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日本 感覚旅行
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街の歴史ですか?まあ、そんな堅いこと言わないで。文化ねえ、それまあ置いといて、そこの気分感じてみましょうよ。日本のいい感覚、見つけましょ。 |
01 陶器のある散歩道 絞り染めのある旧東海道 常滑から有松まで
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名古屋で、ひつまぶし食べて、いや、味噌カツでもいいんだけど、夕方までちょっと時間があるけど、どうしよう。といったシチュエーション、どうぞこんな散歩道へ。
常滑(とこなめ)は陶器の街、日本の六大古窯の一つに数えられるところ。名古屋から、中部国際空港へ向かう名鉄・常滑線の終着近く。私は陶器の街としては、同じ愛知県の瀬戸市と、栃木県の益子町しか知らないのですが、いずれも陶器市に出かけたところで、街の様子や、魅力についてはよく知りません。まあ、買う、という実用一点張りの所だったような記憶しかありません。
常滑は、全く逆の印象で、買っても買わなくても、陶器の雰囲気に触れるという意味では格好の街といえます。案内によって、急ぎ足で一時間で回れるコースや、二~三時間コース、半日コースなどいろいろあります。
常滑の絶景ポイントの一つ
陶器の壷が崖の壁になっている道や、歩道に敷き詰められた道、を歩いていると、様々な工房に出会えるという訳です。中に入るもよし、窓に飾られた作品を鑑賞するもよしの、楽しい道のり。
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国内最大級の登り窯、現在は休止 |
けったいな家発見。店でも工房でもない 駅前の招き猫いっぱいの店で
ような、入るのもためらわれた
最近は途中に、焼き団子を売る店があって、一串食べながら歩く人も見かけます。ところで、散歩の途中、柱に空き缶が下がっているところがあります。何だろう、と思っていたら、団子の串が入っているのがありました。串のゴミ捨て用の空き缶だったのですね。
常滑焼のぐい飲みくらいは、買って帰りたいところですが、常滑焼で忘れてはいけないのが、招き猫です。当サイト『リビング』の「ホワイトデーも合格祝いも 招き猫」を参照していただけると、詳しく書いてありますので、そちらをどうぞ。
有松へ
一方、名鉄・名古屋本線で、有松へ。
旧東海道にある古い町並みが見られるのが有松。ここは『有松絞り』という伝統工芸で有名な町でもあります。このテーマに従って、歴史・文化はネットにおまかせ。
本格的な着物から、小物まで扱うところもあって、二時間程度の散歩には格好の街です。
有松で見つけた『うだつ』。「うだつがあがらない」ということわざの基になった日本建築の様式。卯健 宇立 などと書きます。建物の小柱として、また防火壁、そして装飾としての美しさも取り入れたもの。競って大きなものを建てたといいます。
それにしても「うだつをさげる」という言い方はしないし、「うだつをあげる」とも言わない、フシギな日本語です。
有松絞りの工房『久田』の入り口と、中の庭園。土産品も買える。
有松をぶらぶらしていたら、こんなレトロなものを扱っている店、というか、小博物館に出っくわしました。扉は閉まっていたのですが、呼び鈴押して、館主に出てきてもらい、案内してもらいました。
飛んで火に入る虫となり、30分以上も説明されて、ようやく退散。 |
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