友人にもらった転居祝い？
話はさかのぼるが、昨年の１１月の歌舞伎見物の際。
４０年来の友人と銀座で待ち合わせ、「有松絞りの展示会」に寄ってから歌舞伎座の予定を立てた。
見事な絞りの和服の数々を感心して眺め、即売会でサーヤに「絞りのブラウス」を購入し、最後にお土産品の抽選をしたとき、友人が当てたのが
「藍染の一輪挿しの壁掛け」だったのだ。
自宅には合わないから「引越し祝いにプレゼント」と頂いたもの。
シンプルな長方形の模様を藍で染めたもので、真ん中に水入れが刺さるようになっているから、リフォーム中の部屋には合いそうな感じ。
ありがたく頂いて、引越して数日後に仏壇横の壁に吊るす。
しっかりと和風なので、やはり和の花が似合いそう。
まずは手近なベランダの花から始める。
最初は世田谷の家から運んできた「寒椿」と言う名の山茶花１輪。
次は、近くの車道脇に茂る椿の花、花盗人でごめんなさい。
早春の頃には、公園の片隅に咲いた「姫シャガ」の花。
桜の淡いピンクが絶対似合うが、これは花盗人し難いんだね。
５月に先んじての「アイリス」は、菖蒲の代わり。やっぱり似合う。
何も見つからない場合は、ベランダの鉢植えの「パンジー」。
いよいよ探しても無い場合は、壁掛けだけではあまりに寂しすぎるので、世田谷から持ってきた樹脂性の「青いチューリップ」。
無いよりは益しと言うところだが、味気ない風情ではある。
夏場の花は痛みやすいし、母の仏壇には生花は欠かせないが、壁飾りは家族は気にしていないようだから、しばらくこれでもいいかな。 |
