やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 自分では後頭部は見えません
02 仕方なく美容院頼みに
03 光で染まった簡単ヘアカラー
04 ふんわり柔らかな染め上がりがお気に入り
05 お母さんにはもっと若くなって欲しいから
06 ヘアカラー体験「ルプルプ」
07 緑から黒、栗色、そして青くなる
08 ヘアカラー美容院巡り 青い髪をどうする?
09 昔ながらの白髪染め・ビゲンにたどり着く
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ヘアカラー10年の歴史

02 仕方なく美容院頼みに

白髪で通したかったのにヘアカラーで大失敗

母は亡くなるまで、ずーっと白髪で通した。
姪たちが「老けて見えるから」と染めることを薦めても「白髪が好き」と全く取り合うことなくそのまま逝った。
できれば私自身も、白髪のまま通したかった。

そうしていたら、今のように悩んだり迷ったり嘆いたりしなくて済んだはず。ただし、すごく老けて見られたかもしれない。
でも、ある事情から仕事を引き受け、ミーティングなどで人に会う機会が多くなったため「少しでも若く見えるよう」薦められてのヘアカラーだった。

本当の気持ちはしぶしぶ状態、しかし仕事が始まる前に染めておこうと、美容院代をケチったのが失敗の元。
50代初めの年齢で、もうかなり白髪が増え始めてはいたのだが、ドラックストアで壁いっぱいにヘアカラー商品が並び始めていた頃のこと。
当然若い人用のヘアカラーで、白髪染めはあまり沢山はなかったように思うし、白髪用を購入しようとも思っていなかったのだろう。

自毛に近い色味のヘアカラーを、早速使用して大失敗。
赤みの強いオレンジ色の髪に! これには本当に驚いた。
ちょうど親族で旅行を予定していた最中のこと、染めなおす時間もないまま出掛けて3日間、恥ずかしかったけれど、誰も口にはしなかったので救われた。ふーっ。

「白髪は指示された色より明るく染まります」の説明書きを見落としていた結果。
1回で懲りた私は、旅行帰りの次の日、美容院へ駆け込んだ。
この髪では親族はともかく、仕事先のミーティングには出て行けないからだ。

以前の髪色と美容師としての「似合うヘアカラー」を相談した結果、若い頃の髪色に似た髪にしてもらう。
ホッとするのと同時に「これで美容院通いが何年も続くことになる」と覚悟したが、仕事を始めて自分自身の収入はある訳で、前ほどにはお金の心配はしなくて済むのが嬉しかったのを覚えている。
家計を預かる主婦は、自分自身のための出費には悩むのだから。

仕事上の必要からヘアカラーをする訳だから、これも必要経費と思ってはいたが、まさか計上する訳にはいかない…。
計上していたら会計士は何と言ったか、聞いてみたい気もしますよね。

ただ、根元の伸びて来る白髪が厭で厭で、2~3週間おきに美容院という訳にもいかず、その部分が悩みの種に。
そして、ちょうど良いものが見つかる。
新聞広告で見つけた「サンカラー」だ。
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