やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 大変 マサムネ君が吐いた/下痢った
02 マサムネ君今度は血尿
03 血尿の結果は膀胱炎
04 血液検査の結果は腎臓に異常なし
05 エサの変化 高いものはやはり美味しい
06 カリカリフード発売元の変更 否応なく変えた
07 またまた血尿 膀胱に腫瘍ができた!
08 マサムネ君 只今闘病中で 家族は大騒ぎ
09 血液検査の結果は投薬続行中
10 膀胱炎の再発でてんやわんや
11 新居に落ち着くまで元気で居て
12 仮住まいから新居に落ち着く
13(完結) マサムネ君はまつばら病院に転院して安心
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マサムネの老人食生活

07 またまた血尿 膀胱に腫瘍ができた!

一昨年の4月、血尿騒ぎから半日入院しての血液検査などの結果は急性膀胱炎で、「腎臓機能の低下の疑い」から、腎臓病予防処方のドライフード「ヒルズ」のカリカリフードを食べることになった。

予防薬と食事が一体化したものなのだから、安全安心だったし、よく食べるのでホッとしていたが、なぜかよく食べる割には太らない
お腹は太っていた当時の大きさで、タプタプした状態のままなのだが、体重が増えていないのは、吉なのか凶なのか。

元気に食事もし、たまにはネズミも捕まえて若返ったりしていたから、すっかり安心していた時に「また、血尿」でびっくり。
連続ではなく、1週間後に2回目、3日後に3回目、で「またまた膀胱炎か?」

よく見てみると、血が混じった尿と言うだけではなく、なんだか粒っぽい赤いものも混じっているような…。
ユフィには無理なので、丁度日曜日だったこともあり、サーヤが新しいペット用リュックバッグに入れての病院へ。

真夏のことだから、少しでも涼しくと朝一番で出かけたのだが、みんな考えることは同じらしく、とっても混んでいたようだ。
マサムネ君は、おとなしくバッグの中で丸くなっていたとか。

そして結果は「膀胱に腫瘍」と言われて、粉薬の「抗生物質+止血剤が朝夕2週間分」と「痛め止め1日置き1週間分」をもらってきた。
検査と薬で支払いは、0.9%の値引きでも16.135円也。
エコー写真

サーヤは「懐に痛かった」と言っていたが、前回は血液検査もしていたから、16.000円とほぼ同額。
今回は検査よりも薬代が高くて、抗生物質が14日分で7.000円、痛み止めが7日分で2.100円、合わせて9.100円と大部分占めている。
粉薬2種類薬の説明
請求書1

説明では、「普通はオペで取り除くが、年齢が16歳と高齢のため薦められない」「良性の場合もあり得る」「今後も腫瘍の大きさ確認のために定期的にエコー検査をする」「血尿は今後も起こる可能性がある」等々。

で、薬を全部飲み終わった2週間後に、再診することになったのだ。
ユフィは翌日の暑い朝一番で、マサムネ君の薬用おやつ購入の為だけにスーパーへ。
前回の服薬に使用した「大好きなおやつ」を、新発売のものと2種類買った。
おやつのちゅ~る

早速スープ状の黄色のチューブ、痛み止めの粉薬と混ぜて昼間与える。
もう大興奮状態で、綺麗に舐めてしまった。
マサムネ君にとっては「うわあ、物凄い美味しいおやつだぁ」と思ったことだろうが、ユフィは「粉薬に臭いや苦い味は無いのか」とちょっと不思議。

夜は大好物のレトルトフードに混ぜて、朝は液状おやつ「まぐろ味」に混ぜてやる。
もう「ちゅ~る」には夢中で、それからは朝起きると「早くくれ」と煩い
カリカリフードを食べた後でも、薬入りおやつはしっかり残さず食べる。

そして8日後、又少し血尿があったのだが、それ以後は落ち着いた様子。
ジャックやサーヤは気付かないようだが、ユフィには少しずつ元気になっているのが分かる気がするが、1日中一緒にいるからだろうか…。

そして、しっかりと毎日朝晩の抗生物質と1日置きの痛み止めの薬を続け、2週間後の土曜日、小雨の中を病院にサーヤと向かった。
その前日の夕方、なぜかなかなかオシッコをしないので、頼まれていた「尿検査用の尿」が取れずに困ったいたら、『オシッコしたぞ』とジャックが呼ぶ声。

それっと飛んで行き、シーツの裏のビニールをはさみで切り、吸い込み用のスポイトで尿を採ろうと奮闘すること何分か。
とても量が少なくて、チョッコッとしか採れなかったのだが、何回か重ねて採るのもどうかと考えて「少しだけでもいいかな…」とそのまま持参。
尿のスポイト

結果は「病院で直接膀胱から採ったほうが、量も多いし簡単なので」だって。
でも膀胱から採取って、マサムネ君にとっては苦しいんじゃないのか?
心配だが仕方がないし、慣れないことは失敗するし、全てお任せすることに。

そして今回は院長先生が診てくれたらしく、手術のことは口にしなかったようだが、「抗生物質は細菌性の膀胱炎などに効果があるのだが、血尿があるということは膀胱炎ではなく、膀胱のポリープが原因と思われるので、【痛み止め・消炎剤の薬】を続けて様子見し、また2週間後来院」とおっしゃったらしい。

尿検査の結果は、「尿に血が混じっている」以外は正常の数値みたいだ。
「ポリープからの出血が考えられる」状態らしい。
最初の診察は副院長だったけれど、『ずっと炎症を抑える薬を飲み続ける方法』も示唆されたから、手術でポリープ除去は無いようだ
尿検査結果

1日置きの薬だけになり、1回250円の抗生物質はなくなったから、費用はうんと安くはなったのだが、ポリープの件が悪性だったらどうしよう。
元気になったのは、炎症止めの薬の効果だと言われたみたい。
炎症止めの薬
請求書2

次回の2週間後、再度尿検査と超音波検査をするらしい。
帰宅してすぐにユフィの顔を見て、もの欲しそうにしているから、美味しいおやつが食べたいのだろう、嫌いな病院を我慢したご褒美のつもりかな。

抗生物質はなくなったから、今後の美味しいおやつ(薬用)は、残念ながら1日置きになったぞ、マサムネ!
でも、マサムネにとっても甘いサーヤが、「なるべく美味しい食事を買ってきて」と言うから、夕食のレトルトは最高級品ばかりになった…。
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