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007は渋い男前が最高

ダニエル・クレイグ主演作「スカイフォール」、007が始まって50年目の記念作らしい。
高倉健「あなたへ」の予告編からすごいアクションに惹かれて「観るぞ」と決めていた。

私にとって、007ジェームス・ボンドを演じられるのはショーン・コネリー以外にはいないと思っている。
渋くて格好良くて007そのもの。
彼以後の007は、映画館では観ていない。
甘すぎる、全体に。テレビ放映は何作が見ているけれど。
ショーン・コネリーは、ヘアが薄くなっても禿げても最高。
007は彼以外いない、と思っていたが、
ダニエル・クレイグが3作前に登場してからは、今までの中では「彼は007が似合う」と思っていたので、近作もいそいそと出かけた。

平日は10時半の開場なのに、土日の9時と間違えて出かけ、早々とまん中の特等指定席をゲット。
1時間半、買い物に住宅街の奥まで出かけてチョコをお歳暮で送り、戻ってきてぴったり時間通り。
「あなたへ」でも初回は殆ど年配の人だったが、007も50年来のファンが多いのか、中年以上が大半だった。
私の前の席には、禿げた方と真っ白な髪の方がずらりと並んでいて「ちょっと」と思ったら、私の両隣は若い学生風の男の子で、なんとなくラッキーな気分になった。やっぱり異性のほうが良い?

タイトル前にいきなり話しはスタート。息もつけない追いかけっこ。
トルコの街中を、屋根の上を走るのではなくオートバイで駆け回る。
ものすごいスピードで迫力は全開。そして列車の上での格闘。
これも今までにないアクションのの展開で面白いが、誤って撃たれた007が川に転落してタイトルが流れる。
始まる前がすごかった。

殉職したと思われたボンドの復活。再テスト。
たそがれた無精ひげの007は、見慣れていないので侘しい。
そして、髭を剃ったタキシード姿の007の復活。こうでなくっちゃね。
ボンドガールもちゃんと用意されていて満足。
この先は詳しく話さないほうが面白い。

世代交代、深い皺が刻まれたMI6の女性トップMの悩みと誇り、Mに対する母への憧れと失望、野犬の復讐心と飼い犬の忠誠心、最先端の科学から50年前の懐旧にも似た活劇、といろいろ混在し、でもとても分かり易い。
50年間の007のオマージュということか。

古き良き時代は過ぎ去り、新しい時代が来る。
でも映画ファンは付いて来ている。良いものさえ製作すれば…。
やっぱり洋画は活劇に向いている。風景が違う。
広々としているし、混み入った街中でも雰囲気があるし、日本とは違うなあ、と思っていたら見慣れた風景が出てきた。
外国にも似た所があるのか思ったら、長崎の軍艦島だった。
最後のタイトルロールまで見ていなかったら気づかなかったなあ、とこんなことにも満足をして帰宅。

各新聞の評判も上々の「スカイフォール」はお薦めです。
大画面での迫力ある映像でご覧ください。
まだやっていると良いのですが…。
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