やましたさんちの玉手箱
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炊飯器を買い換えて気づいたイロイロ

内なべが傷んでしまったから…

炊飯器の取替えって、よほどのことがなければ替えないものだと思う。
以前の炊飯器など、10年以上使用していて、なんともなかったし、ご飯の味も別に問題はなかったと思う。
ただ、かなり古くなっていたのは確かで、最近の炊飯時間より短かった。

次の炊飯器に替えたとき、炊飯時間がかなり掛かるのにちょっと驚いたのを覚えている。
最近のものは、炊き上がりに時間が掛かるのだが、お米の浸し時間とか、蒸し時間もセットになっているらしい。
「より美味しく炊き上がる」のだそうだ。

で、今年の正月明けの日、要するにお餅に飽きてご飯を食べたくなったときのこと。
昨年から、炊飯器の内なべに傷がついて、だんだん傷の数が増えていたのをサーヤが見咎めて、「替えようコール」が始まっていた。
渋谷の家電のビックカメラなどに行けば、すぐに持ち帰れるのだが(前はそうしていた)、歳末で忙しいから行きたくない。

サーヤに頼んで、アマゾンで適当に、サーヤの気に入りそうな炊飯器を選んでもらった。
「IH炊飯器が良い」とか,「硬めの焚き上がりが良い」とか、いちいちうるさい。
結局「前のと同じ象印になった」のだそうで、価格も予定の半分以下で見つけたみたい。
届いたダンボール

前の炊飯器を渋谷のビックカメラで求めたとき、最新式より以前の型のものは格安になると勧められて買ったのだが、それがアマゾンでも同じだったらしい。
炊飯器は、美味しくご飯が炊き上がれば、型は最新式でなくともどうでも良い訳で、サーヤも納得の様子。
中身が同じ型

届いて箱を開けていったら、「えっ、全く同じじゃない」というくらいに「瓜二つ」のものが届いた。
IH炊飯ジャー『極め炊き』がそれなのだが、内容はかなり新しくなっては居るみたい。
使用しての違いは、「コードが延びやすく戻りやすいこと」単に新しいからだけのこと?
カップは2個
豪熱沸騰IH釜

炊きあがったときの「メロディ」が、とても低くて聞こえにくいこと、うるさくなくて良いのだがキッチンにいても聞こえにくい。
ちなみに「メロディ・キラキラ星」まで同じなのが、可笑しい。
この「メロディ」の音の高低は変えられないみたいだから、「うるさい」というクレームでもあったのか?

違う点は、「炊飯メニューが増えている」こと。
白米/炊きこみ・無洗米・熟成炊き・白米急速・おかゆ・玄米・雑穀米、と7種類に増えている。
ということで、軽量カップも2種類付いて来た。
新旧の炊飯器

更に「保温」も高めと低めの2種類を選べる。
我が家では、保温して食べる習慣が無いので、あまり活躍はしない部分なのだが…。
基本は『炊きたて』が美味しいと思っているし、残ったら冷凍庫行きになるのだから。

『ご飯の炊き方』も懇切丁寧に説明されていて、軽量はカップですりきりで量る、米の基本的なとぎ方、メニューを選んで炊飯スイッチを入れ、炊きあがったらご飯をすぐほぐす、がその順序。
だけど、炊きあがりのメロディが低くて気づかないことも多いから、すぐにほぐさない分美味しくないのかも…

「炊きあがりの時間の目安」では、普通で45~55分、熟成炊きで70~80分、急速炊きで24~35分が基準らしい。
ユフィは多分せっかちなのか、以前は30分の早炊きが多かったので、急速炊きには興味津々。
一応、白米の炊き方を全て試してみたが、「あまり変わらないようだ」がユフィの感想。
サーヤは「硬めが好みだから、普通か急速が良いかも」とのこと、熟成炊きは二人とも「美味しいか?」だった。

更に、「あったか再加熱」も新しい選択らしい。
保温状態のご飯を、再加熱で炊きたてにする方法の様子。
我が家は、常に炊きたてが普通なので、これは使用しないと思うが、過齢で何もかも面倒になったら使うかな?

さて、内なべの破損状態については、「フッ素皮膜は傷つきやすいので、傷めない為に」の注意事項が書いてある。
はがれる原因は、「米に混じった異物」「泡だて器での洗米」「金属のものを使用」などらしい。
サーヤが洗米していたとき、冷たい水を触りたくないと泡だて器を使っていたっけ、と気づいた。
釜の傷

その他にも、洗うときの洗剤やスポンジ、しゃもじ・おたまの使用、などにも注意が必要とのこと。
そして、肝心なことが『取り扱い説明書』に明記されていたのだ。
部品の購入が可能だということ。

今度フッ素加工が痛んだときは、注文しての取り寄せができるのだ。
確かに価格は高くはないけれど、使い慣れたものは替えたくないのが本音だから、部品が交換できるのは朗報だ。
本体は何処も壊れても居ないのだから…。

さて、我が家の長い間馴染んでいたお米屋さん、昨年いっぱいで店仕舞いしたのだけれど、1月のみは運んでくれるという。
長い間のお付き合いで、どうしても届けて欲しいというお馴染のお客様が居たらしい。
ということで、お米は2月いっぱいは持ちそうな様子。

我が家では、7キロくらいが1ヶ月の目安なので、2キロが2袋と、3キロが1袋になる。大袋だと湿気が気になるので…。
両方ともにコシヒカリなのだが、キロ数で袋が違うのかな?
ともかく、食べ比べても米の違いは分らないし、IHにこだわった炊飯器も炊きあがりの味の違いは分らない?
米の袋米の袋3キロ

美味しく食べられれば、何でも良いのだから気にはしないことにする。
それよりも、長年馴染んだ東屋さん独自配合の『アカトンボ』のコシヒカリ、無くなったらアマゾンで同じくらいのお米が探せるかなと、心配?
説明書の中に「お米の話」が載っていて、今さらながら読んで納得。
米の話

無洗米は、白米の表面から細かい糠を取り除いたものらしい。
米をとぐ時出る、白いものが糠ということか。
母はこのとぎ汁を『栄養があるからもったいない』と、植え木などにかけていたっけ。
最近はユフィもマネをして、屋内の観葉植物にかけたりもしている。
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