ユフィの記事 |
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西欧料理でのワインの選び方
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ワインの話 1本は苦しくなったジャック
以前は娘のボーナスでご馳走になる場合は、日ごろ飲めないようなワインを頼むことが多かったジャック。
この1~2年は、1本空けるのが苦しい様子。
しかも赤が好みなので、白ならお相伴できるのに赤にこだわっていた。
「こういう時でなければ贅沢に1本は飲めない」が口癖で、8年以上ワインはボトルで注文していた。
7年位前までは白と赤の2本だったのが、だんだん減ってきて白はグラスワインになっている。
ついに一昨年、私の「グラスワインにしたら。4銘柄もメニューにあるし、白なら辛口もあるし」の忠告を入れて、グラスに変更。
フルボディと言われる重い赤ワインが好みなのだが、グラスワインの味わいも気に入ったらしい。
4銘柄もあれば、好みのものもあるはずなのだから。
2銘柄を選んで、どうやら納得の味のものに。
満足感があったらしく、「次からはグラスでいい」と言った。
このフランス料理店では、1本ワインを頼むと記念にコルクをくれる。
次の年に気にいったワインを頼むのか、と思っていたらそうでもないみたい。
要するに好みはあるが、詳しい訳ではないらしい。
高いワインが必ずしも気にいる味とは限らない。
飲めればいいのなら、娘のボーナスを当てにしないで「自分の稼ぎで飲め!」と言いたいが、ま、ワイングラスで満足してくれればいいことにしよう。
もう1軒、夏のボーナスで行く店は、ワイングラスの銘柄が少ない。
雰囲気も少し軽いかな?
ヨーロッパまで「ワインの旅」をしたほどのジャックでも、ワイン通ではないのだから、いわゆる「ワイン通」というのはどういう人種なのだろうか。
とても不思議。 |
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