やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
連載
01 すべての始まり
02 そしてネット広告のからくりを知る
03 アフィリエイターよ 大志を抱け
04 最大の分岐点はサイト作成ソフト
05 タイトルでつかみ キャラで引き込め!
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サイト作り奮闘日記

05 タイトルでつかみ キャラで引き込め!

サイトを作るにあたって、大事なのは「タイトル」と「キャラ」です。
小説でも映画でも漫画でもドラマでも、タイトルとキャラって最も重要なところですよね。
もちろん内容も大事なのですが、まず興味もってもらわないことには、見向きもしてもらえません。
まずタイトルで「目にとまらせる」。次にキャラで「興味を持たせる」

タイトルを作るにあたって大事なこと。
それはもちろん日本語で。ここは日本です、私達は日本人です。日本人は日本語が好きです、日本語が一番です。
外国語がカッコイイというイメージや響きがあるからって、よほどに印象に残る言葉でなきゃ覚えられません。…べつに大学受験で英語試験が必須だった所は全敗だったサーヤの負け惜しみなんかじゃありませんよ。英語試験がなかった所は補欠か合格だったしね。
おほん…ともかく、サーヤの独断や偏見にしても、やはり日本語のタイトルの方が覚えやすいし、イメージが伝わりやすいです。

次に大事なのは、シンプルかつ内容を見なくてもどんな作品かわかること
実例として、ヒットした「家政婦のミタ」の場合、誰もが知る「家政婦は見た」をもじったものだろうし、ミタという名前の家政婦の物語かな、変わったネーミングだ、どんなものだろう…と興味を引くものがありますよね。普段ドラマを見ないサーヤが興味を持ったほどです。
タイトルに凝っても、内容が予想できないものは「凝ってるね~」と思うだけで興味を引くまでには至りません…。やりすぎると「これ、なんて読むんだ?」「この作者すごい悦に入ってるなぁ」と逆に近寄りがたいものを感じてしまいます。
日本語といっても漢字のみだと固い印象がしてしまいます。やはり、ひらがなやカタカナが入っる方がなじみやすいですね。(そういう意味では「家政婦のミタ」はすべての要素を備えたグッドネーミングかも)

キャラのほうは、何となくわかりますよね。
どんな創作でも登場するキャラが魅力的でないと、タイトルで手にとってもらえても、印象が弱いとすぐに手放されそうです。
タイトルが「つかみ」ならキャラは「引き寄せ」ですね。
創作の場合はそれで良いが、サイトの場合は?
やはり「サイトの管理者」をいかに見せるか、です。

サイトとアフィリエイトのアドバイス本を色々見た中で、サイト管理人の「自己紹介・プロフィール」はあった方がいいとありました。
確かに淡々と事務的に文章を書いているだけで、管理人が見えないものはいかにも「記事」って感じがして、内容に興味がないと最後まで読もうって気にならないですよね。
だからサイトの管理人のキャラクターがわかるように、自己紹介やプロフィール、自分の生態(?)なんかを書くと親近感を持ちやすいと思います。
これはネットサーフィンしているサーヤも感じていました。管理人のキャラを知ると何となく親近感が沸いてきて、記事が日常会話のように感じて入り込みやすいのです。

さて、タイトルとキャラが重要なのはわかった。
しかしネーミングセンスのないサーヤにはタイトルは全く思いつかないので置いといて、キャラの方はすぐに思いついていました。
以前にタロット占いの仕事をしたことがあり、そこでクマのキャラクターを作っていました。自分の誕生日から割り出すことで、どれかのクマが当てはまるやつです。
こちら→「クマ数タロット占い(毎月末更新)

やましたさんちの三人を、このキャラクターに当てはめた方が各自しっくりするだろうし、何より動物キャラはカワイイじゃないか。
三人家族の誕生日から割り出してみると、以下のクマに該当することに。

ジャック父は「1」で「ヒグマ」。


ユフィ母は「6」で「アメリカグマ」。


サーヤは「3」で「ナマケグマ」。


これを少しアレンジして、やましたさんちの三人家族に仕上げてみよう。
そうしてデッサンしてみたのが以下の画像。


ジャックは「天邪鬼」からとった名前だと言うので、じゃあ父本人が頑固…意志が強いので、ジト目にしてみた。
しかしシルエットが地味なので、何か特徴が欲しい…と父に聞いてみたら「俺が使っている帽子つけたら」ということで、帽子を加えてジャック父出来上がり!

ユフィ母のアメリカグマはわりとスレンダーなクマなのだが、母は太っ…ふくよかなので横に広げてみた。
こちらもシルエットは地味な方なので、もう一つアクセント…普段使っているメガネを追加してユフィ母出来上がり!

サーヤのナマケグマは十分に個性的な外見なので、耳の形を整える程度にして、そのままでサーヤ出来上がり!
おまけのカズンはジャックの兄なので、同じヒグマにして少し異なる容姿に。マサムネはそのままで。

こうして、やましたさんちのキャラクターは完成したのでした。

さて、あとはタイトルを考えないと。ここで第一回家族会議の始まりです。
私がクマのキャラクターを使おうという提案してみたら、以前のクマ数タロット占いの時点でなじみがあったのか、両親とも「いいね」と即決定。
(一言、ジャック父が「なんで目つき悪いんだ」と文句ありましたがスルーしました)

タイトルの方はユフィ母がすでに考えていたようです。
初期のタイトルは「やましたん家の玉手箱」
玉手箱というところは、ぴったりだと思いました。色々なものが詰め込まれていて何が出てくるかわからない、三人三様の家族サイトという感じがします。

「なるほど、やましたという苗字を使うのか、本名は…使うのはマズイかな」
「本名はマズイでしょ、でも全く別の苗字はなじまないし」
やました、は本名ではないのですが、なじみのある苗字です。
「でも、やましたは地味な感じがするよね、クマん家の玉手箱ってのは?」
「クマん家じゃ何のサイトかわからん」
と、ジャック父が却下。

割と早くにタイトルが決まりそうなので、あとは姓名判断占いで微調整です。
サーヤは実は姓名判断もやってます。
あの手塚治虫氏も姓名判断に凝っていて、作品のタイトルはすべて占って決めたという話。
姓名判断で参考にしている本は以下です。占いに興味がある友人のススメで読んでみたところ、内容的に理解しやすく納得できたものなので、長く愛用しています。

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「やました」と「玉手箱」は固定として、そのつなぎとなる言葉が問題。
色々試してみたところ「家」やカタカナを使うと、画数の組み合わせが悪い。
サイト立ち上げを助言してくださった親しい知人のアドバイスをもらいつつ、良い画数を組み合わせていって
「やましたさんちの玉手箱」
に決まりました。

後から考えると、「玉手箱」が浮かび上がってくるような組み合わせが良いのかもしれません。家とかカタカナを入れると、「玉手箱」の印象が弱まってしまうので。
また、このタイトルを誰かに覚えてもらって検索する時に、家とかカタカナがあったり、やましたが漢字だったりすると、いざという時に「どれがひらがなで、漢字で、カタカナだっけ?」と戸惑ってしまうかもしれません。

なので、やはり「やましたさんち」がひらがな、「玉手箱」が漢字という組み合わせが最も覚えてもらいやすいのかもしれません。
実際、知人に「こういうサイトを作っているよ」とiPhoneでちらり見せたことがありましたが、後日「サイト見てるよ」と言ってきて「え、アドレス教えていたっけ?」と聞いたら「タイトルを覚えたから、後で検索して見つけた」というので、覚えやすかったみたいです。

試してみたところ「やました」「玉手箱」だけで検索しても、トップに出てきますね。(サイト開設してから二ヵ月後に上のキーワードでトップに来るようになった)
「山下」「玉手箱」だと出てこない…山下姓の有名人や名所とかが出てきちゃうので、ひらがなで正解だったみたいです。

意外と、重要なタイトルとキャラはスムーズに決まりましたね!

さて、次の家族会議ではサイトのデザインと、サイト内容の企画といきましょうか。
この調子でドンドン進めていくよー!
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