築15年の室内は?
世田谷の一軒家から、湾岸の待望の運河沿いマンションに住み替え。
その前にリフォームが必要だった。
前のご家族は、40代のご夫婦とお子さんが3人(中学生のお嬢さん、小学生のお嬢さんと坊ちゃん)の5人家族で、玄関脇の左右に洋室が2つ、東南向きのリビングの隣に和室とこじんまりとまとまった部屋。
多分このマンションの新築時に購入し、次々にお子さんが増えた結果、狭くなったのだろう。
「子供達に洋室」で、少し広めの部屋には二段ベットで姉妹が、少し小さめの洋室には弟が、そして和室にご夫婦、と言う構成だったみたい。
壁紙・フローリングは全面張替え必須
育ち盛りのお子さんが3人もいらしたので、部屋の壁のあちこちが黒ずんでいて『壁紙の交換は必須』という感じ。
最初に欲しかった4階の場合は、最後にお母様お1人の生活だったこともあり、隅々まで整っていて綺麗な状態だったから、壁張替えは気にならなかったが、今回はまずは壁紙交換は必須だと思った。
次に和室をリビングと同じフローリングにして、押入れをクローゼットに変更する予定。
このマンションの部屋構成に従って、各人の部屋割りを考えた結果だ。
玄関脇の洋室の内、広くて窓際に棚付きの大き目の部屋をサーヤ、ウオーキングクローゼットもあるので「世帯主になる予定のサーヤ」向き。
もう一つの小さめの洋室をジャックの部屋にする。
小さいながらクローゼットもあり、文句は無いとジャック。
更にもう一つ、余り汚れも目立たないので壁紙も、フローリング以外は何もかもリフォーム無し、遠慮したんだね…。
水周りも全面リフォーム
そして、トイレは壁紙と床の交換だけで、URで新規に購入したウォシュレットは使用しないことにし、配電盤のある物入れに片付けた。
折角、新規購入したのに勿体無いとサーヤがブツブツ。
最近新しくしたのか、全く換える必要の無い状態だったのだから…。
「ご不浄と言うくらいだから、新しくしたほうが良いのに…」とサーヤはブツブツ、2年経っても気にしている。
洗面所と風呂場は全面リフォームする。
洗面台は脱衣所と洗濯場が共用で狭いし、一面鏡なので三面鏡にしたいんだって。
洗濯機は大型でも入るようで安心した。
戸棚などはそのまま流用する。
浴室は『ユニットバス』での全面リフォーム。
一流のものは高価だし、我がマンションではINAXで妥協。
唯一の要望は、段差の無くしタバリアフリーにして欲しいこと。
年々老いていく我が家族、URの仮住まいの風呂場が段差の無い造りで安心できたから、当然我がマンションもバリアフリーで通したいのだ。
続いて、洗面所と風呂場の前の台所が全てリフォーム。
サーヤが自分が料理しないのに、「吊り棚式の棚?」「引き出し式のキャビネット」「IHのコンロ」「食器洗浄機」が良いと勧めてくれる。
最先端のキッチンになりそう…。
壁紙や室内ドアは白いのだが、洗面所下などは濃いブラウンで、ちょっと暗い印象。
凄く気になったのが、キッチンリビングの間のカウンターの色合い。
汚れも目立つから「ベージュ系」の色合いが、気に入らないと言うか、気になるというか、サーヤと二人いろいろ考えた。
でも、このカウンターのリフォームは難しく、ペンキを塗れば解決する訳でもないとのこと、諦めざるを得なかった…。
台所の照明が長い蛍光灯で、とても暗いのも気になる。
リフォーム会社で手配も可能だが、量販店のものを購入してくれば取り付けてくれるらしい。
取り付けしてくれると言うので、ビバホームで全室同じものを購入してきた、スイッチ一つで明暗も調節可能で、しかも安いから助かっちゃった。
和室をリビングの続き部屋に
さて、ユフィの部屋になる予定の和室。
段差が無い作りになってはいても、畳を外してフローリングにする場合、高さの調節が必要。
腕の良い大工さんに頼むしかないみたい。
洗面所と風呂場に面している押入れ、戸袋はそのままにクローゼットにする為には洋服掛けのための棒を2本渡すことにする。
老いたマサムネ君は、高い押入れの棚におばあちゃんの座布団を敷いてもらって、落ち着く。
2回目のマンション訪問で、前回ほどには嫌がらなかったので一安心。
リビングとの境の障子引き戸は、壁紙と同様のものを貼ってもらい、窓際にまとめてパソコン隠しに利用。
壁側には仏壇を置くように考えた。
仏壇の置き場所って、向きがあるんだって…。
ドアは換えられないの?
リビング側からの玄関の内扉、鉄製らしく重たい色と雰囲気。
この扉はマンション所有なので、入居者が変更は出来ないらしい。
最後の最後に『白っぽいドア』にして欲しいとお願いして、白い人工皮革のような素材を綺麗に張ってもらった。大成功!
リフォーム後をご確認ください。
サーヤの部屋にする出窓付きの部屋には、ウォーキングクローゼットも付いていて広々。
白くてしっかりした扉はそのまま、内部も壁紙を張り替えてもらった。
比べてジャックの部屋のクローゼット、狭くて使いにくそう…。
女性二人に挟まれて、文句も言えない肩身の狭い状況が「よく見える」…。
床暖房 給湯器 どんどん経費が嵩む
リフォーム会社は、お世話になったMST社のSさんの紹介。
引越しでもSさんの紹介でバッチリだったし、今回のリフォーム会社の担当さんもバッチリで大満足。
神奈川のリフォーム会社だったのだが、しっかりと1ヶ月半のリフォーム期間内で仕上げてくれたので、年内に引越しが完了。
最も大変だったのが、ガス会社との交渉。
15年経過の床暖房、すっかり新しいものに交換する為の工事が必要で、12月が迫った11月の工事日程の交渉が少し難航したのだ。
『床暖房』はサーヤにとっては、マンション生活の要。
越す前に新品取替えが絶対条件になる。
ついでにガス給湯器も交換してもらって、万全の構えをとったが費用は増加。
仕上げは、ホームクリーニングが1日入って、すっかり終了した。 |