水素バスって何?
昨年末くらいから、通りを「黒白のバス」が走り始めた。
黄緑を基調とした都バスに慣れていたから、「エー、カッコイイ」と思った。
見ているだけでも、動きがスムーズだし、デザインも都会的だし、いいんじゃな~い。
で、やま玉に書こうと思って写真を撮ろうとして、悪戦苦闘。
なにしろ1日に何台も走っていないのだから…。
カメラを用意していない時に限って走っている…。
幸いにも乗れたときは、順番待ちで『モタモタ』できないし、降りてすぐに撮れたと思ったら、バスの側面がガラス状になっているから、自分の姿と背景のビルが写りこんで「何がなんだか分からない状態」に。
で、検索して『sora』で見てみた
2018年度グッドデザイン・ベスト100なんだそう
日野自動車とトヨタ自動車が共同開発した燃料電池バス『SORA』の姿が大写し。
ホワイトとブラックの組み合わせが絶妙。
乗車口と降車口に黄の縁取りが効いていて、なるほど、ね。
「次世代バスにふさわしい内外装」と「すべての人がより自由に移動できるためのユニバーサルデザインが高く評価された」らしい。
で、「燃料電池バス」って何?
2020年までに100台燃料電池バスとして、国内で初めて型式認証を取得した点がバス業界として超大ニュース。
自動車業界では、排気ガス問題は深刻らしい。
排出ガス処理装置の開発やエンジンの小排気量化、ミッションの自動化などの技術が進んでいるとか。
現在では、世界一のバス技術を持っていると言えるんだって。
へえー、凄いじゃない。
実験車両では充電式EVのバスはすでに珍しくはないが、内燃機関エンジンから完全に離脱したバスが型式認証を取得したということも、驚きのニュースなんだって。
自動車や機械には超疎いユフィには、なんだかチンブンカンプン。
これ、『ベストカーWeb編集長』さんの記事そのままだから、分かるはずないのだが…。
とにかく凄い技術とデザインなのは、充分に確認した。
じゃあ、その乗り心地は
ともかく静かなのは確か。
床下に機器が満載のはずなのに、音は聞こえない。
静かに走行開始、今までのガクン感がなく、とてもスムーズに走行している。
「加速制御により、安全性を向上」なんだそう。
水素バスの細かな定義は分からなくとも、『新しい快適なバス』のイメージは確か。
「技術的にどうか」「乗り心地」「環境への配慮」などは専門家に任せるとして、一住民のユフィにとっては車内も気になるところ。
外的なデザインは「とってもシンプルでカッコイイ」が、さて中は?
グレイが基調になっていて、今までは支柱やつり革はオレンジだったが、『SORA』は明るい黄色で、乗降ボタンと同じになっていた。
座席もシンボルマークの青に黄緑の柄から、水玉をデザインしたすっきりブルー系に変わった。
前方の席は、右側に前向きの座席が3つと、左側に折り畳み式の椅子が3席。
後方には一般客用の席が、13かな?
そして、ともかく前方の部分が広い。
立って乗ればかなりの人数が乗り込める。
前方の椅子は「全て優先席」、ベビーカーや車いす利用者と、一般利用者の居住性の両立を計っているとか。
今までは、ベビーカーやショッピングカーで乗り込むのが申し訳なかったし、車椅子も少なくない地区なので、広々していて良い。
ただ立っている人が邪魔なのは同じみたい…。
広いから伸び伸びと足広げて、場所取っているのだから…。
外国人も驚いていた!
何回か乗ったとき、バス停にとまったら、二人の外国の男性が立ち止まって眺めていた。
何か話ながら、動き出すまで見ていたから『良いデザイン』と思ったのかな…。
そりゃ、今まで馴染んで来た都バスとは『雲泥の差』だよね。
ただ、ひとつだけ欠点を上げれば『運転席上の行き先表示』の「時刻」が小さすぎて見えないのが…。
この「時刻表示」が頼りになる場合もあったので…。
この都バスが増えていったら、街中も随分変わるだろうな。
広告バスを見た
つい3日前、見慣れないバスに気付いた。
前部は新型バスなのに、側面が濃い紺で広告名入り…。
始めて観たから、ちょっと驚くと共に、とても納得。
都バスでは広告を側面に描いた『広告バス』が、とても多い。
『新バス』では広告はどうするんだ、と思っていたから『納得』しちゃった。
派手な色合いではなく、黒が濃紺になっていて、ハイセンスだよね。
今までの「黄緑の前面」と「色彩豊かな広告」の取り合わせ、目立つけれどセンスははっきり言って悪かったから、次の新広告バスって何かな?
ちょっと、楽しみ…。 |