やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
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土曜日の午前4時に携帯が鳴った 何事!?

緊急地震警戒注意報に飛び起きる

早朝の4時20分頃、枕もとの携帯が突然ブルブルと鳴った。
驚いて目覚め、時計面を見ると4時台。
頭が覚め切っていないから、平日設定の目覚ましのものかどうか、判断が付かない。
スマートフォン

「今日は土曜日で、目覚ましはセットされていないはず。それに4時なんて?」
ベッドでいろいろと考えている内に、ゆらゆらと揺れたような…。
「地震かな」とまだ半分は夢の中

ともかくトイレにと起きて、マサムネがいつものように寝起きの水を欲しがる。
洗面台の蛇口を捻っても、水が出ない…
台所の流しの蛇口からも出ない…。

少しパニックになりかけて、トイレ用に手桶に風呂の残り湯を汲む。
我が家では、地震で断水したときのために、風呂の湯は翌日の夕方まで落とさないのだ。
トイレが使用可能でも、断水では用が足せないから、風呂の残り湯をトイレ用に使うようにするため。

地震は何時来るか分からないのだから、風呂の水は常に入っている。
「断水=トイレの水は使用できない」とインプットされているから、手桶で風呂の湯を汲んだのだが、ジャックが「水は流れた」と言う。

落ち着いて考えれば、タンクに水は入っているのだから、何回かは使用可能のはず。
最新のものに変更したので、流す水の量が少量で済み、水道代も少なくなっている。
トイレを済ませてホッとしたら、ジャックが洗面台で顔を洗っていた。

「断水はどうした?」ものすごく疑問のユフィ。
「今日は土曜日よね」とジャックに念を押す。
ジャックは口には出さなかったが、「ユフィがボケたor寝ボケた」と思ったのではないか。
再びベッドに横になっても、「目覚ましではないのか、誤作動か」と気になる。

この時点ではまだ、携帯のブルブルが何なのかは分かっていない。
朝御飯のとき、テレビのニュースで「宮城県の地震(2014年7月14日)」を見て、あの揺れは地震だったと分かる。
地震なら、一時的に水道が止まったのも理解はできた。

はっきりと確認したのは、暑い中頑張って行ったジム・ファーブスでの会話。
玄関での、帰る人と入る人の会話から…。
「朝早くから警戒注意報が鳴り出して、びっくりした」と口々に言っている。

突然の携帯のブルブル、ベッドの揺れ、断水の三つが、全て結びついたのだ。
「緊急地震警戒注報」の設置を忘れていただけ
最近、携帯は起床の目覚ましに使っているだけ、常にベッドの脇に置いてあるから、携帯の役目は果たしていない。

テレビのある部屋からベッドルームまで、離れているため、気づかなかったのだ。
起きている間なら、テレビの注意報が煩いくらいに流れるのが聞こえるけれど、静かにブルブルと震えるだけにしてある携帯には、気が付かなかった。
「なんだか奇妙で気持ち悪い」事も、これですっきりガッテン・ナットクできてよかったぁ。

でも、本物の大地震は経験したくないので、来ないで欲しいけれど…。
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