やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 大変 マサムネ君が吐いた/下痢った
02 マサムネ君今度は血尿
03 血尿の結果は膀胱炎
04 血液検査の結果は腎臓に異常なし
05 エサの変化 高いものはやはり美味しい
06 カリカリフード発売元の変更 否応なく変えた
07 またまた血尿 膀胱に腫瘍ができた!
08 マサムネ君 只今闘病中で 家族は大騒ぎ
09 血液検査の結果は投薬続行中
10 膀胱炎の再発でてんやわんや
11 新居に落ち着くまで元気で居て
12 仮住まいから新居に落ち着く
13(完結) マサムネ君はまつばら病院に転院して安心
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マサムネの老人食生活

08 マサムネ君 只今闘病中で 家族は大騒ぎ

通院3回目 血液検査で8時間絶食の顛末は?

2回目の血尿騒ぎは、「膀胱に腫瘍」ができていての投薬による治療になった。
そして2回目の検診で、「抗生物質が効かなかったから膀胱炎ではない」と判明し、尿検査でも濯血が多いので、手術ではなく1日置きの投薬に決定。
尿に蛋白と血が多い
粉薬

「消炎剤・痛み止め」の薬だけで、3週間後に血液検査のため通院との事。
この薬の投与で「少し元気になったみたい」なのだが、薬用のおやつがとっても気に入ったマサムネ君は、早朝出かけるジャックにもらった鰹節の残りと一緒に、とても綺麗に舐めとってしまうほどのお気に入りに…。
薬入りおやつ

前回の抗生物質と炎症止めの投薬で、すっかり毎朝の美味しいおやつに慣れたマサムネ君、起き抜けのユフィにおねだりの声を上げてまとわり付く
たまには根負けして、薬無しのおやつも上げざるを得ない状態に…。
夢中で食べる

ともかく物凄い食欲で、カリカリご飯は好きなときに食べたいだけ食べ、夕食時には真っ先に食卓近くに陣取って、レトルト入りの食事が1袋では足りないほどたらふく、そしてユフィの昼食とお三時にもお相伴する。

夕食の用意をするために台所に立つと、「何かないの?」と催促してくっついて離れないし、伸び上がって爪で脚を引っ掻くし…。
生の豚肉と鶏肉、蒸した鶏胸肉やささみ、刺身などを要求するのだが、何時も用意していないから、あげたりあげられなかったり…。

「見ていてかわいそうだ」とジャックが、昔の懐かしい「ねこちゃんのおやつ」のスティックを、渋谷で買ってきてくれた。
飽きて食べなくなっていた筈なのに、なんと物凄く喜んで食べる
どうなっているのか分からないまま、家族中がマサムネに甘くなってしまった。
昔懐かしいおやつ

そして、不思議なことが…。
大便の臭いがしなくなったこと、形状は確かに便なのに色と臭いがまったく別物で、灰色っぽいし全く臭くないのだ。

抗生物質投与がなくなった週の半ば位から、灰色で少し軟便状態からいつもと同じコロン状態に戻った頃、臭いも戻った。
薬の成分の影響としか思えないが、その逆に血尿は相変わらずに多い。

近所の15歳のソックスちゃんのおかあさんに「マサムネ君元気ですか」と聞かれて「実は膀胱に腫瘍が…」と応えたら、「去勢すると発症が少ない、と聞いているのに」と慰められた。
えー、知らなかった、そうだったら良かったのに…

そして、いよいよ3回目の受診日が近づいて「8時間絶食だから、夜中の12時を過ぎたら何もあげちゃダメ」とサーヤが何日も前から煩い。
その度に落ち込むジャック。
カリカリ餌の食事場所で寝ているから、夜中の何時でも気の向いた時に「ご飯頂戴」と起される習慣がついているのだ。

マサムネは始めは母が面倒をみていたから、母の部屋の座敷に餌場がある。
そして、現在の2階の部屋・サンルームと和室は、主にジャックの部屋になっているのだ。
餌場の近くに寝ているジャックを起すことで、効率良く餌がもらえるのだから、わざわざ1階のユフィのベッドまで催促には来ない。

起しにきたとしても、絶対に起きてあげないから、当然なんでも意のままになるジャックが狙われることになる。
それが分かっているから、起されることよりも起しても餌をもらえないマサムネの気持ちが可哀そうで、早くから落ち込み状態だ。

そして、前日金曜日の夜中12時まで起きていたユフィは、2階の餌入れを廊下の棚に上げ、1階のおやつ用入れ物を戸棚に隠す。
そして就寝、土曜日は出勤するのはジャックだけ、朝食時に「食べ物くれ!」と大騒ぎしたのだろうが、もらえないから我慢したみたい

いつもよりちょっと煩く、ユフィのベッドにも上がったりしたけれど、知らん顔されて流石に何か感じたか、あきらめた様子。
朝食はユフィ一人で、ソソクサと急いで食べてサッサと片付けて…。

9時の開院に間に合うように、サーヤにペットリュックに詰められておとなしく行った。
帰宅したらすぐに、おやつもカリカリ餌も食べられるように準備して待つ
朝一番に行ったのに、もう先客が2組も居て、時間が掛った様子。

状態には全く変化がなく、薬の副作用の吐くは2日前に1回だけ、食欲が衰えることもなく、便も普通に変わることなし。
腫瘍も大きくも小さくもなっていないし、簡易血液検査にも異常は無いらしい。
エコー写真
検査結果
簡易血液検査

「症状が落ち着いている、食欲もあり、元気な状態ならば、このまま投薬で様子を見る」という結論で、更に「本格的な血液検査の結果待ち」で、2週間後に再診とのことだ。
別途の血液検査代が高いから、前回と同じ1万円近い請求になった。
請求書

帰宅したマサムネ君、早速薬無しのおやつをもらって大喜こびで食べ、2階の餌場に飛んでいき、これもたらふく食べたみたいだ。
8時間絶食と半日入院のどちらがマサムネにとっては厭なのか?
血液検査の度に、大騒ぎは避けられないのだろう。

ともかく元気になったように見えるが、物凄く食欲旺盛なのに全く太らないのがとっても不思議。
4㎏台でお腹がヘっこんでいるのが、ユフィには痛々しく見えるのだが…。
おやつ後満足の舌なめずり
お腹が萎んで見える

階段は勢いよく走って上れるし、外にも出たがるし、獣医師からは「16歳には見えない、若く見える」と言われているマサムネ君。
闘病生活が、何時まで続くのか心配だが『ガンバルしかない』から頑張れよ。
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