夏と秋の境が? 日付はどんどん秋深く
まったく「夏が過ぎた」感覚がないままに、10月を迎えてコマーシャルはハロウィン尽くし。
10月30日がハロウィン当日らしい。
9月始めに「秋の気配」を表現して、ドアリースを『スワッグ』にしてみた。
『スワッグ』とは、束ねるだけの簡単な花飾りの意味。
リース状に飾る必要が無いので、ズボラなユフィにはぴったり!
最近はイオンばかりではなく、豊洲周辺のスーパーも覗くようになったので、花も変わったものを見つける。
アザミ風の落ち着いて色合いの一枝、ドライフラワーにしておいたので、早速利用する。
ススキの代わりには「パンパスグラス」と言うアルゼンチン・南米産の長い穂のものを購入。
「吾亦紅・ワレモコウ」も売っていたのでドライのスワッグには最適。
近くの路地で見つけた「韮・ニラ」の花と、道端の「猫じゃらし・エノコログサ」も添えて、雑草に近い穀類らしい草の実も合わせて、大きな花束に。
麻縄で結んだので、とても秋らしい素朴な出来上がりになったと思う。
家族は何も言わなかったが、ヤクルトのお姉さんが褒めてくれたので満足。
花入れには、バラの実の枝と紫の小花はユフィが、ススキと紅葉する枝ものはジャックが買ってきての合作。
「薄を見つけたの」と聞いたら、「ビバホームで買ったよ」と言われた。
薄を購入することは考えなかったユフィ、車道脇の緑地帯に昨年は見た記憶が…。
ビバホームで「パンパスグラス」を買うつもりが、売り切れたらしい。
花屋で間に合うと言うか、購入しなければならないのが近年の事情。
昔の空き地にはたくさん生えていたのに…、年齢がバレル!
スワッグについて
ところで『スワッグ』という花束、フラワーアレンジメントでは習わなかったので、ネットで調べた。
葉・花・果実からなるリース、クラスター(房飾り)、スプレイ(枝飾り)。
世界で一番古い花飾りは、花や葉を結んで紐状にするガーランドで、紀元前十四世紀のエジプトではツタンカーメン王のミイラの首や柩を飾っていました。
ガーランドを輪にしたものがリース(花輪)で、頭にかぶるとサークレット(花冠)と呼ばれ古代ギリシャ・ローマで一般的になっていきました。
(植物生活から)https://shokubutsuseikatsu.jp/article/news/p/2930/
簡単なのに歴史は古い「花飾り」らしい。
ちょっと嵌りそうな予感がしている。
市販の花に、道に生えている雑草を上手く合わせれば、安上がりで世界に一つしかない花束が作れるのだから…。
さて、続いてのハロウィンは、当然『スワッグ』でしょ!
「秋の花束」に続いては、パンパスグラスを再利用、サーヤまで「魔法使いの箒だね」と言った。
そう、魔法使いの帽子も100均で見つけて、手作りする必要がなくなって満足。
小さな熊さんの魔法使いもゲット、真っ黒な帽子ではなく透け透けなのが良いのか悪いのか、好みの問題。
金と黒のキラキラモールは巻き付け用なので、帽子から箒に巻いてみた。
ジャック曰く「えらく派手派手しい飾りだな」だそう。
「金と黒」だから、「紫とオレンジ」ほどには派手じゃないと思うけど…。
100均で見つけた飾りの残りを玄関内に下げたら、アム君が飛びついていた。
ドアを開ける度に風で舞うので…。
外の花入れは、バラの実は赤くなり、薄はふわふわ羽毛状態、ワレモコウと女郎花っぽい黄の花で賑やかにはなったかな。
呼び鈴横の隙間には、ジャックとユフィが出掛ける度に見つけた「秋のもの」が溢れている。
にんにくの花が元気、小さな緑の珠になってきていて、「強い植物だなあ」と感心しきり。
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