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我が家の5月の花々

五月は薫風に乗って

パソコンの「ユフィ フォトギャラリー」を何気なく見ていたとき、何年か前の庭の花と、現在
咲いている花がかなり変化していることに気づいた。
年ごとに波があって、花数が豊富なときと、とても淋しい状態とあるのは仕方ないのだが、手入れするジャックやユフィの加齢もあるのか、庭仕事への関心が途絶えがちで、手入れが悪くなっているのは事実のこと。

確かに存在していたはずの鉢植えが、自然消滅していることなどは当たり前の我が家。
家事だけではなく、庭仕事でもズボラ発揮のユフィは、綺麗なときの花の写真だけはいっぱい撮って「ギャラリーフォト・我が家の花」にまとめている。

ちなみに、2008年の「庭の花・5月」では、一番目立つのは「芍薬」だ。
今年も一輪だけ、と書かれているから、昨年2007年にも1厘だけ咲いたのだろう。
その後は葉だけは茂るのだが、ここ何年かは咲いていないように思う。
こうなると、貴重な1輪と言うことになる。
しゃくやく しゃくやく

◇季節にあわせて(絵・置物)」でも触れているのだが、過去には濃い紫紅色の牡丹もあって、何回か絵にも描いたのに、殆どを知人に差し上げてしまったため、鉢植えから消えてしまった現在は、ユフィの記憶にしか残っていない。
写真さえないのに比べたら、芍薬は写真は残っているし、株分けしたので鉢植えも2つあるのだから、また何時か、思い出したように咲いてくれるかも…。

白い小花の「ピラカンサス」が目立っている。
花が終わると青い小さな実をつけて、秋の深まりと共に橙色へと変化する。
とても丈夫な植物なので、ほったらかしでも花は咲き、そして実をたくさんつける。
ほったらかしでも良い鉢植えは、消え去ることもなく、毎年咲いて実をつける。
ピラカンサス

今年の「やまぼうし」は、花が1つだけでとても淋しい状態なのだが、この年はいくつか咲いたのだろう。
日を追って緑から白へと変わる花弁のように見えるのは包片で、花は真ん中の 小さな部分らしい。
やまぼうし

この花が果実になって、赤く熟すと食べられるらしいが、食べたことはない。
秋には赤い実がなった写真も載せたいのだが…。
年によって、豊作の場合もあり、赤い実がいっぱいなってとても可愛い。
『山法師』「山帽子」とも書かれるので、「ヤマボウシ」が正しい読み方らしい。

若緑の葉の中に、真っ赤な小さなイチゴは「ワイルドストロベリー」だ。
ワイルドストロベリー

5月も下旬になると、昔は「いちごの露地栽培の旬」で、八百屋にザルいっぱいのいちごが盛られていたもの。
ちょっと小粒だけれど、甘酸っぱく熟した味は懐かしい。
ジャムなどの手作りにしたこと、たっぷり器に盛って牛乳と砂糖をかけ、スプーンで潰しておやつにしたっけ。

専用の粒粒スプーンは、今でも我が家に残っているが、出番はあまりない。
この頃のイチゴは大きく甘いから、そのままで食べるのが美味しいからだ。。
近年の苺の旬は冬になってしまったが、最近では栽培技術が発達して、苺は通年出回るので、季節感を感じることが少なくなっている。

目立つことなくひっそりと、咲いていたのが「ミントの花」だ。
むらさきのミントの花
ミント系は繁殖力が旺盛で、種類も多く、枯れても春になると芽吹いてくる。
花が咲くと、エネルギーが花に集まってしまうので、花の咲く前が収穫のときらしい。
別にミントの花の正しい名前を知りたいわけではなく、5月の庭の隅に咲いていた、と言うだけのことなのだが…。

ペパーミント系と、スペアミント系があり、花の形も色も様々な様子。
別に正しい名前が知りたい訳ではなく、5月に咲いていた花と言うだけなので、ミントの種類の多さに感心しただけのこと。

それだけに、庭の真っ赤な小さなイチゴは、まぶしい宝石にも見えたのではないだろうか。
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