やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
連載
01 伏見稲荷大社~清水寺~京都ホテルオークラ
02 南禅寺~永観堂~哲学の道~銀閣寺
03 嵐山・嵯峨野~天龍寺~竹林の道
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ちょっとリッチに母娘で京都旅行

03 嵐山・嵯峨野~天龍寺~竹林の道

三日目。
二日目は時々雨が降っていたが、三日目は青空まぶしい晴天に。

京都ホテルオークラで、初めての朝食バイキングへ。夜景もきれいだったが、朝に見ると遠景がはっきりして清々しい感じ
朝の遠景

夜とは違って混んでいて大変賑やかだった。料理もガラリと変わっているので、夜と朝とで全く違う料理を楽しめてお得な気分に。
朝のバイキングメニュー
グラノーラフルーツ
様々なパンと一緒にクレープもあって、甘い味付けで美味しかった。
ヨーグルトも数種類あるし、グラノーラも数種類(全部入れると食べ応えがあって美味しい)あるので、バイキングという意味では夕食より楽しめたかも。

天龍寺と竹林の道を楽しむために、嵐山・嵯峨野へ。
嵐山は遠いイメージがしていたが、ホテルから電車二本乗り継いで30分程度で到着。意外と近いね。

駅から天龍寺までけっこう歩くし、ちょっと道に迷う。地図としてはわかりやすい位置にあるのだが、ごく普通の商店街や住宅の中を歩くので目的地に向かっているのか自信がなくなってしまうのである。
嵐山・嵯峨野周辺は3つの駅・路線があり、サーヤたちが利用したのは山陰本線・嵯峨野線の「嵯峨嵐山」駅嵐電嵐山本線の「嵐山」駅の方が近くてわかりやすいと思う。なお、一番遠いのは阪急電鉄嵐山線の「嵐山」駅。(このほか、トロッコ線もある)

天龍寺に到着。
世界遺産であり、雲龍図という天井に描かれている龍を寝転がって見ることができるとのことなので訪れてみたが、どこを探しても天井に龍の絵が見つからない。
おかしいな…と思って受付の人に聞いてみたら「土日だけ公開しているのです」という衝撃の回答が(この日は木曜日)。そんなの知らないよ!帰宅してから改めて天龍寺のネットで調べてみたが土日だけ公開しているって情報がほとんど見当たらない。そりゃないだろ!?!

でも、天竜寺ではなく「雲龍図」で検索すると、確かに特別公開としての期間が書いてある…大抵の人は「天龍寺」で検索するんだから、もっとわかりやすく書いてくれ!!
えー、正確には…
「雲龍図」特別公開期間
土日祝日のみ。春秋は毎日公開期間あり(年度によって日時が異なる)

ということでした。6月上旬の平日じゃ、見られません…(涙)春秋に行く時は日時を調べておこう!

仕方ないので、代わりといっては失礼だが、こちらをじっくり拝観することに。
襖に龍の絵がかいてある部屋があり、なかなかの迫力である。
襖に龍の絵
雲龍図の案内板
…でも、こちらも「雲龍図」って題名なので、色々な意味でややこしい…。

気を取り直して、ここは庭園も名物なのでぐるりと散策して楽しんでみる。天気がよく、新緑の時期なので色彩が爽やかですてき。
庭園と池
梅の実
八角蓮
梅の実がなっていて美味しそう。こちらは初めて見た「八角蓮」という植物。
天龍寺の庭園は様々な植物に名札がかけらてれいるので、じっくり庭園を楽しむことができる。ユフィ母は暑いらしく、もういいよ、さっさと行こうよという感じであったが。

天龍寺のもう一つの出入り口には、竹林の道に通じているので、そちらから出ることにする。
観光名所だけあって人混みがすごかったが、青々とした竹林の道はなかなかの見応え。
竹林の道

ちょっと面白かったのが、竹の子から青竹へ成長する過程に皮がめくれていくものだが、時期的にタイミングよかったのかその様子がありありと見られた。
皮のめくれかたが思っていたのと違っていて面白く、同様に感じたであろう観光客がそれらの写真をバシバシ撮っていた。竹林の道は新緑の時期に観光するのが一番かもね。
横にめくれている竹の子の皮

嵐山では、豆腐料理、竹の子料理、蕎麦が名物なのでどれかにしようと思っていたのだが、ユフィ母が湯葉嫌いなので豆腐はパス。竹の子料理も良かったが、京都に着てからがっつりした料理ばかり食べていたので、さっぱりと蕎麦にしたいな…ということで、嵐山で有名な「蕎麦よしむら」へ。
人気らしく行列ができていたが、予約をとっていたのですぐに入れた。
よしむら外観
窓から桂川
2階の窓から桂川が見えて絶景である。この日は30度超えていて暑かったが、川沿いのベンチに座ると川からの風が大変涼しい。

よしむら蕎麦の説明文
おろし蕎麦山菜蕎麦
調味料
おろし蕎麦と、山菜蕎麦を注文。コース料理もあるのだが、いまは胃袋的に厳しそうなので単品で頼むことにした。
三つの小鉢に天ぷらかす、蕎麦の実の粉末、ネギがあり、それぞけかけて楽しめることになっている。
そばの味がしっかりしていて美味しかった。特におろし蕎麦はさっぱりすっきりしているので、連日のご馳走で疲れた胃腸に優しい感じ。

ボリュームはちょうど良くペロリと食べられたので、甘味も頼むことに。

そば粉で作っているので、甘味として食べてみると面白い味に。
特にぜんざいは甘さ控えめでサラリとして美味しかった。サーヤは餡子系のお菓子は甘さ控えめなほうが好みなので。
(個人的な意見、餡子は砂糖を少なくした甘さ控えめの方が小豆の味が引き立っていて美味しいと思うのだが、好みの問題?)

山陰本線の嵯峨嵐山駅から電車一本で京都駅へ。
新幹線の時間まで余裕があったので、駅の横にあったデパ地下で自宅の夕食に使う惣菜を買いに行く。地元の店で買うよりは、出先の方が目新しいものがあるし、新幹線への時間つぶしになるし、地元に着いてからは真っ直ぐ帰れるので楽だと思う。

ちなみに、二人で二泊三日の旅となると荷物がかさばるので行きも帰りも主な荷物は宅配してもらっていた。
知人が京都ホテルオークラに泊まったときに、そこで手に入るクロネコの段ボール箱がかわいいよ…というので頼んでみたのがこれ。

舞妓さんのイラストが描かれているのだね。もしかしたら時期によってイラスト変わるかも?あなたも京都ホテルオークラか、どこかでクロネコヤマトの段ボール箱を頼んでみよう?

以上、京都旅行日記はおわりです。
おつかれさまでした!


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