やましたさんちの玉手箱
ジャックの記事
連載
01 陶器のある散歩道 絞り染めのある旧東海道 常滑から有松まで
02 一番早い春 指宿の菜の花
03  水の都の本場は 松江だ 夏でも冬でも水は心だ
04 宇和島へ みかんを味に行く
05 春はタンゴに乗って 北近畿たんご鉄道
06 雪の壁を見に行く 立山・黒部 アルペンルート プラス さくらえびとほたるいか
07 花燃ゆ 萩の町 または夏みかんの里
Powered by fun9.net
TOP > 外出 > 旅行

日本 感覚旅行

街の歴史ですか?まあ、そんな堅いこと言わないで。文化ねえ、それまあ置いといて、そこの気分感じてみましょうよ。日本のいい感覚、見つけましょ。

01 陶器のある散歩道 絞り染めのある旧東海道 常滑から有松まで

 名古屋で、ひつまぶし食べて、いや、味噌カツでもいいんだけど、夕方までちょっと時間があるけど、どうしよう。といったシチュエーション、どうぞこんな散歩道へ。
 常滑(とこなめ)は陶器の街、日本の六大古窯の一つに数えられるところ。名古屋から、中部国際空港へ向かう名鉄・常滑線の終着近く。私は陶器の街としては、同じ愛知県の瀬戸市と、栃木県の益子町しか知らないのですが、いずれも陶器市に出かけたところで、街の様子や、魅力についてはよく知りません。まあ、買う、という実用一点張りの所だったような記憶しかありません。
 常滑は、全く逆の印象で、買っても買わなくても、陶器の雰囲気に触れるという意味では格好の街といえます。案内によって、急ぎ足で一時間で回れるコースや、二~三時間コース、半日コースなどいろいろあります。
常滑 コスモスと煙突
常滑の絶景ポイントの一つ

 陶器の壷が崖の壁になっている道や、歩道に敷き詰められた道、を歩いていると、様々な工房に出会えるという訳です。中に入るもよし、窓に飾られた作品を鑑賞するもよしの、楽しい道のり。
常滑 工房の窓常滑 工房の作品

常滑 陶器の壷のある道
常滑 陶器の壷が崖になっている道 常滑 登り窯
国内最大級の登り窯、現在は休止

常滑 屋根や壁に作品が載った家
常滑 雑多な陶器が家を囲んでいる常滑 招き人形の店
けったいな家発見。店でも工房でもない 駅前の招き猫いっぱいの店で
ような、入るのもためらわれた


最近は途中に、焼き団子を売る店があって、一串食べながら歩く人も見かけます。ところで、散歩の途中、柱に空き缶が下がっているところがあります。何だろう、と思っていたら、団子の串が入っているのがありました。串のゴミ捨て用の空き缶だったのですね。

 常滑焼のぐい飲みくらいは、買って帰りたいところですが、常滑焼で忘れてはいけないのが、招き猫です。当サイト『リビング』の「ホワイトデーも合格祝いも 招き猫を参照していただけると、詳しく書いてありますので、そちらをどうぞ。


有松へ
 一方、名鉄・名古屋本線で、有松へ。
 旧東海道にある古い町並みが見られるのが有松。ここは『有松絞り』という伝統工芸で有名な町でもあります。このテーマに従って、歴史・文化はネットにおまかせ。
 本格的な着物から、小物まで扱うところもあって、二時間程度の散歩には格好の街です。
有松 旧東海道の町並み
有松 うだつ
 有松で見つけた『うだつ』。「うだつがあがらない」ということわざの基になった日本建築の様式。卯健 宇立 などと書きます。建物の小柱として、また防火壁、そして装飾としての美しさも取り入れたもの。競って大きなものを建てたといいます。
 それにしても「うだつをさげる」という言い方はしないし、「うだつをあげる」とも言わない、フシギな日本語です。

有松 絞りの店久田有松 久田の庭
有松絞りの工房『久田』の入り口と、中の庭園。土産品も買える。

有松 小博物館の看板一覧
 有松をぶらぶらしていたら、こんなレトロなものを扱っている店、というか、小博物館に出っくわしました。扉は閉まっていたのですが、呼び鈴押して、館主に出てきてもらい、案内してもらいました。
 飛んで火に入る虫となり、30分以上も説明されて、ようやく退散。
知識ゼロからのやきもの入門

幻冬舎
売り上げランキング: 96,092
有松しぼり (伝統の染織工芸意匠集)
竹田 耕三
グラフィック社
売り上げランキング: 526,468
ヤマキイカイ 常滑焼 宝龍黒千段セラメッシュ急須 Y-274
ヤマキイカイ
売り上げランキング: 116,328
開運「金運」 ハッピーキャット 親子 イエローSAN1224
サンアート
売り上げランキング: 80,228
▲ページTOP