お米の通販２回目で珍しいジャガイモいただきました
サーヤが書いている「お米ジプシー」で最近送ってもらっている「宮坂ファーム」さんからのお米の袋の中に、おいもが入っていた。
このファームの最初に届いた米袋の中に、「ホタルブクロ」の絵ハガキが入っていて、裏にお米の説明が書いてあったのだが、今回はプレゼント入り。
 
「ゆめしなの」と名づけられたこのお米、標高１０００ｍの高冷地で栽培されるのに適している長野生まれのお米とのこと。
ほのかな甘味ともちもち感が気に入ったとかで、こだわって作っているらしい。
田植えから収穫まで、農薬の使用はできる限り控えた栽培だそうで、「うめえ！」と言ってもらえる米つくりに励んでいらしゃる様子だ。
サーヤとジャックは好みの味で、「しっかりしている」「歯ごたえが好み」と好評。
ユフィには、もうちょっと甘味ともちもち感が欲しい気が…。
炊き込みや酢飯にすると、少し存在感が薄れるような…。
あくまでもユフィ一人の感覚だし…、すみません。
それと我が家の炊飯器との相性が今ひとつなのだ。
２分ほど早く炊き上がってしまい、ピーピーと通常ではない音がするのが煩い。
そして、おこげ好きにはたまらないだろう「こんがりおこげ」もできるので、喜んで良いのかどうかが微妙。
たくさん炊いて、おこげに醤油を垂らして「お焦げにぎり」にしたら美味しいと思うが、狙って炊けないから微妙な問題でもある。
ともかく、その宮坂ファームさんからのプレゼントが「紫のジャガイモ」だったのだ。
爺さん婆さんの可愛いイラスト入りの便箋に、「紫のジャガイモです」との一言。
早速ジャックが「食べる」と言うので、一番手軽な「レンジでチン」で蒸して驚いた。
なんともすっごい濃い紫で、皮は薄いのかとてもきやすい。
味は「ねっとりとしてジャガイモらしくなく、甘味もあっておいしい」とのこと。
ともかく「紫芋」と言えば、サツマイモが直ぐに頭に浮かぶから非常に珍しいと思う。
写真は青が強く出ているが実際はもっと紫がキレイ
続けて、「ポテトサラダ」と「天ぷら」にもしてみたが、サラダは微妙かな。
合わせる食材のせいかも知れないが、ねっとり感が合わないような…。
天ぷらは美味しくできたし、見た目もきれいで言うことなしだが、千切りでもよかったかな。
形が丸いというよりは長いので、サツマイモと間違えられそうだ。
最近仲良くしてもらっている長野出身の奥さんに、頂き物のお礼に差し上げたが、「紫のジャガイモ」は知らなかったらしい。
分からないことはネットで検索、『カラフルポテト』なる長野県のブログから色々と知った。
まずは２０１４.９.２４からの引用で、名前は「シャドークイーン」というなんともお洒落な紫色に相応しい華やかさ。
皮も身も鮮やかな紫色のジャガイモで、今までの紫ジャガイモの３倍のアントシアニンが含まれていて、調理しても色がそのまま鮮やかな紫と言うことが特徴らしい。
このアントシアニン色素は、「抗酸化作用」「ウィルスの増殖を抑制する効果」が期待されていて、健康志向の方にピッタリ！です、と記されている。
５月に頂いたが、季節の野菜ではなく、非常に珍しいので送ってくださったのだろう。
従来の北海道産などの紫ジャガイモは、薄色で白が斑になっていたようで、ここまで紫が色濃く出るのは貴重なのかも知れない。
ちなみにブログでは「ノーザンルビー」と言う名のピンクのジャガイモもある様子だ。
更に調べてみたが、やはり北海道から出たものらしい。
「シャドークイーン」という種類は、北海道農業センターで紫肉品種の「キチムラサキ」から育成された品種だとか。
見たことがないから知らなかっただけで、他にも「インカパープル」という芋もあるらしい。
「シャドークイーン」はこれ等に比べて、アントシアニン色素がやはり多く３倍とのこと。
調理としては、加熱しても紫の色がしっかり残るので、チップスやポタージュなどのスープ仕立てがぴったりのようだ。
レシピページも多いらしいので、楽しむには良いかも…。
ジャガイモの花はこれからが季節で、種類によって白花と紫花があるらしい。
北海道で７月に、キレイな花畑になったジャガイモ畑を観た記憶がある。
この「シャドークイーン」の花が何色なのか、ネットでしばらく探したところ、この畑の写真が見つかり「白らしい」と判明、花の写真も出ていて「真っ白」なことを確認した。
普通のジャガイモの花は、白に黄の花心が多く、ナス科だからナスと似ているのだが、この「シャドークイーン」の花は、白くて花心も白く先っぽが茶色がかっていて、とても紫の芋の花とは思えないし、花も紫だったらものすごく納得するだろうに…。
ちょっとこだわり過ぎかもね。
ネット販売も見つかったけど、秋にはファームに問い合わせてみようかな？ |
