ジャックの記事
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黒ワイン VS 緑ワイン
熟成葡萄
対
早熟葡萄
あんた どっちさ 選ぶ?
桜が満開になったという、少々寒い夜、北沢緑道で夜桜を見ながら『黒ワインのビストロ』のお勧めに惹かれて、下北・ちょっと郊外の、家庭的フランス料理店へ。
ここ、ユフィがランチで見つけたお店、ワインならジャックも間違いなく、釣られて、一緒に来るだろうと、予約してくれたお店。
もちろん、ワインに釣られてきたジャック、仕事でさんざん歩いてきた挙句、夜桜だとかで、歩かされて、ようやくたどりついた。
従来の仕事柄、取材じゃないけど、いろいろ話を聞きたがる私、料理の注文は二人にまかせて、とにかく、『黒ワイン』の話。
笹野高志さんがロケで来ているのかな、と一瞬思ってしまった風貌のマスターが言う
“あの、スペインの国境に近いカオールというところの、マルベック種のぶどうから採られるようですよ、熟成したぶどうですね、貴腐ぶどうのような、といいますか、それで褐色な、濃い赤ワインのことを黒ワインと言っているようです。味わいはなめらかです、呑みやすいですね、今店には6種類の黒ワインがあります、もう1種類、いわゆる癖のあるといいますか、その黒ワインがもうすぐ入ってくる予定ですがね。”
タンニンが多く、したがってポリフェノールが多く含まれると言う黒ワイン、まずいちばん呑みやすいというワインをグラスでいただくことに。
料理の注文は出来たようです。
ジャックは毎年、ボーナスでサーヤがごちそうしてくれる代官山のミシュラン一つ星のフランスレストランでも、お目当ては渋みの効いた赤ワインのお勧めと、ワゴンサービスの珍しいチーズで満足してしまう。
そのときの料理は、うまいうまいと言いながら、しばらくすれば、何を食べたか思い出せない、という張り合いの無いグルメで、この日も自分で注文したのは、前菜の『イカの自家製スミソース煮込み』だけ。
後は、手前の皿にユフィが取り分けてくれたものを頂いたので、なにを食べたのかは写真にメニューを書き込んでありますので、そちらをご覧ください。
確かになめらかな味わい、赤ワインの渋みの好きな方にはちょっと物足りないかもしれない。お代わりは、6種類の中でいちばん「クセ」がある、という黒ワインを頂きましたが、ちょいクセで、なめらかさはおなじようでした。最もクセのあるものはグラスではなく、ボトルで8.000円だそうで、さすがのジャックも最近は1本はちと、しんどいので今回はパス。
昨年の暮れ、渋谷・ちょっと郊外のポルトガル料理の店では『緑のワイン』というのがあって、こちらは若いぶどうを収穫して造ったワインとのことで、少し酸っぱさのあるワインだったのを思い出しました。それはそれで、結構なのでしたが。
黒ワインのボトルが並ぶ店内 玉ねぎのタルト ラタトゥーユ
左から エスカルゴのブルゴーニュ風 イカスミ お勧め魚料理(?)
左から スペアリブの自家製塩豚香草焼き 地中海パエリヤ プリン
チョコスフレ これが、その、黒ワイン
こちらの南欧家庭料理と黒ワインが売りのフランス食堂・菜々亭は、家族経営のお店。
接客はお父さんが、厨房は息子さんが仕切っている家庭的な店です。
サーヤが「パンが美味しかったから、ピザをたべに来たい」とのこと。
また、お邪魔するかもしれません。
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