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楓とヒマラヤ杉を伐採
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我が家の狭い庭には、狭い割りに日当たりを妨げる日本の樹があります。ひとつは楓の樹。この家が出来た40年近く前からあったもので、当時は背を伸ばせば届くほどの大きさだったのですが、今では二階の屋根をも越えるくらいになっています。
数年毎に切っているのですが、その伸び方の早いこと。今年の夏はベランダに朝顔の苗を植えて、結構花をつけたのですが、眺めは、この楓の葉に前方を塞がれて、せっかくのさわやかな夏の色彩を楽しむことができませんでした。
伐採前の楓 隣の屋根に迫っている |
ちょうどここに朝顔の枝が張ってあった |
高枝切りで伐採していく
伐採後 ずいぶんすっきり
伐採前の楓と伐採後
もう一つ、これはお隣の玄関先に立っているヒマラヤ杉。この樹も、我が家と同じ頃に建った家にはすでにあったもの。ヒマラヤ杉の生長は楓の比ではありません。
現在では我が家のベランダから見ても、隣家の屋根をも越える勢い、ちょうど一階の南に面したガラス戸に短い縁側が付いていて、ここがユフィのパソコン置き場になっているのですが、ほとんど陽が射しません。室内灯だけではなく、スタンドを使わなければ手許が暗くなってしまうほど。
数年に一度はお隣に断って、伐採させてもらっていました。或る年の晩秋には、ジャックが勇躍、樹に登り、鋸で先端部分を切り倒し、お隣の奥様は“折角だからクリスマスツリーにします”とおっしゃって、電飾をほどこして、正月まで我が家の庭の脇でピカピカしていたこともありました。
それでも成長は止められず、ハトが巣を作りかける事態におよんで、お隣さんは区の業者に委託、クレーン付きの車が来て、職員が乗り込み、きれいに伐採していきました。それが何年前のことでしたか。
私も年で、さすがに樹に登るのはユフィに止められ、いつもの高枝切りで伐採にちょうせんすることにしました。二週間前には楓を切り今日は念願のヒマラヤ杉に挑戦です。一応、若い頃には生け花も学んでいるユフィに付いていてもらい、なるべく大胆に、尚且つ、お隣にも安心してもらえる姿を留めるべく作業しました。この高枝切り、案外優れもので、直径2センチ程度の枝はがんばれば切り落とせます。昨日雨で、樹が少し湿り気を帯びていたので切りやすかったかな、という気もしました。
伐採前のヒマラヤ杉と、伐採後
見た目あまり変わらないけど、下から見るとずいぶんすっきりしてみえた
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伐採前のヒマラヤ杉と奥に楓 |
伐採後の樹 |
トゲでちくちくする葉の部分だけで45Lのゴミ袋6個、枝の部分二束。やれやれ、これで家の中に収容した植木と合わせて、今年の庭の冬支度も終了です。 |
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