ジャックの記事
連載
01 ボルドーへ ワインのお勉強
02 カリフォルニアの青い空 冷たく冷えた白ワイン
03 海中巨大神殿 水中巨大うなぎ ポナペ島の大ふしぎ ポナペ(その1)
04 フィッシングも ダイビングもしない ポナペ島の 何もしない至福の時(その2)
Powered by
amaprop.net
TOP
>
外出
> 旅行
海外 感覚旅行
03 海中巨大神殿 水中巨大うなぎ ポナペ島の大ふしぎ
ポナペ(その1)
なぜ、ポナペ島などに出かけることになったか。は、早い話が、仕事仲間の母上のご友人が「ポナペ島に人工の海岸を作り、コテージ風のホテルをオープンします。ついては、ホテル代はサービスしますので、航空券だけのご負担で、いらっしゃいませんか」という、おいしいお話を頂いたのです。これは、乗るっきゃありません。
ジャックはこれに前後して、ノルウェー船籍、五つ星の客船の処女航海に体験乗船しませんか、航空券もクルーズ代金も必要ありません、というチョーおいしいお話にも乗っているのですが、こちらはまた別途ご紹介。
ミクロネシア諸島・ポナペ島でいろいろ検索出来ますので、概要はそちらにおまかせ。ダイビングとフィッシングの雑誌には常時、記事が掲載されている島です。グアムからミクロネシア航空で行きます。後で分かったのですが、これに先立つこと数年前、ポナペ島の上空は飛んでいたのです。
この時は、「デューティーフリー・ショッパーズ」各店の統合カタログを作る広告代理店の仕事で、サイパン、グアムからホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、アンカレッジまでの一ヶ月ロケの途中でした。
グアムからホノルルまでの飛行機に乗り込んだ時のこと、客の全てがフィリピン人の男。それ以外は私たち日本人5名のみ。東洋人と思われるスッチーが“日本の方ですか”と聞いてきたくらい。全員がフィリピンからの出稼ぎなんだそうで、マニラからホノルルまでの航空路でグアムに立ち寄った、ということ。この時に、ポナペ上空を通過していたという次第。それがどうした。
で、成田からグアムへ。この飛行機、故障で半日遅れ、おかげでグアムからの連絡便なし、グアムのホテルに一泊、翌日夜までグアム観光のオマケつき。
さて、ポナペ。ガイドがいるわけでもありませんで、オーナーの知り合いの『KIOSHI』なる、少し日本語がわかる、前期高齢者にして、すぐにおばさんやご令嬢のおしりを触りたがる、という笑顔は絶えないおっさんの案内で、まずはポナペ名所へ。
●
ホノルルのダイヤモンドヘッドを彷彿とさせる岸壁。ナンマドールにはこんな船で出かけます。最初に連れて行かれた庁舎にあった旗、何の旗だか、聞いたけれど忘れた。
ポナペ最大の名所は
『ムー大陸の原型』
といわれる
『ナンマドールの遺跡』
へ。10名ほどが乗れる小船で1時間あまり。この小船の1時間がとんでもないことに。熱いな、とは思ったものの、南の島なら当然か、で済ませてしまっていたのですが、実は、ここの紫外線は、日本の夏の5倍くらいはある、とは帰ってから聞いたこと。夕方、油を塗ってくれたものの後の祭り。島に滞在中に一度目の皮むけ。日本へ帰るときには、二度目の日焼けで、顔面真っ黒、所々白くひび割れというすさまじいご面相が一週間も続きましたよ。
さて、ナンマドール。なるほど、といえばなるほど。古い石垣が海上に並んでいます。この城壁は海中に続いているのですが、「塀」の向こうは外洋で鮫が多いので、とても深くまで調べられないのだとか。本格的な調査があると興味がつきないかもしれない。未だに「テレビが初潜入」なんて番組観たことないから、不思議なままなのかもしれません。
写真にもありますが、こんなところに子供が船で遊びに来ています。どうやら、おねだりが半分のお遊びみたいなようです。
帰りには、白い砂浜の小さな無人島に寄って、海水浴。
翌日のKIOSHI氏のお勧めは
『巨大うなぎ』
。ニホンウナギの稚魚は、グアム近くのマリアナ諸島近海で生息するというのは、比較的最近になって発見されたもの。ポナペにウナギがいるのは不思議でもなんでもありません。また、ここの人たちにはウナギを食べる習慣がないので、川や池に棲むウナギは成長する一方。清流に棲むウナギは巨大化する一方なのです。
あるお宅の庭に流れる小川に連れて行ってもらいました。なにやら缶詰持参。何の動きもない川辺で、缶詰カンカン。中身を流し始めたら、なにやら、いきなりざわざわ。たちまち、黒い、長い、光るものが押し寄せてきました。見物の女性“ギャッ”。とにかく今まで見たことのない巨大うなぎです。うなぎを見に行く、と言われていたからうなぎなのですが、いきなり飛び出されたら、誰だって“ぎゃっ”ですよ。
●
これは食べる気にはならない
この辺の子供たちは、もちろん、よく水遊びをするのですが、よく、お尻など噛まれるそうです。怪我をするほどではないけれども、けっこう痛いそうです。
ポナペの美しい自然は別項、その2で。
Powered by
amaprop.net
▲ページTOP