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洗濯もの乾燥に持ち出した布団乾燥機

秋の長雨に対抗するにはこれしかない!

本当に今年の気候はめちゃくちゃだ。
前半の寒波・大雪・大雨・竜巻・猛暑・台風と全国的に翻弄されたのに、後半も早い秋の到来・豪雨被害と続いては家庭生活も大変!被災地はもっと大変だけど…

8月末から始まった秋雨は、連日続いて家庭の主婦は洗濯パニック状態に。
毎日の入浴にタオルが足りなくなる、下着が少なくなる、洗濯物は増える。
なのに、室内干しでは乾かないから、洗濯機の乾燥に頼るしかない。

これが時間ばかり掛って、ちっとも乾かないから頭に来る。
グルグル回っているのだが、上下に回転しない古いタイプなので、熱いところと冷たいところに分かれるし、それにくちゃくちゃの皺だらけに仕上がるのだ。

知人に嘆いたら「沢山回すほうが皺になり難い」と教えてくれたのだが、沢山入れたら時間も沢山掛って、乾いた部分と生乾きの部分とに分かれ、しかも皺くちゃはおんなじ。
知人宅の洗濯機は「最新式なんだろう」と納得して諦めた。

ではどうするのか、考えていて気づいたのが「布団乾燥機」だ。
昨年の「ダニ騒動」で購入したもの、最近の「秋の長雨」で使用したばかり。
確か「洋服乾燥の機能」もついていたはず、ブーツや靴などの乾燥機能もあったのは覚えているのだが、使用書が例によって見つからない。

リサーチして同型の機器の説明を見るが、移動式の洋服ラックに被せて使用する 仕組みだと分かった。
我が家は大きなクローゼットがあるため、洋服ラックは無い。
クローゼットに乾燥機持ち込みも、片付けや設置に苦労しそうでちょっと無理。

なんとか考えたのが、2階の和室の角の利用法だ。
きちんと和室になっているから、長押(なげし)と呼ばれる部分に長い棒を渡すことで、洗濯ハンガー等が掛けられると閃いたのだ。

さて閃いたのは良いが、長い棒が思いつかない。
和室は広いから洗濯竿でも渡すことは可能だが、現在はジャックの寝室にもなっているから、それではあまりに見苦しいし鬱陶しいだろう。
毎日掛けたり外したりなんて、とっても面倒で…。

そしてまたまた閃いたのが、フローリングワイパーを代用すること。
なんとぴったりと角に渡ったし、端がゴム製だから滑り難いし、ワイパー部分がお洒落ではないが、ユフィには我慢ができるし…
長押に渡した棒

よくよく布団乾燥機を広げてみて、チャックが付いているのを確認し、ボックス
型に包み込めるようになっているのに気づいた。
ハハア、これをラックに被せることで「洋服乾燥」が完成する訳だと納得。

被せるのではなく、下から包み込むようにすることで成立することも確認し、紐を棒に通して準備はオッケー。
早速生乾きの洗濯物を吊るし、乾燥機を下から差込んでスイッチオンで試してみた。
洋服乾燥は2時間連続使用なので、そのままにして他の用事を済ませる。
包み込む
下から乾燥機
乾燥中

タオルが長く垂れ下ってたるむので(上の写真の状態)、上部は乾いているが下部がなんだか今ひと つの仕上がりになる。
面倒だが、上下挟み直せば良い訳で、なんとかセーフで一安心だ。
皺だらけは防げるし、洗濯乾燥機のようにガタンゴトンと煩くはないし、時々様子を見て入れ替えすれば大丈夫。
外干し中
シャツや靴下は楽に干せる
タオルなど長いものはたるむ

何日か続いて使用、薄日の日でも午後3時くらいから乾燥ボックスに入れることで、カラッと乾いてくれるから、とても心強い味方になってくれた。
でも梅雨時よりも洗濯に悩む秋なんて、初めての経験で戸惑いもある。

来年以降の天候は、どうなるのか?
温暖化が続くとも、いや氷河期に向かっている途中経過だとも、難しいことは分からないのだが、何万年周期の地球規模の話なので、主婦のユフィには全く理解不能な学説だから、生きている内には実現しないのだろう、と思うことに…。

ただ、今年の異常気象は、ここ何年かでも特別な気がする。
数年前までの冬は、暖冬で手袋が不用だったのに、この前の冬の寒さは厳しかったし、9月なのに11月の気候になったり、なんだか不安。
それでも、何かと工夫を重ねながら、生活はできていくのだろうな…。
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