やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
読切
TOP > 納戸 > 雑貨

30年ぶりの極寒に湯たんぽ作戦

暖冬は忘れてください 気象予報士は言ったらしい

1月の中旬以降、それまでの暖かな冬は18日の雪と共に去ったようだ。
なにしろ、4日も5日も経っても、積もった雪が解けない位に寒い!。

気をつけていたつもりなのに、カッコントウを飲んでいたのに、しっかりと風邪をひいてしまったらしく、気分が優れない。
そして、ユフィとしては記憶に無いくらいに久しぶりに、就寝時に足の指が冷たくて、熟睡ができなかったのだ。

ユフィの冬の寝具は、毛足のある化繊の敷布と、上掛けが「羊毛の毛布+絹綿の掛け布団(ベッドカヴァー兼用)」。
この羊毛の毛布は、羊の毛皮をそのままに使用したサーヤお下がりの品で、敷きと掛けのセットになっているもの。

敷きの毛皮シーツはジャック用に、掛け用毛皮はユフィがもらった経緯がある。
カヴァーはせずに直に敷いたり掛けたりが原則の使用法なのだが、季節が終わる毎にクリーニングしなくてはならない。

毛皮だから、クリーニング代が馬鹿高いのだ。
「ユフィはケチだから」と言うか、家計を考えるから「もったいない」ので、毛皮を薄いフリースのシーツ2枚で覆っていた。

でもあまり暖かくは感じられない極寒の日、毛布を1枚間に重ねたが、重くて身動き取れないし、これでは足先の寒さがきついと判断。

足元を直接温める「湯たんぽ」を入れようと思いついた。
ケチなユフィが考えのが、空いた水の2リットルボトルに湯を詰めて、ビニール袋に入れてバスタオルを巻く方法。
簡単だし大きさも手ごろで、効果もそこそこだったが、時間的に長持ちしないのが欠点。

先のクリーニング代の心配より、今の睡眠状態の方が先決だと思ったから、フリースのシーツを外して直に毛皮にもぐりこむことに決めた。
それが、しっかりと風邪をひいてしまった明朝が一番寒いと言われていた日曜日の夜。

そして、その月曜日にサーヤが会社から小さな「湯たんぽ」を持ってきてくれたのだ。

フリース生地なので袋が不要。中身がゴム製のやわらかい湯たんぽ。職場でふとももや腰にあてようと思ったがお湯を用意するのが大変で宝の持ち腐れになっていた。byサーヤ

湯たんぽが入るのなら、重い毛布は不使用でもよいだろうと取り除くことに。
羊毛とシーツの間の湯たんぽ

普通サイズにしては小さいが、しっかりゴム製なので安心仕様。
オレンジ色で、指先と足裏にはピッタリのサイズのようだ。
オレンジいろで小型

早速、ジャックの晩酌のお燗用のお湯を流用することに、大抵は食器洗いに使用していたのだが…。
お燗用のやかん

「あまり熱くてはいけないのかな」と思ったから、お燗用で少し冷め加減の湯が丁度良い。
しっかりと栓を閉めて、就寝2時間前にはベッドの足元にセットする。
そして「しっかりと汗ばんでの目覚め」が訪れたのだ。

「湯たんぽ効果恐るべし」風邪もなんだか落ち着いて、目覚めもすっきり。
まあ、カッコントウを飲み続け、しっかり風邪をひいてからは、知人お薦めの『パブロンエースAX』を2日間服用した効果もあるのだが、体感的には「湯たんぽ効果」なのだ。
栓をしっかり閉める

2日目、お湯を少し冷ましてみたから汗はかかなかったが、温かさもそれなりで、少し物足りない。
これから毎晩、湯の熱さの加減をして試していくつもり。
サーヤから「栓はしっかり漏れないように閉めてね」との忠告あり。


それにしても、湯たんぽの口に付いている「引っ掛け」は、何に使用するものなのか、ちょっと不思議?
はてなの取っ手

ちなみにサーヤとジャックは早々に『羽毛布団』に換えたので、寒さは感じないらしい。
サーヤが「お母さんも羽毛にする?」何回も聞くのだが、ユフィはまだ今年は頑張って羊毛で行くつもり。
住み替えが済んだら、思いっ切って寝具も何もかも新しくすることを楽しみにしている。

本当に『暖冬は忘れたほうがよいのか?』。
三寒四温には、まだまだだと思うのだが、何日間かの厳冬と暖冬の繰り返しで、とっても落ち着かない冬になったみたいだ。
▲ページTOP