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黒毛和牛バル USHIQROのランチ

物凄く乗り気なサーヤ ユフィは浮き浮き ジャックは渋々

サーヤの会社近くで、2016年12月開店の「黒牛一頭買いのバル」。
『バル』とは、スペインなどの食堂とバーが一体になった飲食店のこと。
土曜日の午前11時半近く、豊洲IHIビルの前でそれぞれの用事先から合流。

ビルの横を後ろへ回ってお店へ。
かなり大きな店で、ガラス張りの店内が見通せる明るい雰囲気。
並ばないと入れないのか、と「一瞬思った」がドア脇のスタッフが「ご予約ですか」と聞いてきて「違う」と言ったら、順番に中に通してくれた。

ラフな木作りのテーブルや椅子、高い天井に右奥にはカウンター、奥の席は落ち着いたレストラン風の雰囲気でソファもあるみたい、予約席なのかな?


ランチでも予約が入れられるんだ、と思ったが、「予約ってランチ価格じゃないのかな」とすぐに思い直した。

まずはメニューを見なくっちゃ、何も始まらない。
サーヤは「ブラックアンガス・ハラミ・ステーキ」の200g1.980円。
ユフィは「限定5食 切り落としアンガスステーキ」150g1.180円をチョイス。
「まだ大丈夫?」と残っているか、どうかの確認してOKだった。


さて、気乗り薄のジャックが問題。
歯医者に通院していて、硬いステーキなど食べる気分ではないみたい。
「焼肉歴40年の秘伝のたれ使用・照り焼きチキンステーキ」980円で落ち着いた。

ここで「焼肉歴40年の秘伝のたれ」に引っ掛かる。
この店、老舗焼肉屋「黒毛和牛雌牛専門店うしくろグループ」が出店する肉バルなんだって…。
牛と言ったら「焼肉」だよね、サーヤは牛肉大好き、ステーキでもハンバーグでも嬉しいタイプ。
「だって味をみるのにはランチが一番、それからディナーに行くんでしょ」だって。

ハイ、ユフィの持論です。まずは味見が大切
今回はメニューが純粋なランチだけど、口コミでは休日のランチ時間はメニューが違うみたい。
ハンバーグやコロッケ、牛のお寿司やユッケも食べられるらしい。
奥の席かもしれない、ユフィは「牛肉のお寿司」食べたいな、ジャックなら「ユッケ」だよね。

説明は無かったけれど、メニューに「ミニサラダバー スープバー 付きます」とあったので、見渡したらカウンターの近くのテーブルに「スープジャー」「サラダボール」があるみたい。
で、行ってみたら「コンソメスープ」と「サニーレタス」と「ゴボウサラダ」に数種類のドレッシングが添えられていた。


ジャックはパスして「赤のグラスワイン」を頼む。
サーヤが「お昼からアルコール?」と突っ込んだら、「欧米では昼から飲むんだよ」と涼しい顔。
お付き合いで食べたくない肉の店に付き合っているのだから、楽しみは奪えない。

店内は明るく、木作りの雰囲気がいっぱい、牛の部位を描いた絵もいっぱい。


夜だったら小さな下がったライトが雰囲気を盛り上げてくれそう…。
貸切OKなので、結婚パーティの二次会にも使用できるんだって…。
近くに結婚式場があるから、ウェディングドレスのレンタル店もあるし…。

はい、どんどん混んできて、左奥の席はヤングママのランチ会、右隣は若い会社員のグループらしい、凄い勢いでスープとサラダ食べているし…。

さて、出てきました、お待ちかねのステーキが。
ユフィには、鉄板に小さな肉が半分くらい盛られた「切り落としアンガスステーキ」。


サーヤには「ハラミ・ステーキ」、そしてジャックには「照り焼きチキンステーキ」。

別添えのソースをかけてまずは一口、軟らかくない、硬い、サイドメニューに野菜がチョコッとで愛想がない。
5種類の牛肉って、その味の違いもわからないし、限定5食なのに残っていた理由が判明。

サーヤの「ハラミ・ステーキ」は、小さな野菜のサイドもついていて、しかも中はレアで赤くて軟らかいし、味がある。
価格って正直だよね、いまさらながら思っちゃった。


ジャックの「照り焼きチキンステーキ」、チキンだから安いのは分かるけど、秘伝のタレが美味しかった。


ジャックの分のご飯は要らないと断ったら、レシートに赤ペンで書き込んであった。
価格はそのままなのかな…。



結論です。
ジャックは「もういい」で次の来店は無し。
ユフィは「なにしろ硬い肉でガッカリ、次があるのなら軟らかい肉食べたい」で、ウヤムヤ。
サーヤが「一人で来るのなら来ない」で『残念でした』

ボーナス月の「美味しいお肉」は、木場にある同じ一頭買いの「焼肉店」に決定。
うん? まさか「黒毛和牛雌牛専門店うしくろ」じゃあないよね。
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