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話題の伸びるホースが欲しいのに…
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2回失敗! 日本製品はやっぱり違う
暑い夏の到来。暑さにうだっているのは人ばかりではない。
庭木も花もみんな暑い。
葉が日焼けして茶色に変色したりもするし、朝晩の水遣りは欠かせなくなる。
そして、テレビコマーシャルで「何回も」流れている外国製の「伸びて縮む魔法のホース」に気を惹かれた。
水が通ると見る見る伸びて3倍に、水を抜くとどんどん縮んで短くなり、軽くて邪魔にならないホース。
見ているうちに欲しくなってきて、ジャックに相談。
「裏で火事でもあった場合、15メートルも伸びたら水をかけられるから」という理由?で許可が出た。
我が家の散水ホースは古いゴム製で、巻き取り式でもないただの長いホース。
重いし扱いにくいが、水遣りを20年以上続けていて何の故障もない「つわもの」だ。
20年も使ったのだから、そろそろ変え時かもと思いサーヤと相談。
アマゾンで調べてみた。口コミがいまひとつ良くない。
星が1個か5個という極端な評価。
で、テレビショッピングで購入すると2回払いで8.000円近いのだが、アマゾンなら少し安い。
しかし、星1つの評価が引っかかり、まずは短い2.5メートルのものを注文。
使用してみて当たりなら、来年は長いものを購入しよう、ということにした。
すぐ届いた「魔法のホース」。
なんだか小さな箱入りで、説明文が紙1枚に英文と中国語のみの図解なし。
何がどうなっているのか、全く分からないまま使用して失敗。蛇口の部分がものすごい水漏れ。
口コミにあった水漏れと同じで、ジャック曰く「ちゃちな外国製は信用できない」「ハンズで日本製を買うべきだ」。
確かにゴム製の蛇口コネクターは綺麗に作られていない粗い作りだし、止め具も凄く粗雑な作りで締めても締まらない。
紐で止めるようにようになっているのも、「なんだかなあ」と言う感じ。
ともかく駄目なので「電話」すべく色々やってみたが、15分くらいして「アマゾンに電話がない」ことが判明。
サーヤが注文したので、サーヤ待ちになった。
すぐ連絡がつき、即送ってきたのが同じホースとノズル。
別に封筒で蛇口に嵌める部品が届いたが、説明書はない。
今度はゆっくりと部品を撮影。前の蛇口用部品と新しい部品。まったく違う物で、今度のは大丈夫そう。
左が後日送られた部品、蛇口ニップル。右が当初の蛇口ニップル部分。
つまり、右のが蛇口にはまりきれず水漏れしたので、左のニップル(水色の部品)を送ってきて使えということだろう。
当初の蛇口ニップルは、ゴム製になっているものを蛇口に押し込み、右の金属部分で締める…という仕組みだが、これが締まりきらず水漏れしてしまうのだ。
確かに後から贈られたニップルは丈夫そうだが、右のホースとの差込部分が突っ込むだけなのが少し心配(水圧でスッポ抜けないだろうか…)。
ノズルは6段階の使い分けが出来て、用途別に使用しやすそうだ。
ジャックは仕事なので、今度はサーヤと2人でやってみたが、蛇口に嵌める部品を止めるのにドライバーが必要でウロウロ。
やっと嵌めてホース部分を差し込み水を出してみたら、今度は部品の上から水漏れが…。
ホースが伸びるどころか、ノズルから散水もしない。
1回目はそれでも、ノズルを握って水を出したとき、少しだけは散水できたのに…。
水の勢いを強くしてみたら、スポンとホース部分が外れてしまった(やっぱり!)。差込が簡単すぎるとは思ったのだが、予想が当ってガッカリ。
ゆっくり考えてやってみれば、何とか利用方法があったのかも知れないが、暑いし蚊はいるし落胆はするし、で考えることを放棄。
2つともに着払いで送り返した。この3メートルの「魔法のホース」は2.000円しないものなのに、1.000円近くした。
アマゾン担当氏にメールするのに、サーヤはユフィに書けとうるさい。
写真付でメール送信し、返金させてもらった。
さて、ここで諦めては、この夏の庭木への散水は苦痛になってしまう。
今は夏の初めで朝一で済むけれど、夏本番ともなれば朝夕二回の散水が必要なのだ。
もう一度アマゾンでチャレンジする。
「日本製、ホースが長く、巻き取り式」を探すこと何分か、アマゾン会員のサーヤが「星の数の多いものを見る」と脇でうるさい。
星4つ、日本製、手を汚さずに巻き取りできる「ウェイビーキューブ」、20メートル、2.894円で決定。
そう、「魔法のホース」と1.000円しか違わないのだ。
2日後届いて、3日後休みのジャックと取り付けをした。
今度は図解付の説明書があり、しかも懇切丁寧。そう、これが日本製のよいところだ。
ホースが絡まないように通す部品、差込のハンドル、繋ぎの補助ホース、そしてゴムパッキンの付いた蛇口コネクターなど部品が分かりやすい。
古い蛇口の取り付け具を外す。(これで20年もっていた)
3点ネジ止めのニップル(コネクター)をしっかりと嵌める。
このとき、前回の失敗で見つけた窪みを蛇口の後部分に押し当てて、水漏れを防ぐ工夫も…。苦い経験は活かさなくっちゃ。
蛇口ニップルに差し込むカップリング部分が、カチッと音を立てて嵌る。
この音で確信した。今度は成功する、と。
当たり前のことなのに、外国製のなんだか頼りない部品の後では、とても頼もしく感じられる。
そして、ノズルの軽いこと、力を入れなくとも握れるし、綺麗に散水できた。「よかったぁ」
(最初のはノズルが固かったので、手が疲れそうだと思っていたのだ)
8種類のノズル調節可能らしい。(最初のは6種類だった)
散水できたことで満足して、その種類の試し撒きはしなかった。
後日ゆっくりと試すことにして、ジャックに散水を任せて一息つきに家の中に戻った。
次の日、伸びるホースのコマーシャルを見ていて、届いたホースとテレビのホースが全く別物ということに気がつく。
色も素材の感じも、ノズルや蛇口の止め具も、まったくの別のもの。
要するに「別物」ということ。納得したれけど、ちょっと割り切れない感じはする。
そして、夜、今度はBSチャンネルで「オレンジ色の伸びるホース」のコマーシャルが…。
名前は「エックスホース」でも「魔法のホース」でもなかった。
えーっ、何なのかなあ。もう!
この数日、まるで梅雨のような日が続いて、皮肉にも散水のチャンスなし。
今朝、8種類のノズルの確認をした。
うん、細かな霧状からほとばしり遠くへ飛ぶ水まで、確かに8種類。
蛇口に変化なし、ホースの伸ばしも巻き取りもスムーズで、かなり楽になった。
そして、新しいこの日本製のホース、ジャックの望んだ長さ・15メートルより長い20メートルなので、火事にも使えそう? |
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