言ってきた。
「アメリカのサプリメントは飲むんじゃなくて、水を使わずにかじって食べるもんなんだよ」
え、ホント?真偽はともかく、アメリカンだな~と納得はする(笑)
…かじってみた。ぐ、固い…水溶性とのことなので、ちょっと口に含んでみる。少し柔らかくなってきた。よし、かじろう。
ゴリッ、バキッ、ガッ、ガリン、ゴキッゴリン!
…サプリメントをこんな風にかじったの初めてだ…。
このかじる時、カケラは大きいままで飲んではいけない。とがったカケラがのどにひっかかって痛いからである(汗)
細かくかじり砕いてから、水で流し込みましょう。
子供や老人には、家族が細かく粉砕してから飲ませてあげましょう!
そんなわけで、妙なオチはついたが(笑)、ビタミンB5(パントテン酸)はオススメです。
★以下は、この記事を書いた半年後の追記★
パントテン酸を服用し始めてから、半年後に追記です。
どうなったかといいますと…まず、結論から。
その1 4ヵ月後に脱・ステロイド達成ィ━v(・ω・)v━!
その2 脂性肌が普通になったアァ━━(゚∀゚)━━!!
その3 ニキビ体質が治ったアァ━━━(;∀;)━━━!!!
個人的には、ニキビ体質が治ったのがめっちゃ嬉しい。学生の頃から長年の悩みだったし、どの薬もサプリもスキンケアもいまいち効かなかったので。
それがパントテン酸だけで劇的に治ったのにビックリして感激した!
しかし、脂性肌が落ち着いたのはどういうことだろう?
さらに調べてみたところ、なんとパントテン酸は「皮脂の分泌を抑制する」効用もあった!さっそく上記の効用リストに追加。
この皮脂の分泌が抑えられたことも、ニキビ体質に効果あったのだろう。またストレス緩和の効用もあるので、ストレス性ニキビにも効いたらしい。自分のニキビの原因は皮脂とストレスっぽかったしね…。
私は以前に何度もビタミンB2+ビタミンB6のサプリを服用してニキビを治そうとしたが、いまいち効果がなかったのである。
…それがパントテン酸だけで劇的に完治するとは…もっと早く出会いたかった…。
ありがたや、パントテン酸!!(拝)
…ってことで、脱ステロイドも達成できたし、何よりニキビ体質にお悩みの方には超オススメ!!!
さて、一粒1000mgのパントテン酸を朝晩に服用してきたが、上記のとおり肌が安定してきたので、一粒500mgに切り替えようと思って、以下のサプリに変更。
同じく、Amazonで通販の輸入品。
1000mgの錠剤とあまり変わらないだろうと思って、開けてみてあらびっくり。
小さっ!!(笑)
しかも、錠剤ではなくて、カプセルだった。
…同じパントテン酸でも、容量とメーカが違うだけで、こんなに差があるもんなのか。
これは子供や老人には500mgのものを服用した方が良さそうだなぁ(笑)
ただ、基本的に経口用の薬剤というものは、以下の順で吸収率が良いものである。
液体>粉>顆粒>錠>カプセル
つまりは、500mgはカプセルで飲みやすいが、吸収率としてはランクが低い。
だから飲みやすさを優先するなら500mgのカプセル、体質改善を優先するなら大きくて噛み砕く1000mgの錠、…と用途に合わせて使い分けるといいだろう。
さて500mgに切り替えて2ヶ月経つが、このくらいでちょうど良さそう。
時々、容量的に追いつかないのか少し肌荒れしてくるが、その時は飲む容量を増やすことで解決できるので、調整すればOK。
どちらでも良いが、実際に二つのサプリを服用したところ、やはり1000mgの方が効果が出ているように感じている。
あと、パントテン酸って意外と安い。
ほとんどの食品に含まれているビタミンなので、普通のビタミン剤と変わらない値段。
高くても2千円かからず、安いメーカだと700円台。(アマゾン通販だと時期によって少し変動します)
まぁ輸入品なので送料がかかりますが、それだけの価値はあり。輸入品は届くのに時間がかかるので、送料も考慮してまとめ買いがオススメ。
今回、サーヤが服用したのはこの二つです。
用途に合わせてお好きなほうをどうぞ。
【体質改善優先】
一粒1000mg 大きいので砕いて飲むこと。
【飲みやすさ優先】
一粒500mg カプセルで飲みやすいので子供・老人向き。
さて、次回は脱ステロイドによるリバウンド地獄に陥り、悪戦苦闘したサーヤの肌を写真画像付き(汗)で紹介します。 |
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