やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 ベンガル猫の日常 アムールと椅子
02 ベンガル猫の日常 寝姿
03 ベンガル猫の日常 かくれんぼ
04 ベンガル猫の日常 寝姿1年間
05 ベンガル猫の日常 眠れないよ
06 キャットトンネルにはまる
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05 ベンガル猫の日常 眠れないよ

ビビリで神経質なアムールのある夜 眠れないよ~

原因は、「そろそろ暑くなるからベッドを綺麗にしてあげよう」と言う家族の気遣いから。
毎朝アムをケージから出す前に、ジャックが「すずめのエサ・クッキーを砕いたもの」をベランダに蒔いてあげて、それからアムを出すのが習慣。

その夜のこと、ベッドに入ったアムがすぐには寝ないで、なんだか「ニャーニャー」鳴いてぐずっていた。
いつもは「ちゅ~る」をもらって、お気に入りのエサも食べる終わるとおとなしく寝るのに『どうしたんだろう?』と言う疑問、朝になって分かった。

ジャックがケージの上に「スズメのエサのクッキー屑」を乗せたままにしたから、アムが面白がって下からつついて真下にあったハンモックとベッドが屑だらけらなってしまい「心地良く眠れない」と文句を言っていたのだ。

もう、悪戯好きで神経質でうっさい奴だ。
丁度良いからと、ベッドもハンモックも「抜け毛でいっぱい」だし、ついでに綺麗にしてひっくり返したら、夏用のツルッとした面が出てきたので、涼風の夏バージョンを購入しなくても済む、と家族は思ったのだ。





ここからが『我が家のわがまま息子・アムールの真骨頂』が始まった。
気持ちよく寝てくれると思ったのに、先夜と同様に下のベッドに潜り込んで寝るのだ。
夜中だから、写真を撮る為に起きなかったから、朝の目覚めをパチリ。



こんな夜が2日続いて3日め、サーヤが「ハンモックとベッドの間が狭すぎて、飛び乗れないんじゃなあい」と言い出して、ツルツルの面を上にして吊っていたハンモックの位置をギリギリまで柵に寄せて吊り直した。


ベッドで寝なくなった時、ユフィは「もしかしたら足が痛くて、飛び乗れないのか?」と思い、抱いてベッドに乗せたのに下に戻ってしまって「もうっ」と半分お冠状態だった。
それ以来2日間、「抜け毛が無くなってしまって寂しいのか?」「つるつる面が嫌なのか?」「どこか体調がおかしいのか?」いろいろと考えてしまう。
そして、4日目の夜11時過ぎ、サーヤが無理やりべッドに乗せて問題は解決。
朝までベッドで寝ていて、一件落着する。

自分でハンモックから身を乗り出して、ベッドに移るところも確認。
別に体調のせいではなく、ただ気分の問題なのかな?




とにかく『神経質でビビリの性格は、ちっとも治らない』のだ。
1ヶ月前には、「ネコの顔の写真のティッシュペーパーの箱」に半分怖い・半分興味津々だったし、先日は「ネコトイレの下の引き出し」が掃除中で天日干しで空いていたら、トイレにも入れないで「ビクビク」しながら眺めていたし…。

サーヤ曰く「以前のペットのマルチーズのユメはお母さんベッタリで家族には噛み付いたし、去年逝ったマサムネ君は誰にも懐いていて良い子だったし、アムールはビクビクして家族にも懐いているのかどうかだし、ペットって難しいね」だって。

それでもアム君、ケージからジャックに出してもらうと、一直線に「ネコ草」に向かって食べ終わると、ユフィが何処に居ても「挨拶に来る」可愛い子。
すっかり大人になったら、少しは落ち着くのかな?
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