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マサムネの老人食生活
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02 マサムネ君今度は血尿
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14歳になったとたんに病院通い
3月の誕生月検診を終えてから、吐くは下痢るは、の大騒ぎをしたマサムネ。
なんとか人用の胃腸薬で落ち着いて、ホッとしたのもつかの間。
ペットシーツの尿の色が赤いことに気がついた。
「血尿」だ。大変だ。今度こそ病院行きだ。
ちょうど翌日は、ジャックのお休みの日。
先月の検診日は雨だったが、今回は大丈夫そうなので、ジャックに自転車で送ってもらうことにする。
さすがに血尿のシーツを見ては、「厭だ」とは言えなかったみたい。
ジャックは動物病院が大嫌いなのだ。
できれば行きたくないのだが、ユフィが自転車に乗らなくなったので、仕方がないとあきらめた様子。
前回入れていったペットキャリーは、大きくて重すぎるので、今まで使用していた籠にする。
これはマサムネが赤ちゃんの頃から使用していて、自転車の荷台にはちょうど良い大きさだ。
寒くもなく晴れたので、自転車でも今日は大丈夫だろう。
先にバスで病院へ向かう。
外で待っていると、程なく遠くの坂下に自転車の人影。
無事に到着。籠に入れて自転車にくくりつけ、こぎ始めたところで『ニャーニャー』と鳴いたらしい。
今までの経験でそれは分かっていたし、腰の辺りを爪でひっかくことも同じだったらしい。
一応「血尿」のシーツは持っていったのだが、尿自体が必要で、シーツに沁みたものでは検査できないらしい。
ともかく診察室に入り、いろいろと調べた結果、「膀胱炎」か「腎臓炎」の疑いがあるので、精密検査が必要とのこと。
尿が少し溜まっている状態なので、採って尿検査もするとのこと。
覚悟していたので、電話をもらうことにして、マサムネは預けてひとまずは帰ることに。
ジャックはそのまま自転車で代官山に買い物に行く、と言うので病院前で別れる。
バスで帰宅。
しばらくして電話があり、「血液検査をしたいので、5時過ぎにお迎えに」とのこと。
血液検査には、絶食させなければならないので、今まで検査したことが無いのだ。
ちょうど良い機会でもあるし、どうせならきちんと調べてもらったほうが良いのは当然のこと。
朝9時すぎに病院に行ったので、8時間絶食で血液検査をし、5時のお迎えということに。
その間、落ち着かなかったが、仕方なくパソコンに向かって仕事をした。
5時前にお迎えに。
ユフィを見ても、あまり嬉しそうにはしない。
ここが犬とは違うところ。
マルチーズのユメの脚の手術後のお迎えの時には、もう大変な喜びようだったのに。
このときに手術してくれた先生が、今はこの病院の院長さん。
検診の日はお休みだったのだが、今日は院長が対応してくれるので、すごく安心だ。
ユメの手術の見事さから、絶対的な信頼を置いている先生だからだ。
「膀胱炎でしょう」という説明を受け、更に病院での簡単な検査では、腎臓の働きが弱っている様子とのこと。
尿検査での尿が薄いのだそうだ。
腎臓のレントゲン写真も見せてもらい、腎臓肥大・結石などはない、と言われた。
半分ホッとするが、詳しい血液検査の結果が出るまでは安心できない。
なにしろこのところ、体重が落ちてきているのが気になっているのだ。
太りすぎなので、サーヤはちょうど良いチャンスと言うのだが…。
腎臓に疾患がある場合、家庭で注射をしなければならなくなることもあるそうだ。
後で聞いたジャックとサーヤが「いやだぁ」と喚いていた。私だって厭だ!
さて、お支払い。このためにサーヤから1万円ふんだくり、ユフィの預金から1万円下ろしてきたのだ。
17.000円弱。足りた!良かった。
足らなかったら恥ずかしいし、動物病院は高額なのはよく分かっている。
帰りは自宅前までタクシーで帰還。
マサムネは「ウンもスンも言わずに静かに」籠から出てきた。
帰ることができて、きっとホッとしただろう。
何しろ、病院に半日とは言え「入院」したのだから。初めての経験で、意気消沈した様子。
膀胱炎と診断は出たので、お薬も出た。1週間分で、粉薬。
先日の下痢で食べさせたおやつがまだあったので、早速混ぜて与えてみる。
何しろ9時間以上絶食は始めての経験、お腹はぺこぺこのはず。
大好きなおやつに大喜び。綺麗に食べてしまう。
そして、2日くらいは「おやつ中心」の食事になる。
前回の下痢騒ぎが、今回の投薬に生きたのだから、良かったと言うべきなのだろうか。
『薬は1週間は、血尿が落ち着いても服用を続けなければならない』とサーヤがネットでの調査を披露。
1日に3回、おやつに混ぜての投薬。
3日目くらいから、血尿は治まってきた様子。
次の日と3日後のシート
そして「ねこのきもち」の付録に気がつくのは、大変な1日が終わった後のこと。
「愛猫の家庭の医学」に尿の色や臭いのチェック方法が。
オレンジ色は「膀胱炎や結石が原因、臭いが強い場合も同じ。
色や臭いが薄いと慢性腎不全、糖尿病、その他の病気が疑われるとのこと。
先生の話の通りだけれど、早く見ていたら心配が先にたって不安な夜を過ごしていたかも知れない。
後で良かったたのかも…。
血液検査の結果、餌の変更、投薬など色々な話は続きで。 |
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