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京都みやげは食べ物ばっかり

食い気ばっかりの京旅行・おみやげも食べ物中心

1日目は、11時過ぎに品川からの新幹線だったから、伏見大社に着いたのが2時過ぎ、ご祈祷を受けてぐるりと回って、清水寺に向かってものすごい急坂を歩かされて、やっとのコーヒータイム。
蒸し暑い日に歩かされたから、アイスコーヒーもパフェも美味しかったあー

ここで早速のおみやげは、ジャック用の「コーヒービーンズチョコ」苦い豆とチョコのバランスがとても良く、ウイスキーのつまみには最適だったみたい。
ビーンズチョコ

サーヤ用のコーヒー豆も購入。
袋入りコーヒー豆

大切な知人から届く贈り物は、いつも京都イノダコーヒーなので、自分で購入するのは始めてかな?
缶入りで送っていただくので、缶はたくさんあるからと袋入りを購入したのだが、とても良いお値段で贈り物には最適なのだが、益々「感謝の気持ち」が湧いてくる

そして次はお目当てのおみやげ探し、有名な「いづみ屋・山椒ちりめん」を見つけたい。
イノダコーヒーのスタッフに聞いたら、かなり坂下の方に本店がある様子なのだが、イノダコーヒー店の近くに「出店」もあったはずとのこと。

最新版の地図を持ってきてくれたので、三年坂と二年坂の間の出店を目指す。
ただ、出店なので地図上には記されていないみたいなのだが、スタッフの記憶にはあると言う。
で、あったあった、赤い和傘が目印の出店が、古い家の前に机を置いて…。

知人へのおみやげに「ちりめん」「実山椒」「しめじ」など、本店から送ってもらうように頼んで、我が家にもお徳用「山椒ちりめん」を1袋買う。
いづみ屋製で、縮緬がものすごく細かく品の良い味わい、口中が爽やかにすっきりする。
その後、京の街歩きで何軒も「山椒ちりめん」の看板を見かけたから、名物なんだね、きっと。
黒袋お徳用
説明書と中身 器に盛る

2日目、南禅寺から永観堂を経て哲学の道を辿り、銀閣寺へ抜ける。
哲学の道の途中の「叶  匠壽庵」でお昼のお弁当を食べたかったのだが、なんと水曜日は休みなので、仕方なく、「よーじや」のお弁当を予約した。

そこで買ったのが「焼きショコラ」の6枚入り。
抹茶味の薄い生地に、チョコをサンドした和洋折衷のお菓子
帰宅後のコーヒータイムに早速食べたが、抹茶の風味がチョコと合っていて日本茶でも良いかも…。
抹茶のクッキー 女の子の顔マーク

雨模様の中、帰りのバスでホテル前を乗り過ごしたので、繁華街の中の高島屋に寄る。
「叶  匠壽庵」のお弁当は食べ損なったが、お菓子は味わいたいという食い意地の張った母子の考えで、当日おやつとは別に、日持ちのする「わらび餅」を狙う。
紙袋入り

種類は三つ、「黒ごま・黒蜜きなこ・抹茶」を5個ばら売りで購入したが、「家庭用ですか、でしたら箱代はもったいないですから」と教えられた結果だ。
東京の高島屋でも売っているらしいが、流石に歯ごたえがあって美味しい。
器に盛る

さて、ホテルの地下には「京都のお土産」が抜粋で置かれていたので、最近お世話になっている角の奥さんに、箱もお菓子も季節に相応しく綺麗な「半生菓子セット」を購入。
紫陽花の絵の箱入り

サーヤは会社のおみやげに京菓子処・鼓月の「千寿せんべい」を買った。
この「千寿せんべい」はかなり有名らしく、たまたまホテルで見ていた夜のテレビで、全国の菓子を外国人に味わってもらう番組があり、食べ比べの結果良い成績だったから、間違いがなさそうと選んだもの。
ドイツの機械で造った「ヴァッフェル菓子」というものらしい。

波型のクッキーにクリームをはさんだ、和菓子にはなかった味わいらしい。
旅行翌日に皆さんに配って残った3枚、持ち帰ったので翌週のコーヒータイムにいただく。
ふんわりしたシュガークリームとカリッとしたクッキーの調和がとても良く、外国の人が美味しいと褒めた風味がよく分かった。
千寿せんべい

そして最後は、購入したのではなく、祈祷についてきたお土産とは言わない「お下がり」が「お米・ ようかん・昆布・するめ・かつおぶし」の数々。
『神饌・上・御供米』などと書かれていて、長い人生で初の祈祷だったから当然始めての経験。
そして、サーヤが書いていた「お供物」を頂いたは誤りで、『お供物・御神饌のお下がり』が正しいらしい。
お下がりの色々 

でも、サーヤのお宮参りでもご祈祷は受けていたが、『お食い初めのお膳一式』が記憶にはあっても、「お下がりの数々」の記憶は無いのだ。
お下がりと言うと、兄弟や親族間での「服や靴のお下がり」を思い出すが、語源はきっとご祈祷後の「神様からの下さりもの」なんだろうな、と納得した。

「ありがたく食べること」が良いとのこと、ご祈祷後の説明でも「召し上がってください」と言っていたので、お米は夕食のご飯に混ぜて、ようかんは日曜日のお茶 の時間に頂いた。
小さなようかん 三つに切る

昆布とするめは細く切って醤油とみりんで和え、かつおぶしは酒の肴の玉葱スライスにか
けたり厚揚げの煮物に煮込んだり、なんとか無事に食べきった。
昆布とすめめの和え物煮物

ちなみに、ご飯はお下がり米といつもの米のブレンドだったが、味わいは今ひとつ。
かつおぶしは、香り高く味も濃かったので、鰹節大好きマサムネ君にあげたら喜んだかもしれないし、パワーで若返ったのかも…。
でも、あげませんでした…。


後日、テレビ番組で「神聖な神社でつくる米」の放送があって、神社内の田んぼで稲を育てているというのを見た。
そういえば、伏見大社の八島が池の上で、丁度田作りの最中だったのだが、この田んぼで採れたお米かも知れない。

海のものはともかく、昔から「米は神様に頂いた神聖な食べ物」として大切にしてきたものだから、伏見大社の地で採れたお米なら「お下がり」には最も相応しい。
実際は分からないけれど、「味はいまいち」なんて失礼だよ、ね。
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