マーラさんの記事 |
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家族と過ごす旧正月・祖父とひ孫たち
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我が家は旧正月の元旦日の早朝、もっとも年配となる祖父の家を訪れ、新年の挨拶をしました。
挨拶とは、年下の人が両手を上向きにして、年上の人の両肘を両手で持ち上げながら、新年をお元気でお迎えしましたかと挨拶を交わしながら、ハグすることです。
息子たちも民族の衣装となるデールを身にまとって、かなり気合を入れました。
たくさんの親族の家を挨拶に回るほど、もらうお土産の数も増えます。
子供たちだけではなくて、大人までがお土産をもらいます。
息子たちもお菓子やお年玉もたくさんいただきました。
旧正月のメインのご馳走はボーズです。
(ボーズの作り方は牛・羊のひき肉のたまねぎ和えを小麦粉の皮に包み、蒸して出来上がり。)
ボーズは家族全員で作ります。年配がいる家庭ほど作るボーズの個数が増えます。
ちなみにですが、祖父の家は、600個も作ったそうです。
外の気温は日中でも-18度ぐらいですので、ベランダで自然冷凍庫しておきます。
そして、お客さんが来るたびに用意した冷凍ボーズを20分ほど蒸して出します。
ボーズ以外に必ず用意するのは「ベレース」です。これは干しぶどう入りの炊き込みご飯のことです。
炊き上がった時点で、バターとお砂糖入れて混ぜるだけで出来上がり。
甘いですので、子供たちは好んで食べるおやつにもなります。
私はかなり気をつけていたのですが、少々太り気味です。
食べても太らない体質になれたら理想的ですが、
今週からはダイエット開始ですかね。 |
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