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隠れ脳梗塞がまだらボケの原因?

「ためしてガッテン」で分かった納得の理由

6月25日の「ためしてガッテン」は、「やる気低下が赤信号 脳の異常を発見せよ」
最近なんとなくやる気がでないユフィは、気になっていたので食事後じっくり観た。
ジャックはユフィのやる気の無さを、鼻で笑っただけだったけれど…。

なんとなくやる気が出ない、仕事や家事をやりたくない、そんな気持ちは誰にでもあるはず。
この「やる気の低下」は、疲れや加齢や、気の落ち込みではなく、脳に問題が潜んでいるらしい。

そこで出て来た「隠れ脳梗塞」と言う言葉。
『やる気スイッチ』と呼ばれる脳内の「線状体」という部分が、「脳梗塞」によって壊れてしまうことから起こるらしい。

やる気がなくなって、仕事にも趣味にも興味が失せ、ダラダラと寝たり起きたりの生活の末に死に至るケースもある、それは怖い。
その原因が「高血圧による脳梗塞」なのだそうだ。

原因がはっきりしなかった「やる気が出ない」は、『隠れ脳梗塞』の結果らしい。
やる気スイッチである「線状体」は、とても細い血管で太い血管に繋がっている。
この細い血管は、高血圧の影響で詰まりやすくなり、酸素や栄養が送られなくなることから、その機能が失われてしまうとか。

長引く「やる気のなさ」は、この「隠れ脳梗塞」が原因とのこと。
「隠れ脳梗塞」は、一般の脳梗塞と違って、麻痺や痺れ等の症状が出ないため、気づくにくいのだそうだ。

母は脳関係の発作で、2度救急入院している。
いつも下北沢の福原病院で、2回目のときは院長先生が、「脳梗塞か脳溢血か判断できない」と迷ってしまい、治療法は正反対だし、困ったことがあった。

その際、綿密にCTスキャンを撮り、細かく分析をした結果は「脳梗塞」と分かり、治療は無事進んだ。
綿密に調べた結果、今までにも何回か細い血管での脳梗塞があったことが判明

今から考えると、少しずつまだらボケが進行していたのは、加齢のためではなく『隠れ脳梗塞』と言われるものが原因だったのだろう、とガッテンした。
そういえば、朝も起床せず、運ばれた食事を布団の中で食べて、そのままテレビを見続けて夜も就寝、という「やる気の無い生活」が何年かあったと思う。

スーパー情報雑誌の製作で、忙しい時期だったと思うのだが、医師の薦めでヘルパーさんに介護を頼む前のこと。
おしゃれだった母が、寝巻き姿で1日中ダラダラした生活をしていたのは、『隠れ脳梗塞』が原因だったのだと、今になって納得。

介護の方針で、朝・昼・夜の区別をキチンとつけること、から始めたヘルパーさんの来宅は、とても効果的だったのだ。
朝は寝巻きから着替えて昼用の服になり、三度の食事を時間通りにきちんと摂り、夕食後は寝巻きに着替えて就寝準備をし、10時過ぎにはテレビを消して電気も暗くする。

今まで刺激の全く無い、自分の好きなときに好きなことしかしない生活が、ヘルパーさんの来宅で全く変ってしまったのだ。
更にデイホームへ行くことで、様々な刺激を受けることになり、お洒落な気持ちも取り戻していったっけ。

この『隠れ脳梗塞』の結果のやる気の無さは、リハビリで回復が可能だといわれているらしい。
例えば易しいパズルや算数の計算問題など、簡単な課題を行うことで「達成感」が得られるという。
まだ残っている「線状体」の機能が活性化するというのだ。
脳の働き

それで思い出したのが、ユフィが一時期頑張っていた『脳を鍛える大人の計算ドリル」だ。
知人に薦められて「脳を若く健康に保ち、脳の働きを向上させる目的のドリル」で、何ヶ月かは続けたもの。
そうか、母にもやってもらったらよかったのかも知れない、かなり無理があるけれど…。
楽しんではできないだろうから…。
簡単計算問題集

母の場合は、ヘルパーさんから受ける世話やおしゃべりなどの刺激と、デイホームでの様々なゲームや手作り品などの作業、月に1回くらいの家族揃っての食事、などが良い刺激・活性剤になっていたのかもしれない。

何もしたくない状態が、『隠れ脳梗塞』による「線状体」による症状だと知っていれば、「ためしてガッテン」で最後に示してくれた『即効性のやる気アップ技」を試せたのに…。
その「即効ワザ」の簡単なこと、びっくりしてしまった。

スポーツ心理学に基づいた、アスリート達のウォーミングアップの方法。
『身体を動かすこと』音楽に乗ったストレッチなどが効果があるらしい。
ただ簡単に。「自分なりのガッツポーズ」でも良いらしい。
「脳に錯覚をさせ、やる気が出ている」と思わせるのだそうだ。

ユフィとサーヤは「カーブス」で週3回、身体を動かしているから、良いのかもしれない…。
母が元気でいたら、3人で通えたかも、などと思ってしまった。
岩手の田舎では、「お転婆娘」で通っていた母は、女の癖に「ガキ大将」だったらしいから、運動音痴の2人よりも喜んで張り切ったりして、ね。
カーブスの季刊誌

それで「まだらボケ」も解消したりしていたら、すごいこと…。
今現在はサーヤが心配している、ユフィが高血圧による「線状体」の破壊で『隠れ脳梗塞』にならないように、しっかりと頑張るしかないけれど…。
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