ジャックの記事 |
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あちこち 声出す アマリリス
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アマリリス 色鮮やかなる 拡声器
アマリリスの歌 といえば
みんなで聞こう
楽しい オルゴールを
ラリラリラリラ
しらべは アマリリス
(岩佐 東一郎 作詞)
が有名で、だれでもすぐにメロディーが思い浮かぶかもしれません。
でも、待て、ここでもアマリリスの花の様子が出てこないぞ。同サイト「庭」の『みかんの花』でも書いたのですが、花をテーマにしているのに、花の様子が書かれていなくて、どんな花なのか分からないのですね。
ところでジャックは子供の頃から、兄たちが口ずさむ「アマリリスの歌」を聞いた覚えがあるので、カズンに聞いてみました。ありました、それは
「恋のアマリリス」 作詞 西条 八十 作曲 服部 良一 歌 二葉 あき子
という作品でした。
一 赤い花びら アマリリス
窓にやさしく 咲いた日に
私の胸にも 春風吹いて
開いたつぼみの ああ恋の花
昭和24年に作られたものです。
冒頭に赤い花びらとあるだけで、二番にも三番にも、花の記述はありません。まあ、あ ま り り す という あまい花の言葉のニュアンスで詠われたのでしょう。この花見ると、淡い恋、というより、出会ったとたんに“好きだ”とでもいわれたよう。
でも、先のアマリリスの歌は、もっと分かりません。
花開き始めた我が家のアマリリスを改めて眺めていて、あることに思い至りました。
地方都市のニュースなどでお目にかかることのある、有線放送の拡声器でした。あっちゃこっちゃ(正しくは東西南北)向いています。こんな風に咲いてる花って他にありますか。
そこで逆に提案、用途だけで(用途をはたせれば十分なんだけど)あまり振り向かれることのない有線拡声器、この際全国共通で『あまりりす』と名づけます。色も各地にちなんだものにします。
例えば、知床では放送の前に
“こちらは しれとこ はまなす あまりりすです”
なんて始める訳です。色は薄紫かなあ。
沖縄 辺戸名では
“こちらは へんとな やんばる あまりりすです”とか
色は真紅でしょ。
どうせなら、都庁の前にも拡声器取っ付けて、五輪の色に塗り分けます、他の一色はポールね。それで東京五輪音頭を正午に流してから“こちらは とうきょう おりんぴっく しょうち あまりりすです”なんてどうでしょう。
ジャック、今日は暇でした。 |
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