やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
読切
TOP > リビング > 季節にあわせて(絵・置物)

季節感が漂う玄関の飾りつけ

玄関ドアの飾りつけには季節感と楽しさが欲しいよね

マンションのドア部分は、個人の所有ではなく「マンションの所有」なので、取替えはできない とのこと。
サーヤは不満気だったが納得するしかなく、外側は諦めて内側を室内と同じような白っぽい色に張り直してもらった経緯がある。

それだけにドア外の玄関周りは、なんだか気になるらしい。
各部屋によって様々な様子なのだが、子供用の自転車や遊具が置いてあったり(因みに自転車は違反)、濡れた傘が掛かっていたり(乾いてもそのままだったり)、なにしろ長年住み慣れている人にはお馴染みの光景なのだろうな、きっと。

しかし、新居という思いの強いサーヤを始め私達家族には、とても気になる光景だ。
しかもドアの外側は年数も経っているし、前居住者の使用したキズ跡(クリスマスリース等)が目立ってしかたが無い様子。


ユフィもジャックも気にはなっていたから、サーヤの想いはよく分かった。
手っ取り早くユフィが造った「ドライフラワーの花束」ではどうか、との提案に、「良いと思うけど、それだけじゃ詰まんないから、百均に行って何か買ってきて」とのこと。
ジャックには「玄関脇の大きな花活けには、できるだけ生花とか、ベランダのように鉢植えとかにして」とのこと。

百均ならともかく、生花や鉢植えにはお金も掛かるし選び方も難しいので、ともかくユフィが次の日に早速ビバホームに出向いて、ゆっくりと飾りを探すことにした。
いろいろと考えた結果、ドアには厚みのあるものは適していないから、小さな木製の「キャンバス立て」と、松の「松毬 まつかさ・まつぼっくり」と、焦げ茶に金の模様入りのリボンの3点を購入


「ドライフラワー」は台所の壁高く、マグネットで止めている。
あまり人目には触れない場所なのだが、理由は「アムールが悪戯する」からだ。
サマーチェリーは宮坂農園からのプレゼントで、今年もドライフラワーにしていたもの。

スターチスは仏壇用の花を取っておいて、ドライにしたもの。
どちらもアムールは大好きで、ダイニングに飾っておくとオモチャにして狂ったようにメチャメチャにして遊ぶので、最近は台所の上の方に止めておく。


それでも「大好きなオモチャ」なので、人目がある間は飛びつかないが、家族全員でお墓参りの日には帰宅したら逃げたので「何か悪戯したな」と思ったら、台所の床にちっちゃな花が沢山散らばってていたので、「またやった」と苦笑いしたもの。

「吾亦紅」も買ったときは秋の風情が欲しかったのだが、やはり悪戯したくなるらしいのでドライにも最適なので一緒に束にしてあったもの。
生花には手を出さないのだから、これからも要注意の花はあるのだろうと思う。

以前から表札を出しておく門柱にも、何か欲しいと考えたていたのがジャック。
朝の散歩で公園を歩いているとき、見つけた木の実が生った枝や団栗などを飾っていたのだが、強風の朝に飛んでしまったので、小さく平たい花瓶状のガラス瓶を購入してきたらしい。
それまでは、アクリル製のコップを代用していたから、これはこれで進歩したわけ。

ユフィは車道の脇で実をつけた枝を見つけて持ち帰って刺してみた。
粟の穂は、小鳥たちの大好物だが、ジャックが玄関脇の花活け用に買ってきたもの。
ドライには最適なので、こちらに移動させたのだと思う。


ベランダなら小鳥が来訪してくれる可能性もあるが、玄関は北西向きで寒いし風も強いから、小鳥の来訪は無理だろうな。
来てくれても眺められないし…。

と言う訳で、マグネットに市販の木のキャンバスに付いていた標識の紙だけ外して輪だけ残し、リボンでドライフラワーの花束を括り付け、松ぼっくりを下げて作成時間は10分くらい。
とっても簡単に飾りは完成した。


今後は季節に合わせてリースを作る予定なので、松ぼっくりもリボンも使用は可能だし、デザインは無限大だよね。

帰宅したサーヤ「良いじゃない」と、とってもご満悦で「よかったあ」とユフィ。
さて、10月は何をメインにしたら良いのか、ただいま考え中。
▲ページTOP