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海外 感覚旅行
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02 カリフォルニアの青い空 冷たく冷えた白ワイン
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前回の感覚旅行、フランスのボルドーを紹介しましたが、西のワインがボルドーなら、東のワインは、カリフォルニアワイン、サンフランシスコ郊外のナパバレー周辺に点在するヴィンヤードの一つ『スターリング・ヴィンヤード』を訪問。
前回、カバン持ちとして同行させてもらった「葛飾で酒店営む社長」は、今回奥様同伴。
社長の薀蓄をまず。
「ボルドーは気候的には少し寒くて、ぶどうより、むしろりんごの栽培に適していた所。防風林の整備やら、河川の引き込み、砂利の運搬などして適地として発展していった場所。ノルマンディー周辺ではりんごが産地で、いわゆるシードル・リンゴワインが名産になっているくらい」。
「で、カリフォルニアのナパバレーだけれど、気候的にはこちらの方が適地、ボルドー地方より後発で、バレー中心に土壌改良など進め、最近では、ボクの店なんかにはなかなか入ってこないような高級イメージのワインになってしまっているね。樽に詰めた頃から、世界のバイヤーが値をつける状態で、メーカーもなかなか手を出せなくなっている状態なんだよ」
といった話をしてくれました。
サンフランシスコ市内からバスで数時間。
ボルドーと違うところは、名の通り渓谷にワイナリーが点在しています。スターリング・ヴィンヤードへは、ケーブルカーで登っていきます。
お国柄といいますか、土地柄といいますか、ハリウッドのスターがワイナリーを買い取ったり、自ら経営したりと、一般の人には見られない特殊なワイナリーもあるようです。ここでは、一部観光客用に貯蔵したカーブの様子など見学できますが、お目当ては屋上にあるテーブルでのワインの試飲、というか、人によっては本格飲酒。
これがカリフォルニアの青空か、というようなすばらしい天気で、テーブルの白がまぶしいくらい。バレーが見渡せる眺めもすばらしいものです。
ワイナリーにあるケーブルカーの駅に到着
ワイナリー屋上からのバレーの眺め バスの途中で出会ったワイン運搬の列車
食事をしたレストラン
この日は日曜日。サンフランシスコの町でもジェット機の編隊飛行が見られましたが、こちらはグライダー、下からももちろんだけど、上からもいい眺めだろうなあ。
ワイナリーで買ったお土産のワインオープナー。左右長さの違う「ステンレスのヘラ」を交互に差し込みます。上下にゆするようにして奥まで差し込み、持ち手を握って、捻りながら引き上げていきます。今まで使っていた「本格的なねじ込み式」より簡単で、確実に開けられます。
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