やましたさんちの玉手箱
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初夏になったら美登利寿司の予約

6時から7時半で忙しないこと

何故なのか分からないが、暑くなり始めると「寿司」が食べたくなってくる。
ものすごく寒い時期や、暑い真夏ではなく、酢のものが欲しくなるのは身体の要求かな。
と言うことで、我が家はお寿司なら、梅が丘の美登利寿司だ。

まずは予約の電話から…。
予約を始めた頃には、1ヶ月も掛らずに割りと早く取れたのに、知れ渡ってしまったので予約は取りにくくなっている。
昨年は3ヶ月近く先の予約で、食べたいときに食べる、という訳にはいかなかった。

ものは試しと、1ヶ月先くらいで予約状況を確認。
月末の金曜日、6時半は埋まっていたけれど6時~7時半なら良いみたい。
食べたいときが食べるとき、1ヶ月先ならいいんじゃないか、と即決。

ジャックは仕事帰りが5時半くらいだからオッケーだが、サーヤは急いでも6時半帰宅がギリギリなので、少し文句が出た。
でも3ヶ月先はちょっと待ちすぎだから、大急ぎで帰ることにしたが、食べるだけなら1時間で充分。

気持ちに余裕のある食事がしたいし、楽しみたいだけのこと。
当日は、先にジャックとユフィが行き、席をメールで知らせる手はずに。
揚げ物は時間が掛るので、先に注文しておくことにする。
寿司は握りたてが食べたいから、座って落ち着いてから注文することにして…。

美登利寿司は昼11時~2時、夜は5時から10時なので、予約が7時~9時だったりする
と、回転率が悪くなってしまう。
7時半か8時から10時までなら、比較的取り易いかも知れないが、遅い食事はどうも…。

で、結論から言うと1時間半の食事時間は「まあ、満足」だったのだ。
ただし、予約に間違いが無い場合。
前回は、予約に何か間違いがあったらしくモタモタしたから、サーヤに「予約確認」の電話は入れて置くように念押しされた

頑張って駆けつけて、「予約でモタモタは勘弁してよ」ということ。
4時過ぎに予約確認が済み、珍しく席は2階の奥の席、予約の早さの順番で席が決まるのかな?
落ち着いてはいるけれど、隣の席の老年グループのおっさんの声が煩い!
子供は居なかったけれど、老年のはしゃいだおっさんも要注意か?

ビールとあら煮の小鉢でスタートし、ジャックはお勧めの「あじ刺し」と「八海山の夏酒」
一升瓶から見事に注いでくれた。
鯵刺しはとっても小型の鯵で、大きな器とたっぷりのつまが目立った一品。



ユフィは定番の「アボガド海鮮サラダ」で、ボリューム満点の大皿盛り。
魚介が8種類以上盛り込まれている、女性受けするサラダだ。
ビールのつまみには最高の味わいで、ユフィの大好きな料理。


揚げ物は「キスと夏野菜の天ぷら盛り」で、サーヤ注文の白身の揚げ物でぴったり。
なすと新ショウガが初夏らしい味だ。


ここまでで30分経過、サーヤが到着で「百年梅酒ソーダ割り」で一息つく。
寿司はどうしようか、と相談の上、「初夏限定セット」という盛り合わせを注文する。


三人ともに好みは別々なので、適当に分けて食べられると思ったのだが、正解だった。
かに味噌のサラダと茶碗蒸しがセットで付いてきた。
綺麗な大皿に凝った盛り付け、珍しい組み合わせは、自分の好みばかり注文していた今までとは違って、かえって新鮮な感じ。


ジャックは大好物の「穴子の白焼き」は「お腹いっぱいになるから」と敬遠。
でも、「ビックリ生すじこ」は前回同様に注文したから、好きなんだね。
初夏のセットはみんなで分け合って食べて、充分のボリュームだった。


「上がり」が見た目も味わいも替わっている。
濃いとても綺麗な緑色で、苦味がなくまったりとした味。
抹茶系統に替えたのかな。


最後の甘味は「和プリン」で、プリンの上に小豆と生クリームとチョコ。
程良い甘さが、寿司の後にはぴったりかも知れない。
京都からのお取り寄せ「おはぎアイス」は、甘くてボリュームも満点で二人でもちょっと。

最後の最後に「お味噌汁が付きますが…」って、早く持って来いよ。
7時半までなのに、熱い味噌汁を頑張って飲んだから、最後がとっても落ち着かなくなってしまった。
食事も酒も(ジャックは夏酒おかわり)、魚も寿司も満足の量と味だったのに。

電話と客の応対が忙しくて、お味噌汁を出すタイミングが合わなかったのだけが残念。
ジャックの同僚が気にしていた「食べ放題」は毎週月曜日と確認する。
壁には「女子会をやろう、飲み食べ放題、2時間で4000円」だって、安いねえ。


外に出て順番待ちの人の中に、大きな画面表示が出ていた。
予約受付のEPARK利用、シースーとか言うものらしい。
携帯からもパソコンからも、ネットで申し込みできる当日の順番待ち。

並んだ人も入力できるから、店員さん応対より間違いはないだろう。
ネットで順番の予約ができるので、大体の時間帯を図って来店すればよいのだから、とても便利だ。
ながーい行列に並ぶ必要が無いのだから…。


シルバー予約だとか、女子会だとか、どんどん美登利寿司も変化していくようだ。
でも、流行れば流行るほど、更に美味しくしていくのが「美登利寿司」なのだから、期待してこれからも通うつもり。
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