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桜と緑のヴィラージュ・健康回復館

サーヤと二人の特別体験旅行

2泊3日の伊豆高原での特別「断食コース」。
日本生命の担当さんからのプレゼントで、2泊3日の一番短いコース。
それでも、かなりの価格なので、このプレゼントはありがたかったです。
たまたまサーヤの「プチ断食」の話をしたときにいただいたもので、まだ新しくできたばかりで、1年経っていないらしい。

3日の休みをとることを考えると、年末年始がベストかな、と言うことで予約の電話を入れたのですが、皆さん考えることは一緒。
満員でした。で、1月の半ばに予約。

しっかりネットリサーチもして、前日には電話でざっとスケジュールも聞きましたが、聞いたり見たりするのと実際の行動とは違います。
持参するものは「2泊3日ということ」と「アメニティはない」とのことだったので、パジャマや着替え、アメニティや薬、そして朝、庭で運動するための「運動靴」etc。
かなりの大荷物になり、2人分を一つにまとめたのでおもーい。
後で気づいたのですが、宅急便で送るのも一つの方法。
5日滞在の方が身軽な服装で帰っていかれたので、気がつきました。

簡単にスケジュールを説明しましょう。
詳しいことはサーヤが書くので…。
忙しいので、何時になるかは分かりませんが…。

1日目、1時に伊豆高原駅にお迎え。小型バスで5分。紺地に桜の可愛いデザインが目をひきます。
車で来る方が多く、今日の電車組は私達だけでした。

到着後、説明があり、時間設定で各自のコースが開始。
「プチ断食コース」と「ダイエットコース」が半々くらいでした。
まずは、体組成測定・最新式機械での測定です。
そしてリラックス温熱10分。

間に休憩が入って、室内運動です。
姿勢矯正のポール体操など。このポール体操がきつかった!
大きくて長い丸いクッション状のものを、背中の下にして仰向けになっての動きは、運動音痴のユフィにはかなりの負担。
日ごろ使わない背中の筋肉が、悲鳴を上げていました。

汗がすごくて部屋に着替えに戻ったり、お腹に来て、トイレへ駆け込んだり、吐きそうになったり、我慢はしましたが、無理な運動は逆効果です。
きつい、と思ったら見栄は捨てて止めておきましょう。

室内運動の部屋を片付けて、夕食の時間です。
六角形の出窓付きのこの部屋は、明るくて野鳥を見るための小さな双眼鏡も設備されていました。
私は、野鳥観察が楽しみで、ジャックから双眼鏡を借りてきていたのに、冬場は少ないのだとか。
腹の赤いきつつきが来る、と館長さんから聞きましたが、姿は見かけませんでした。

玄米とにんじんのスープの夕食。
これが美味しかったのでホッとしましたし、続けて1/f揺らぎセラピーも優しく癒される感じ。

食事のときに、水分補給のためのお茶の説明もありました。
食事で摂る水分も少なくなるため、館内の2箇所にお茶の用意があります。飽きないように日々種類は変わって、柿の葉茶、玄米茶、麦茶などの体に良いものが選ばれている様子です。
断食では、水分が大切に成りますから、せっせと飲みました。
どれも、それぞれの味わいで美味しかったです。

その後の温泉入浴も、ゆっくりできました。
ただ、施術室と浴室のある階下には、急な螺旋風の階段を下りなければならず、若い人でも手すりがなくては怖いように思いました。
このヴィラージュは、写真などで見るよりも「こじんまり」としていて、設計も苦労したのでは?と言う気がします。

早寝早起きもこのヴィラージュの規則。
午後9時過ぎには、共有部分と、個室との境のドアとカーテンが閉まります。そして何もすることがないので、早めに就寝。
日ごろしない運動のお陰で、ぐっすりと熟睡できました。

2日目、朝の体操は庭で行います。運動靴が入用の訳です。
体操中も、小鳥が垣根の山茶花や木の梢にに来ています。
慣れているのか、逃げないのですが、体操しながらの観察は無理です。
体操後は、まったく寄り付かないので、カメラ持参も空振りに。
ヒヨドリは見かけましたが、ヒヨは自宅にも来ます。

小鳥
ヴィラージュに来る小鳥たち・冬は少ないらしい

そして朝食は「ほうれん草・にんじん・りんごのジュース」。
ゆっくりと噛むように味わいますが、なにしろジュースなのですぐに終了。にんじんとりんごの甘味が嬉しい。

大きなコップに1/3のジュース・緑色です

そして今、部屋で休息中にパソコンに向っている、という訳。
このノートパソコンを持ってくるのが大変でした。
身体と脳を休ませる為の施設なので、テレビもありません。
パソコン持込など、とんでもなてこと!
見つかったら怒られるだろうなぁ。

ここまででも結構忙しい。読書するくらいしか暇がありません。
1日に何回も着替えて大変です。
で、持ち物に一言。セラピーを受ける際には、青い木綿半そでの施術着になります。
カッピングでは素肌になりますし、その他のセラピーも下着が必要。
寒いから着ていたかったり、室内運動で汗をかいたり、けっこう着替えが何回もあって面倒だと思いました。

寒い時期なので、首の詰まったものばかり持参しましたが、施術着の上に羽織るものも必要ですので、最低限の着替えの用意を考えてみました。ただし、冬場の場合ですが…。
半袖・袖なしの肌着。首周りの開いたシャツ。前開きの羽織るもの(運動着のジャンパーやユニクロがよいみたいです)。運動しやすいポケット付ズボン。鍵・カメラ・スマホ・ハンカチ・ティッシュなどを入れるため。

要するにスポーツウェアがベスト。半数の人はそういうスタイルなのに、私達は普段の格好で、いかにスポーツに縁がないかが丸分かりです。
そして、持参するように言われた運動靴は、ヒールのないここまで来るために履いてくるもので代用ができます。
これはかなり荷物になるので、履いてきたほうが楽です。
洋服掛け 戸棚

部屋には、洋服架けが1台と、ドアの横に細長く高いボックスが1つ。
何に使用するのか、まったくの意味不明。
靴は玄関で預かってくれたし…。
嬉しいことに部屋には空気清浄器が付いていました。(写真左下)
個室もコンパクトで、とても現代的。
建物全体はは木作りなので、木の香りが清々しい。

夜のコース・1/f揺らぎの後に入浴のつもりで、支度して行き、終了後に温泉へ。
シャワーが何回も押さないと湯が続けられないこと、水勢が強すぎることと、イスが高いのは若い人向き?と疑問はいろいろあります。
湯船と洗い場がフラットでつかまる所がなく、ちょっと怖かった。

同宿の人には60代のご夫婦もいらしたし、温泉に入るのに1本手すりがあったら良いと思いました。
私でも怖くて、入るときも上がるときもサーヤの手を借りたくらい。
温泉で濡れていますから、床が滑りそうで不安なのです。

ドライヤーは浴室にも部屋にもあったので、これは良い…です。
洗面所に塗れたものを拭く布巾らしきものはあるのですが、ティッシュはないのと思ったら、部屋の机の上にありました。
目立たないので、無いのかと思いました。
そんなはずはありませんよね。

全館満室で32人が定員数。ただいま現在は13名。
今日到着が7人で、20人になる様子です。
隣の部屋は、今日で5日目の若い女性。
サーヤが「太ってはいないし、きれいだし、何のための施術?」と言います。そういえば、他の方たちにも太った人がいないみたい。
皆さん、スリムだし、外見は健康そうに見えます。

私たち親子くらいかな? ダイエットのためなのは?
後で、隣の女性と館長さんに聞いたところ、「リフレッシュするため」の人が多いらしいとわかりました。

2日目はカッピング。下着なしの施術着だけなので、コートを羽織っていきました。
10個のカップをつけられて5分間が2回。
かなり痛いのをが我慢しました。
カップをはずして血流が戻り、その色で悪い部分がわかるらしいです。
「きれいなピンクですね。肩が少し濃いです」とのこと。
「あ、パソコンだ。小さなノートパソコンなので、打ちにくかった。悪いことはできない」と、これは心の中での独り言。

ユフィの背中 サーヤの背中
ちょっと痛々しいカップリングの跡 サーヤは黒っぽい

今日は昼食のジュースのあと、たった1枚残っていたパンフ「猫の博物館」へ行くつもりなので、パソコンはお終いにします。
続きは帰宅後に。
サーヤが猫の博物館について書きました。こちら→「伊豆高原 なんて濃密な「猫の博物館」

坂道を歩いて15分、楽しむのに1時間。戻りが10分。
並木道を登りますが、別荘風のお宅や、洒落た喫茶店・レストランなどもあり、絶食中の2人には目の毒。
ところどころにミモザや花が咲いていて、楽しく歩きました。
下りは、関節痛のユフィの膝にはきつかったのですが…。

パソコンはやめたので、ベッドで横になりました。
いつの間にか寝ていたらしい。やはり絶食で疲れていた?
午後の体操はヨガで、指導の先生が変わります。
昨日のポール体操よりは楽です。「無理しないで」と言ってくれるから。

夕食は回復食。玄米粥におかずが2品、味噌汁が付きました。
お粥だけかと思っていたのでとても嬉しい。非常に単純。
ゆっくりと味わっていただきました。
ユフィは半年前に「血圧改善断食」を体験ライターで経験していましたから、多分玄米のお粥だろうと推測していました。
予想はバッチリ。おかずが予想外で、その分嬉しかったけれど。

1/fセラピーの後は入浴。先客の背中にカッピングの跡がありました。
綺麗なピンク色で消えかけています。
隣の部屋の彼女も綺麗なピンク。サーヤのどす黒い跡とは別物です。
「皆、どこが悪いのだろう」と再びサーヤ。
不健康なのは我が家の二人だけ?なんだか変な気持ちです。

何もすること無しなので、漫画本「仁」を借りてきて読むことにしました。
家にもサーヤの買った文庫本全巻がありますが、小さくて読みにくいので。テレビ版とはかなり違います。
脚本がテレビ用にリメークしたのでしょうが、漫画はこれはこれで見ごたえのある内容でした。

漫画以外にも、分かりやすい「医学書風の本」も揃っていて、テレビのない分読書がゆっくりできそうです。
施術や運動などで時間が区切られていて、結構忙しいので、読書がその間の暇つぶしにはぴったりでしょう。
読みたいと思っていて、も時間がとれずに読めなかった本を持参するのも、良い過ごし方だと思います。

最終日、朝の体操は昨日のヨガの先生でした。
さすがに、2日目の体操よりもきつい内容です。
朝食はジュースだけ。その後、体組成測定がありました。
ウェスト2.5センチ減っていてましたし、体重も1kちょっと減少。
2泊3日の結果としては上々かもしれません。

「腹八分を心掛けてください」と言われました。
現在「血圧改善・腹八分減塩中」なので納得です。
左ひざ関節を治療中なので、左足に筋肉がマイナス2.で、これも納得。
少し散歩でもしないといけません。寒いのがイヤだけど…。

昼食は早めの11時。
玄米ご飯・蕪の白味噌汁・ナメコのおろし和え・切干大根と凍み豆腐の煮物、もやしと三つ葉の梅和え。
すごく手が込んだ献立で、サーヤは大喜びです。
「帰宅後に調理して欲しい」と言いだしました。
難しいものは無いけれど、手間ひまのかかる料理です。

玄米定食

凍み豆腐はジャックもユフィも苦手だなのですが、サーヤのためなら何とか作ってみるかな、思案しています。
食器などは100円ショップのものらしいのですが、センスの感じられる選定です。
「断食コース」の人には、ご褒美の甘味が付きました。
寒天とゼリーを半々の抹茶寒天に玄米の甘汁、黒米の小豆もどきで、ほんのりと優しい甘さが嬉しかったです。飢えていたので…。
そして、アンケートに記入。お風呂場について書きました。

帰りのバスの中で館長に質問。
やはり、長期の休暇の取れる5月の連休や、夏休みが混む様子です。
ヴィラージュまでの並木道が桜なので、3月の末から5月まで、下から順々に桜の花が咲き上っていくそうです。「桜と緑のヴィラージュ」命名の由縁だそうです。

到着時には高級そうなアメニティとボディソープ・ボディタオルももらいましたし、履きやすい室内のスリッパももらい、名前を書いて施設内で履きましたし、おみやげにもらいましたから、大満足でした。

さて帰京。
帰りの電車内は、ぐっすり1時間近く寝てしまい、寝てばっかりの旅行になりました。
渋谷で、お楽しみのお茶の時間。
「腹八分」を守って、ケーキを半分ずつに好みのお茶で、ホッ一息つきました。お疲れ様。
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