やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
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韓国ドラマ「還魂」

「ひと昔前、中年女性に圧倒的な人気を誇った韓国ドラマがあった。
ヨン様の人気はすさまじかったのを覚えている。
「冬のソナタ」の放送は観ていたし、その反響の凄さも知っている。


なにしろ映像の場所が観光地化し、大挙して日本のおばさま達が押し掛けたのだから…。
それほどペ・ヨンジュンこと「ヨン様」の人気は凄まじかった…。
で、ユフィが最近嵌って居るのが現在放映中の2本。

中国ドラマに続き、只今毎回楽しみに待っている時代劇「環魂」と現代劇「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」。
放送中なので続きがなかなか見られず、そのせいもあるのか、嵌った…嵌った…。


環魂の世界観

全く真逆のドラマ、「環魂」は奇想天外な空想もの。
魂の甦りが主題の時代劇スペクトル。
名家の坊ちゃんと盲目の女性+暗殺者の女性との「魂」のふれあいと、壮大な世界との相克の物語。

主役の俳優にもべた惚れ状態、美男子は大勢知っているが、ウクを演じるイ・ジェウクがお気に入り。
日本的に言うと「しょうゆ顔」で美男子ではなく甘くない、くどくない、でも唇が凄く魅力的。

気難しい坊ちゃまがよく似合う。
母親の密通で誕生した「疑惑の子」のため鬱屈した性格に。
その御曹司が、暗殺者の魂を持つ「ムドク」に惚れ込んで、師匠にしたことで起る様々な事件、この時の彼の演技が上手い

父親によって気を全て塞がれ、12人の師匠から破門され続ける20年の日々。
やっと見つけた特別な師匠と共に、徐々にしかし確実に短期間で駆け上がる…。
「帝王星」の性格を持つ、この世界最強の男。

何しろ空想の世界が舞台なので、服装もメイクもヘアスタイルも今までとは全く違う。
特筆なのがヘアスタイル、女性と世子(セジャ)は時代劇風だが、男性のヘアスタイルは現代のまま、三人の親友の一人は金髪ロングイヤリングで個性的。

もうこれだけで「ワクワク」「ドキドキ」のドラマだと思いません?
「世界の混沌を救う男」なのか、「世界の覇者を奪う男」なのか
なにしろ放送が順次韓国での後なので、5日間待つのが…。

中国ドラマの「三生三世 永遠の桃花」にも嵌ったし、「鳳凰の飛翔」にも…。
で繰り返し観たのが「三生三世」、「鳳凰の飛翔」は悲劇で終わったからちょっと…。
それと撮影中の動画で、合間に主役がダンスしているのが何だか…。

物語が進む内に、師匠と弟子・主人と侍女の関係から、死を覚悟した恋人同士に発展。
魂の入れ替えが頻繁に起こり、主役二人は辛うじて逃げ延びる。
ハラハラドキドキの展開は、韓国ドラマの独壇場。

最初の出会いから回が進む毎に、劇的な内容は様々に変化し、「密通で誕生」したのか、「意図的に帝王星の元に誕生」したのか、もう解らない混沌の世界に。
そんな中徐々にこころを通わせる二人、「死の影が付きまとう愛」はどうなるのか。

韓国の放送が金土なので、NETFLIXでの視聴は土日の真夜中。
もちろん待ちます、日曜日と月曜日にゆっくりと観るため…。
今回はより素晴らしく完成させたいと放映を1週間延期して、特別版を放送なんだって。

なにしろ視聴率が鰻上りで大人気、瞬く間に1位にランクしたので、制作陣も本腰を入れ直したらしい。
待つ身にとっては痛し痒しの状態だが、悲恋に終わらないよう祈るファンにとってもやきもき…。

この作品ヒロイン役が新人女優降板で、ベテラン女優に変更。
う~ん、難しい役だし新人にはちょっと…。
結果、歳の差9歳の恋人同士が誕生

主人公のチャン・ウク(イ・ジェウック)が売り出し中の24歳、ムドク(侍女・刺客)という難しい女性を演じるのはチョン・ソミンで33歳。
彼女の演技が素晴らしい、少しオーバーな喜怒哀楽だけでなく、邪悪な刺客の抑えきれない孤独やウクを慕う気持ちや動揺、見事に表現していて泣ける…。

断った婚約の印の割れてしまった赤と青の霊玉、ウクとムドクが「師匠と弟子の義理と道理の証」として其々大切に持つのだが、この玉にはまだ秘密の力がありそう。
お互いを恋い慕う想いの他にも、運命の石のような…。

そして、ソ・ウル公子の純情。
親友のウクと初恋の人ラクスを守るため、陰で表で活躍するのだが、こちらは悲恋に終わりそうで可哀そう…。
ともかく美男子で主役ウクより人気がある

登場人物や背景がともかく魅力的、美女ではないムドクを巡って恋の鞘当てもあり、脇役も魅力的で、飽きない・引き込まれる・目が離せない。
全20話なので、まだ起承転結の「結4話」が残った状態。

予告ではムドクとナクスの魂が入れ替わり、ナクスが表に現れるので、最後はナクス役のコ・ユンジョンに変更するらしい。
ナクスの本体は焼かれているから、どうするのかと思っていたら、表裏2体を入れ替えるという、なんとも驚きの結果のよう。
(しかし、第2部の予告では違う形に?) 

姿かたちはナクスで心・魂はムドク・プヨンというややこしいことに。
結果、第2部ではナクス役のコ・ユンジョンが主役になる…。
これは早くから公表されていたから分かるが、ムドク役のチョン・ソミンのファンは…。

うんうん分かる、凄くよく分かる。
姿がムドクでも恋情を募らせるユル公子、ナクス登場でライバル争いはどうなる?
いよいよ佳境の「結」のドラマ、待ち遠しい~。

さて、やっと2話残すだけになった。
どうやらウクとムドクの間は、ハッピーエンドになりそうな…。
でも、最後のどんでん返しが…。

お父さんのチャン・ガンがまだキチンと登場してないし、邪悪な悪の軍団も正体を現していないし、帝王星を守る七つの星・北極星も現れていない…。
流れとしては「世界を守る帝王星を持つ男はまだ未熟」なんだって…。

特筆なのが世者(セジャ)の役、敵役のはずが何だか違う展開に。
恋敵から同士に成りつつあるような、環魂のあらすじなどでは、人気が高い。
とても良いコンビ、優等生のユルとは別のファンが付いたみたい。

ユウチューブには、この「冠魂」と共に前回嵌っていた「キング」もしばしば現れる。
主人公の異世界の王を演じるイ・ミンホにもしばらく嵌っていたので…。
今回主役のイ・ジェウクは、まだ人気男優の上位には入っていないが、イ・ミンホは48位なんだって。

「三世三生 桃花十里」は、さすがに表れないが…。
韓国の人気って、日本人とは違うんだろうか…。
次回書くつもりの「ヨウンヨ弁護士は天才肌」は、自閉症スペクトラムが主題のもので、登場と同時に世界中が注目した作品。

全く毛色の異なる作品だが、世界が見守る話題作で新展開が待ちどおしいのは同じ。
おばあちゃんを夢中にさせる両作品、大団円に終わるのか、悲劇に終わるのか。
もう1週間我慢がまん…。

さて最終章19話と20話をやっと観た…。
若い松林の術師たちと、セジャ・ウク・ムドクを閉じ込めた「氷の石の結界」。
水気が全て吸い取られる状況の中で、ムドクは力を取り戻す…。

そして、暴走に走った冠魂人によって殺戮が始まり、ウルも大怪我をする。
そんな中でムドクが徐々に心変わりし、「ナクス」に戻る夢を捨てる覚悟を。
ムドクの心変わりを知って、将来の夢を約束するウク

それは全ての力を捨て、結界を水一滴で雨に変える為ウクの剣の力を振るうこと。
そして一閃、結界は破れ、氷の石を手にするウク。
帝王星が空に輝き、それを囲む北斗七星も空に現れた。

結界の外での「氷の石争奪戦」は収まる…。
そして人々の目にはセジャの姿が…。
ウクとムドクは静かにその光景を見守る…。

結界が破られる同時刻、冠魂を暴かれた王妃が最後の力を振るっていた。
そこに現れたチャン・ガン、すべての元凶と己を責め、王妃の力を受けて石化する。
ウクを守る為の最後の願い…、これが私にはなんだか分からなかった。

19話のあらすじを確認したが、もっと見せ場があったはず…。
だって見逃したチンムは、この後ムドクとウクを死に向かわせるんだから…。
そう、最後は寿退社したムドクが酒盛りした夜、チンムの呪いの鈴の音にナクスが…。

刺客ナクスは、ダンクとチョヨンの婚礼の日に姿を現した。
チョヨンの父を殺すために…。
そして、松林の術師を次々に倒していく…。

知らせを受けたウクが駆け付け、ムドクを庇いその剣に倒れる。
「死の誓」そのままに…
一瞬正気に返ったムドクの手を握り、約束した死を果たすと言い残し…。

観たくなかった、惨劇の場面が最終章となるなんて…。
でも、最後の場面で死体を焼く煙の中から「氷の石を持ち帝王星を背負い復讐に燃える男
」として蘇える…。

第2部への序曲が始まる…。
鎮妖院に姿を見せるナクス、奇麗だね。
表裏一体の話は無くなった?

どうなんだろう、ムドクは湖に死にに行って誰かに助けられるみたい。
ファンが、ムドク役のチョン・ソミンの復活を切望しているから望みは繋いだ?
遊び人でぐうたらなバカ息子から、復讐に燃える男に変身するらしいウク。

今年の12月から新年まで「第2部」が…。
待ち遠しいが、とても楽しみ…。
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