まずは節分の豆まき
新マンションに転居してから二度目の節分の日が近づいて、「豆まき」するかどうかの相談をする。
世田谷の家の場合は、玄関・1階の居間と座敷・2階の部屋3室の戸や窓を開け放って、「福は内」だけを大声で言いながら豆まきをしていた。
『福は内』の言葉は、鬼は内・家には居ない筈だから「鬼は外」と言わないと言う意味。
長年使っているので違和感は無い。
ただ、豆をまくと拾うのと掃除が大変、何日かは豆を踏んづけたりしてしまうし…。
部屋の中は掃除出来ても、窓や玄関の外は全て拾うのは無理。
当然、マンションではベランダと玄関外のマンションの廊下に豆が散ることになるから、「豆まき」は止めようということになった。
形だけ少しの豆を撒いて小声で「福は内」とブツブツ言ってお仕舞い。
サーヤに至っては「私、豆は要らない」と夕食時にも口にしない始末。
郷に入っては郷に従え、でとっても寂しい節分となる。
それをカヴァーする訳ではないけれど、『ドアに何か飾って』とのサーヤの言葉に、早々と扉飾りは用意しいたのだ。
スーパーで見つけた「節分の日の飾り・ヒイラギと豆ガラ」。
本来なら「鬼が嫌うもの・柊と鰯の頭」を門先に吊るす『門守』という風習があり、『柊鰯』などと呼ばれるらしい。
でも、鰯を焼いてその頭を柊の枝に刺して飾る、ってなんだか…。
いくら「魔よけ」で臭いものや尖ったものを鬼が嫌うと言ってもね。
で、次の風習である『豆ガラ』を見つけて「これならマンションでもオッケー」かな?
大きく目立つように『豆ガラの音・柊の棘・鰯の臭い』がオニを追い払う『厄払い』と書いてあるけれど、鰯の頭は付いていない。
で、飾る期間も地域で様々だとか。
小正月の翌日から節分まで、節分の日から一年間も続ける、など…。
一年間なら手間無しで「厄払い」できるならありがたいけれど、なんだかつまんないし…。
と言うことで、梅の花のリースに下げてみた。
で、飾った後の始末は、キチンと塩で清めてから白い紙・半紙などに包んでゴミに出すんだそう、ちゃんとやりましたよ。
門松などと同じ方法ですね。
桜の造花は準備しておいた 足りなかったけど…
月に何回もビバホームやららぽーとには行かないが、行ったついでに必ず百均には寄る。
玄関飾りに適したものが見つかる可能性が高いので…。
今回使用した「桜の花」と「水仙の花」、両方の百均でみつけたもの。
ちなみにその後行った時には「売り切れ」だった。
今回の「桜」と「みどりの葉」はビバホーム、「水仙」はららぽーとで購入。
2月末から3月頭までは「水仙」の花盛りだったので、とても華やか。
3月末までは桜中心にしたが、緑と淡いピンクだけで少し寂しい、桜の花が手に入らなかったからだ。
実際に今年は桜開花も早く、4月始まで咲いていたのは八重桜だけだったし、まあ良しとしようかな。
来年はもう少し多めに買っておこう。
玄関脇の花入れには 百合の花が似合う
その分、玄関脇の大きな花入れには、次々と花を買ってきて活けた。
北向きの玄関なので、暖かな室内と違って「花持ち」が良い。
正月用の松と南天に葉ボタンも長く持ったし、その後の桜も楽しめたが早めに桜は散ったし、昨年と違って葉もあまり茂ってくれなかった。
4月が近づいてからは、百合中心に活けている。
葉ボタンが次々に伸びてきて、黄色い小さな花をつけた、あまり目立たないけれど…。
イオンの花屋さんがこの頃お気に入りで、用がなくても立ち寄って見ているが、先日大きな葉で縁に赤が入ったものを見つけた。
ネットで調べたら「コルディリネ」という葉っぱらしい。
花屋さんの名前と違うような…。
通称花屋では「赤ドラセナ」と呼ぶらしい。
大きく開いて華やかだし、花ではないので多分日持ちがよいはず…。
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