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美味しいケーキはQuatre・キャトル

渋谷東急地下街のケーキ屋

母の日は 遅ればせながらの大きなケーキ」で書いたキャトル。
大きくて食べ応えのある味わいで気に入ったので、何かのお土産にはこのケーキを指定。
出来れば全部味わってみたい、とサーヤに頼んでみた。
初めが5月の母の日の次の日からだから、現在の8月18日までの約3ヶ月間に、種類にして12品味わったことになる。

このキャトルは、本店が目黒の柿の木坂で、渋谷東急デパートでは古株のほうだろう。
フランス語で4つの意味が「Quatre」で、4つの季節『春・夏・秋・冬』を表す店名とのこと。
季節感溢れるケーキが店頭に並び、季節限定ものも多いらしい。
売り場に隣接して、ケーキの仕上げをするパティシエの作業が見られる作りになっている。
バティシエの居る店前景 パティシエは女性
ショートケーキの仕上げ中

はじめは一通り食べ終わるまで、かなり掛かると思ったのだが、サーヤが右手親指の捻挫で家事の後片付けを出来なくなり、お詫びのお土産が増えたので、3ヶ月でなんとか一通り味わうことができた。

名前が分らないと記事にならないので、写真を撮ってもらったので、前回のケーキの名も把握できた。
チョコレートが「ベリーショコラ」、カップは「トライアル」と言うケーキ。
半分に減っているケーキのショームース プリンとロールケーキのショーケース

サーヤは会社帰りに寄る為、ショーケースの中はかなり売れていて空いている。
ただ、写真の卵の殻入りプリン・「うふプリン」のケースが満杯状態なのは、たまたま早い時間帯に寄れたため。
ちなみに、一番人気は「ショートケーキ」とのこと。
新作より昔からの味に定評があるのかもしれない。

最初の2品は「レアチーズ」と「カシス」で、どちらもホールもある定番のケーキ。
コクも甘みも申し分の無い味で、サーヤと半分ずつに分けて食べた。
白いレアチーズと赤紫のカシス

次は「リュパン」と「フランボワーズ」、2個詰めの箱にしっかりと保冷剤が固定されていて、少しくらいの動きでは型崩れのしないように配慮されている。
この後も同様の心遣いがしてあり、受け取る側も安心できた。
このケーキ2つも、何層もの味の積み重ねが味わい深くて、美味しかった。
層が美しいケーキ2品
動かないように保冷剤で留めてある

次は趣を変えて、キャトルで評判の『卵の殻入りプリン』、確かテレビの番組で見た覚えがある。
卵容器のような箱に、「プレーン・苺・かぼちゃ・ショコラ」の4種類の味が詰まっている。
この4種類を数に入れると、15種類を味わったことになるが、これは小さいので1個ずつ食べた。
箱入りのプリン4個卵の箱
『うふプリン』と言う名前が、なんだか愛らしいが、味は普通かな。
ただ、容器が面白いので楽しいのは確か。「うふっ」と言いそうかも…。
「ショコラ」はプリンいうよりは、舌触りが滑らかでムースのような味わいだ。

ゼリー2品
夏本番に入り、涼しく冷たいお菓子が良いと、「ゼリー系」を注文した。
「グレープフルーツゼリー」と「オレンジゼリー」の2つ。
他にも、「マンゴープリン」「メロン」「苺パフェ」「ドゥフロマージュ」などがあるらしい。
夏らしくさっぱりした物を、と指定したのでかんきつ類の2種類になったのか。確かにあっさりさっぱりと頂いた。

続いては「ロールケーキ」。かなり色々な種類のロールケーキがあるらしく、サーヤも迷ったらしい。
夏だから季節限定の「はちみつ甘夏ロール」を買って来た。
しっかりした緑の箱 甘夏ロールの上面
しっかりとした箱に動かないように貼り付け、保冷剤が詰めてあるのは同じ。
夏らしくあっさりなのは良いが、すこし物足りない感じがする。
甘夏ロールの渦巻き 甘夏ロールの1切れ

店一番人気は「ショートケーキ」と聞いていたので、二番人気?の「ベリーショコラ」「ミルフィーユ」と3個買ってきてもらう。
3個詰めの箱

さすがに一番人気の味だ。しつっこさがなくあっさり系の味で、シンプルなスポンジケーキが美味しい。
オーソドックスな苺ショート

ベリーショコラは、前回の母の日と同じ。
しっかりとしたチョコレートと層になっている甘酸っぱい木苺の味わいがやはりしっくりと合っている。
ピンクのクリームをはさんだショコラ

この2品も「ホール」があるので、家族数の多い家庭向き。
そして、食べにくさでは定評のあるミルフィーユ。
食べにくいが美味しいのは確かで、なんでも半分ずつ食べる母娘は、全てのケーキを分け合って食べた。
苺を飾ったミルフィーユ

おやつ時にもケーキ半分とコーヒー。
朝食、夕食の後でも半分でちょうど良い。
それだけ大きくて、味も濃いケーキが多い、ということだ。

最後に「ティラミスのロールケーキ」。
「もう、そろそろ記事を書いてね」と、管理人サーヤからの催促。
最後の味が『?』でちょっとガッカリ。
 厚めに切ったティラミス ティラミスのロールケーキ
別に美味しくない訳ではないが、これがティラミス?なのだ。
チーズのコクも、コーヒーの香りもしない、細かな木の実が入っているように感じられるが、なんだか分らない風味。

今までの様々な美味しさとは、別の感覚かな。
「ロールケーキ」特有なのかもしれない。味がくどくなく、あっさりしているところが…。
このティラミスだけは、日曜日の家族のお茶に食べた。
ジャックも何も言わずにペロリと食べたから、やはりあっさり系なのだろう。
コーヒーにはケーキがよく合う
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