ユフィの記事
連載
01 大変 マサムネ君が吐いた／下痢った
02 マサムネ君今度は血尿
03 血尿の結果は膀胱炎
04 血液検査の結果は腎臓に異常なし
05 エサの変化 高いものはやはり美味しい
06 カリカリフード発売元の変更 否応なく変えた
07 またまた血尿 膀胱に腫瘍ができた！
08 マサムネ君 只今闘病中で 家族は大騒ぎ
09 血液検査の結果は投薬続行中
10 膀胱炎の再発でてんやわんや
11 新居に落ち着くまで元気で居て
12 仮住まいから新居に落ち着く
13（完結） マサムネ君はまつばら病院に転院して安心
ＴＯＰ
＞
リビング
＞ ペット
12 仮住まいから新居に落ち着く
食べ物の好みが変わった
９月半ばに仮住まいに転居、マサムネ君が生後３ヶ月から１７年間住み慣れた家を離れ、いよいよマンション生活に入る。
階段のある住み慣れた二階家の環境から、ドアで仕切られたマンション生活には、我々家族も内心は心配。
新マンションは購入済みで、リフォームに時間が掛かるので、徒歩１５分にある賃貸マンションに３ヶ月間だけ仮住まいの予定。
引越し当日は、長年お世話になったアマノ動物病院にシャンプーがてら預かってもらうことで決着。
いろいろと考えたが、当日の慌しさに逃げ出されても大変だし…。
引越し先では、ダンボールは半分だけ荷解きし、残りはそれぞれの部屋に積み上げての生活。
夕方、ジャックにタクシーで迎えに行ってもらって、そっと仮住まいに到着したが、少し不安気ではあってもなんとか３日くらいで落ち着いた。
とにかく日当たりの良いマンションで、しばらくは寒さは気にならない。
おばあちゃん愛用の椅子に座布団敷いて、マサムネ君の居場所確保。
どちらもマサムネのお気に入りのもの。
だんだん慣れてきて、自分で昼寝の場所も夜寝る場所も確保していた。
そして、食事がどんどん変わってきたのだ。
主食はロイヤルの腎臓病用（カリカリ）なのだが、それ以外のレトルトやおやつ類の好みが変化していく。
江東区の豊洲にあるビバホームに１階にあるペットショップ。
下北沢には無かったフードが珍しく、購入してみたらバッチリ好みだったらしい。
新生活になってから、朝食は家族全員になっていたから、朝はマサムネ君もいそいそと食卓の下で待っている。
「猫のごはん カップミニ」というもので、小さなカップ入りなのだが、今しっかり読んでみると、『いろいろな素材がゼリーの中にミックス』されているものらしい。
とてもお気に入りになったのだが、このカップのふたが表示通りには簡単に開けられないからイライラしてしまう。
カッターで切り取って与えるのだが、早く早くとせっつくから大変。
今から思えば、ゼリー状が気に入った理由だとわかるが…。
世田谷で大好物となった「Ｍiaw Ｍiaw 」は、大量に買い込んで来たのとまたビバホームには種類が少なかったので、さすがに飽きてきたらしく、だんだん食べなくなった。
前の家とは違い、マンションの台所はリビングに接しているから、夕食の準備に掛かる頃には、マサムネ君が覗きに来るようになった。
「なんか頂戴」としつっこくおねだりするので、試しに生肉をほんの少しあげたら病みつきになってしまった。
特に鶏肉のささみや豚肉の赤味が大好きになる。
さらに牛乳もお気に入りの味に。
子猫の頃、大好きだった雪印の「骨太」が発売中止になってから、１０何年ぶりかの復活で、「お腹がゆるくなるかも…」の心配も何のその、しっかり毎日少しだけ飲むようにもなる。
点滴は週２回から３回になり、１日置きで大変になって来たし、１ヶ月毎の検診の度にタクシーをチャーターして世田谷のアマノ病院まで通うのも、ジャックにとってもマサムネ君にとっても辛くなって来た。
車が止まったりする度に鳴くらしく、高速道路を走っているとおとなしいらしい。
それに点滴後のご褒美の「ちゅーる」にも飽きてきて、最近のお気に入りは「とろーり」なのだが、なにしろビバホームに行くのはバスだ。
ちょこちょこ行けないから、大量に仕入れに出かけることになる。
最近の「ちゅーる」は種類も豊富だが、「とろーり」も負けてはいない。
まぐろ味セクションに続いてささみ味セクションもあり、最近はちゅーるは全く食べなくなってきた。
レトルトでは「スープ系の味」が好きなようで、食べやすいのか具は残してスープだけ飲んでしまったりするから。カリカリは最近はほとんど口にしていない。
だから太らないのかな、どんどん痩せて軽くなっている。
一時は６キロ近い体重だったのに、ただいま４キロ近くでとても軽い。
ということで、何かと新しい味を見つけてはマサムネのご機嫌を伺うようになり、銀のスプーンの「ぷるぷるジュレ」とか「ハッピージュレ」とか、口当たりの良い食べやすい味を家族で探しては購入するようになった。
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