主人公が美男子
 
以前から好きだった中国テレビ、最初に嵌ったのは「如懿伝」など２本で、女性同士の嫉妬や抗争が繰り広げられる長編で、土日を除く毎日が楽しかった。(５月から再放送)
衣装や髪型、豪華なアクセサリーも新鮮。
更にだいぶ以前に「蒼穹の昴」浅田次郎作のテレビドラマ(中国)を観て、その壮大さと皇居の荘重な雰囲気、衣装などに見入ったものだ。
田中裕子が西太后に扮して、圧倒的な存在感を示していたっけ。
 
その後宝塚でも公演したらしい。
物語は難しいが、なるほど宝塚的には登場人物・衣装・背景などはぴったりかも…。
現在の中国は好きになれないが、物語り的にはユフィ好みなのかも。
「三生三世十里桃花」と「鳳凰の飛翔」
で現在も嵌り中なのが「鳳凰の飛翔」、２０１８年観終わったとの感想があるから、６年も前のテレビドラマだったんだね。
サーヤが「Netflix」を設定してくれて、テレビ番組以外も視聴出来るようになって開眼。
最初は「三生三世 十里桃花」を観た。
架空の天界の物語、三世にわたって同じ人を追い続けるって凄いロマンチックな話。
しかも双子の兄がヒロインの師で大切な人、弟はひたすら純愛を捧げる一途な皇太子。
マーク・チャオ演ずる二役は見事、同人物に見えなかった…。
髭のあるなしでここまで違う…。
式神・墨淵と皇太子・夜華、ヒロインへの想いを隠し続ける墨淵に何だか同情…。
髭のあるなしでいうと「鳳凰の飛翔」の寧弈も同じ。
ともかく色気たっぷりの寧弈が、なんでもできる帝王になったら少し魅力減。
ユフィは髭が苦手なのかも…。
その後も「Netflix」を覗いて、様々なドラマの短編を楽しむ。
その中で観た映像に、崖から一人飛ぶヒロインの姿の前に、帝王となった寧弈が寄り添う映像があったんだよ。
色々な設定で撮影されていたらしい。
ファンの皆さんが「ハッピーエンド」を願う気持ち、分かるよねぇ。
でも、この作品の流れからラストは悲恋しかない…。
ともかく、ヒロインよりも主役のマーク・チャオとチェン・クンに魅せられたのは確か。
特にチェン・クンのくるくる変化する表情に嵌った。
他の「Netflix」ファンの若い人達と同様に…、ユフィもまだ若い…。
マーク・チャオとチェン・クンの現代的姿で言ったら、軍配はチェン・クンに。
端正な顔より個性的な顔が生き生きとしていて、とても魅力的だから。
で、気が付かない内に観ていた中国版陰陽師の二作品とも、二人の主演だった。
陰陽師も中国で人気
「陰陽師 とこしえの夢」がマーク・チャオ主演。
他の作品も観たくて探した結果、いかにも中国らしいおどろおどろした内容に惹かれて。
でも彼は端正に演じていて、博雅を演じる男性も優雅で美しい。
もう一本の「陰陽師 侍神令（邦題/陰陽師:二つの世界）」は、知らずに観ていて後からチェン・クン主演と気づく。
で、２回目もしっかりと観なおした。
彼はアウトローが似合うのかね、ひとり外れて拗ねて生きるってのがぴったり？
小動物や天邪鬼など、特撮が見事、楽しくそして悲しく観た。
日本と違って大掛かりで華やかな分、楽しめるが情緒は…。
ユフィ的には、日本製の映画「陰陽師」の野村萬斎が一番落ち着く。
 
日本人だよねぇ。
なにしろ所作が狂言師だけあって、優雅で落ち着きがあり品が良い。
美男子かと言ったら、ちょっと違うけど。 |
