2018年の夏のボーナスは 「牛8」
東陽町には、カーブスが越したので3ヶ月くらい通っていた。
そして、バス停の目の前にある「USHIHACHI 牛8」というレストラン風焼肉店が気になってもいた。
腰痛と膝痛で通っていた仮住まい先のURマンション近くの整体院で、美味しいとは聞いていたのでランチでお邪魔したことが3回ある。
気になるお店はランチで試食がユフィの味覚探し。
感激するほどの味ではなかったが、不味くもなかったので検索した結果「肉の田島」「牛8」共に『A5、A4黒毛和種の雌牛の一頭買い』と言うのに惹かれた訳。
「肉の田島」は1年前に味わったから、今回は「牛8」にお邪魔する。
A4黒毛和種の雌牛の一頭買いのお店で、価格はとてもリーズナブル。
コース料理がお得だし、初めてなら良いと思ったが、2人前からの注文なので電話確認。
いろいろと聞いた結果、年寄り二人と女性一人の「あまり量は要らない家族」なので、アラカルトで注文することに…。
とにかくメニュー表から変わっている。
欧風のお洒落な「焼肉屋らしからぬ」体裁で、コース料理からアラカルトまで「フーン」な内容。
牛を抱いた美女の写真がとてもユニーク。
一風変わった味ばかり
「えっ、サラダを2種類も?」とサーヤが言った。
「岩のりたっぷり純正ごま油のチョレギサラダ」と「丸ごとロメインレタスの焼シーザーサラダ」をまずは頼んだ。
普通のチョレギサラダではなく、岩のりがたっぷりのったサラダが量もたっぷり。
ロメインレタスのサラダは、半切りのレタスに彩り良く散らされたベーコンとクルトンがたっぷり、ナイフとフォークで切っていただくスタイルで別添えのソースも…。
サーヤはサラダでお腹が膨れると敬遠気味だが、ユフィ一人で平らげた。
まずはベジタブルファーストだ。
もちろん、瓶ビールとお店特製の「ブランデースプリッツァー」も頼む。
丸いグラスがコロコロ揺れて、とってもお洒落なアルコールだし、フルーツなどの味わいも添えて種類も多い。
まずは、お肉はお店一番のおススメの「牛8No1メニュー とろ肉3秒炙り」を3枚。
『女性のためのセレブ盛り』のコースを2人前。
「10%タンと熟成タンのハーフ&ハーフ」を頼んで待つ。
スタッフも、焼肉店のスタイルではなく黒と白のウェイター風。
食べ終わるまでに何回も焼き網を取替えに来てくれて、ちゃんとサーブもしてくれるから、はじめてでも食べやすかった。
タン2種を始めに焼いて食べる。
薄切りも厚切りも別添えの「レモン汁」でいただいたが、サッパリしていてとても軟らかい。
早くも『女性のためのセレブ盛り』の「牛の握り」が2つ、出てきた。
握りたてを食べなきゃ、と早いけれど食べちゃった。
続けて「とろ肉3秒炙り」を1枚ずつ表裏3秒間焼いてたたんで、皿に載せてくれる。
別に小鉢に卵黄がついてきて、丸いご飯の塊も、どうやら全てを合わせて混ぜて食べるらしい。
あれ、口コミにはそんな食べ方するとは無かったけれど、最近変わったのかな?
当然美味しいに決まっている。
そして、『女性のためのセレブ盛り』の「赤身焼きしゃぷ」「コラーゲンコプチャン」「特選3種盛り・当日一番美味しい3種類の牛肉」と続いた。
「赤身焼きしゃぷ」は大根とにんにくの下ろしを巻いて畳んでくれた。
「3種類の牛肉」は、山葵をのせてさっぱりいただく。
最後は熟成1本カルビで幕
女性用の盛り合わせと「とろ肉3秒炙り」の卵ご飯で満腹に近いのだが、まだ少しいけそうなので「熟成カルビ1本焼き」を頼んだ。
黒い壷の中に1本の長いカルビ、そのまま長くガス台にのせて焼き、テーブルに備えてあった鋏で切っていただくらしい。
表面だけしっかりと焦げ目をつけ、一口大に切って好みのタレでいただく。
とても軟らかく、しかも味わいのあるカルビで、美味しかったし、変わった食べ方ばかりで面白かったし…。
結構リーズナブルで、3人で食べて飲んで2万円くらい。
コース3人分頼まなくて正解だったのだ。
ジャックは「ジントニックのライム入り」をジョッキで嬉しそうに飲み、最後に「ユッケジャンクッパ」で大満足。
ユフィもサッパリ感が欲しくて「オーガニックレモンサワー」で仕上げ。
いつもならデザートに行くのだが、この店に来る前に東陽町の『エクラデジュール』でケーキを買ってきているのでパス。
食べながら、もう早速来年の夏のボーナスで行く店の相談。
渋谷の焼肉は正統的な店が贔屓だったから、江東区に移ってからは「珍しい味」ばかり。
サーヤ曰く、「毎年違う味わいを探していくのも面白い」とのこと。
ジャックは正統派の「叙叙苑」がお気に入りなので、錦糸町と銀座に行ってみようか。
錦糸町と銀座の違いは、何処にあるのかね、興味深いかも…。 |