多くの電化製品は寿命切れ 10年以上働いてくれたし感謝
この夏頃から、洗濯機が不調でとても不便を感じていた。
冷蔵庫の庫内灯が切れたときは、買い替えかと覚悟したのだが、庫内灯を交換したらその後は順調で何事もない。
何事もないのが普通の状態なので、何か不都合があるととっても面倒臭い。
人間の知能状態は、様々な原因(ストレスや体調不良)等で、時々おかしなことになったりすることがある。
しかし、機械には全幅の信頼を置いているので、変調が起こるとどうしようもなくなる。
変調の原因は、「寿命が来ているのだろうな」ということ。
10年以上使用中だから、お疲れなのだろうが、住み替え計画中のために「買い替え」はまだ先の話なのだ。
不調は、まず洗濯物を入れて「入」のスイッチを押し、コースを選んで、「スタート」押してからのこと。
まずは「水量」の自動作動が働かなくなった。
主導で「水量」を決定して動き出したのが始めの頃のこと。
その内に、洗濯途中で「洗い すすぎ 脱水」のボタンがチカチカ点滅し、「E 2 2」と変な表示が出て、動作が停止状態になる。
不調の始め頃は止まる回数も全工程の2~3回程度だったが、最近では10回近くも止まる場合もある。
そうかと思えば、最初の2回くらいでずーっと順調に脱水まで行くことも…。
全自動洗濯機なのに、1~2分で止まってしまっては、洗濯している間はずっと付き添っていなければならないから、これではたまらない。
機嫌よく動いているからと安心していると、すすぎ段階で止まってしまっていて、実はすごく時間が掛る場合もあったりするのだ。
大概は朝洗濯を始めるから、洗面台で出かける支度中のサーヤが気になるらしく、「メーカーに問い合わせして」と煩いこと。
ある日の朝、1分置きくらいに止まって、とうとう堪忍袋の緒が切れ「今日すぐに電話」と厳命されてしまった。
型番を確認、「シャープ ES-KG 73V」。
ネットで電話番号を探し、数ある家電製品の中から「洗濯機担当」に連絡。
応答の結果、2003~2008年に造られた型番で、製作終了から7年間は部品確保することになっていて、今年の2015年がタイムリミットとのこと。
何処の故障かは検査して見なければ分からないのだが、交換部品によっては1~2万円掛るとのことだった。
出張費用が、2500+1000円に税金8%で、交換部品によっては修理しない場合は、出張費用が負担になるらしい。
そして、過去にシャープから「点検」に行っているかどうかの確認があった。
ない場合は、出張費は無料になり、「洗濯機点検」をするということらしい。
記憶になかったので、そう返事をし、一番早い日にちの10月7日・午後に依頼をすることにした。
そして、午後早い時間帯に「修理点検」の担当者が来宅。
早い話が『洗濯機の底にある基盤の交換が必要』ということで、費用が5~6万円くらいになるとのこと。
「買い換えたほうが得策」で、このまま「引っ越すまで使い倒す方向」で決着。
「無料の点検」を後日行うことで、修理検査は終了して報告書をもらった。
更に2日後の夕方、点検のための担当者が来宅したのだが、これが大騒ぎに…。
なにしろ10年以上設置した状態なのだから、水道の蛇口にホースが嵌めたままになっていて、外したとたんに水が噴水のように迸ったのだ。
担当者が慌てて蛇口を閉めようとするが、とっても硬くて回らないから、水は出たままになり、大慌てで格闘すし、全身ずぶ濡れの状態に…。
なんとか蛇口は閉めることができたが、当たり一面水浸し状態になってしまう。
手近にあった雑巾やタオル類で水分はぬぐったが、担当の人寒そうな…。
蛇口を止めてからホースを外すべきだったので、謝まっていたけれど後の祭り。
それから点検を丁寧に行って、やはり基盤の故障なので不調のままで終了。
それでも、何かの部品というかフェルトは交換してくれたみたい。
もちろん、無料点検なのでそのまま終了で帰ったけれど、ユフィは横の台所で夕食の天ぷらを揚げている真っ最中で、噴水にはとっても驚いた。
大騒ぎの末、洗濯機は埃や汚れがふき取られたから、綺麗になったみたい。
サーヤが言うには「レンタルという方法もあるみたい」とのこと。
今のままでどれくらい動いてくれるのか、それは分からないのだが、最終的にはレンタルも視野に入れながらの生活になりそう。
引越しまで持ってくれれば、それが一番なのだが…。 |