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現在刻語事典
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其の伍 オリンピック招致
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8月24日現在。東京オリンピック招致の為、猪瀬知事を始め100あまりがブエノスアイレスへ出発した。
最後のプレゼンテーションが行われるのだが。
ジャックだったらどうするか、まあ、ゴマメの歯軋り、にもならないけれど、考えてみた。
●プレゼンテーションの冒頭は、かの、古関 祐而作曲のオリンピック・マーチだ。開会式で、他国の行進曲と交互に演奏された名曲だ。
次のオリンピックの開会式では、再びこの名曲を、NHK交響楽団のフルオーケストラで演奏したいと、会場に鳴らしたい。
●聖火台 過日、NHKの番組で紹介されたが、日本の鋳物技術の粋で造られた聖火台。近代的な競技場に、当時の聖火台をそのまま使おう、映像と共に紹介したい。
●沖縄を駆け抜けた聖火。当時、まだ日本に帰属していなかった沖縄の北から南までを走った聖火、沖縄の希望の火だった聖火。これも、映像で。
●新幹線。オリンピック開業に向けて走った新幹線。その後の新幹線の歴史は、猪瀬知事のポイントの一つ、交通インフラの代表だ。これまで死傷事故のない、驚異的な運行を是非IOC委員に。この紹介には、時刻表だ。世界中にこんなに厚い、鉄道の時刻だけを掲載した書物があるだろうか。
●閉会式。東京オリンピックの閉会式。行進が開始された途端、選手はあっという間に入り乱れ、日本選手の旗手は肩車された。世界が、一つになった初めての出来事だ。東京オリンピックはね、世界統一の、この時シンボルになったのだ。当時新聞記者だった、本田康治は、この模様を『勧進帳』(なにも書いていない巻物を読み上げた)で本社に送ったというエピソードがある。
プレゼンテーションに、あまり「演説」はいらない。当時の映像を見せながら、生き生きとした当時の日本と、現在の日本を紹介してみたらどうだろう。 |
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