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フランス料理の名店 ジョエル・ロブションのパン屋

客足の絶えない美味しいパンで有名

渋谷ヒカリエの地下にあるパン屋。
有名な三ツ星フランス料理の『ガストロノミー ジョエル・ロブション』直営のパン専門店。

ヒカリエ開店当時から評判で、いつも客足の絶えない店でもある。
サーヤが渋谷宮益坂上の接骨医院に通院の際、帰途に寄って購入している「ゴントラン シェリエ」のパンも一通りは食べたので、ヒカリエに少しだけ足を伸ばして買ってきてくれた。

ユフィも東横線に乗る機会があると、ヒカリエの地下を横目に見て通ることもあるのだが、本当に何時も賑わっている店だ。
レストランの料理から創作したパンも並ぶので、味には定評のある店でもある。

渋谷にある「ゴントラン シェリエ」「ヴィロン」と続く、フランスパンで有名な店になるわけで、まずはフランスの味でもあるクロワッサンを見てみよう。

前2店とは違って、小さくて丸みがあり焼き色も薄い感じだ。
朝食時にサーヤと半分ずつ味わったが、他の2店よりは小ぶりなので、スーパーで購入したヤマザキのクロワッサンも半分ずつにしてみた。

オーブントースターで焼いたが、台所いっぱいに香ばしい香りが広がって食欲を促す。
他店とは、香りからして違うのだろうか。
クロワッサン
クロワッサン  220円  焼き色が少し薄いのも特徴かな

とても薄い皮はサクサクしていて、層がいっぱいに重なり、バターの風味がとても良い。
お爺さん猫のマサムネくん、急にテーブルに飛び乗ってユフィの食べかけクロワッサンをチョコッと舐めたくらいだ。
パンに興味持ったのは、始めてかも…。

ヤマザキのクロワッサンは、焼くとベターと軟らかくなってしまう。
少し長めの形は同じでも、やはり本場物とは違った味わいになってしまう。

もう冬だけど秋の風味の栗のパン、ぎっしりと詰められたマロンクリームが、デニッシュ生地の端から端まで詰まっていて、しかも甘さは控えめ。
上に飾られた栗の甘煮も程よいので、大き目の1個でも重い感じはしない。
マロン
マロンクリームパン  330円  たっぷり入ったマロンクリームが甘すぎずに美味しい

そして小ぶりなチョコレートの食パン、こんな濃いチョコ色の食パンは始めて見たように思う。
ネーミングも「ショコラショクパン」って面白いし、サーヤも珍しいと思って購入した様子だ。

少し厚切りにしてトーストしてみると、たくさん入れられた粒チョコが溶けた。
苦味は感じられないが、甘味も程々で甘すぎないので「お菓子的な味ではない」と言うのがサーヤの感想。
お茶の時間のコーヒーにも合いそうではあるが、朝食の紅茶にもよく合う。
ショコラショクパン
ショコラショクパン  380円  粒チョコたっぷりの甘すぎないパン

お店の売り場で大きく場所を取っていたのが「FC」のコーナーで、サンドイッチに最適とおすすめ理由が記されていたようだ。
バケットと同様に切り分けて冷凍保存し、クリスマスイヴの夜、一応それらしいメニューに合わせ、1cmくらいに切り分けてトーストしてみる。

「塩とオリーブ入りなのでサンドイッチもおすすめ」ともおすすめ書きがあったそうで、食事のパンなのだと思ったらしいのだが、ネットリサーチしてもなかなか見つからない。
どうもイタリアの「フォッカッチャ」ではないかと思う。
FCプレーン
FCプレーン  380円  イタリアのフォカッチャ? 合い鴨の燻製にもピッタリだった

イタリア料理店で、塩とオリーブを添えたこの四角く焼いたパンを味わった記憶があるし、「FC」の頭文字とも合うし、ね。
「フランスパンのお店でイタリアパンか」とも思うが、美味しければ何でもOKなのは洋の東西を問わず…。

ただ、フランスのパン屋に行って「バケット類」を購入しないサーヤが不思議
この店のバケットは、大評判のようだから、転居前に買って来て、ね。

で、注文どおりに「バケット類」を購入してきてくれた。
「レストランでも出しているパン」との説明文がついていたらしいから、味には間違いは無いだろうとの選択のようだ。
まずは「バタール」、他店とも同じような大きさと形だが、クラストがパリパリ中はふっくら。
バタール
バタール  300円  ジャムにも肉類にも合う味わいが万能向き?

そしてもう1本のお待ちかねのバケット。
レシートには「バケットクラシック」と記入されていて、形が他店とは違っていて、両端が尖っているのが面白い。

フランスパンのバタールやバケットは、砂糖を使用せず焼き上げるので硬いのが特徴のようだが、この店の「クラッシック」はクラストが物凄く硬い本場の味。
それでもヴィロンのバケット程には、切るのには苦労しなかったけれど…。
細長いバケット
バケットクラッシック  300円  この形が昔からのものなのかな、もちろん紙袋入り

バケット類は別についてきたビニール袋に切り分けて、冷凍にした。
後日、燻製や生ハム・チーズと合わせて夕食にするつもり。
切り分けたバケット
冷凍用に切り分けたバケット類

ジャックの朝食用に買ってきてくれたのが、クルミの小さなパン。
スープとコーヒーとバナナが定番の朝食で、あまり甘くない食事パンが好みなので…。
フランス系のパンには、クルミなどの木の実がよくマッチするから、間違いのない選定ということになる。
小さく四角のクルミパン
クルミノミルクパン  180円   クルミがたっぷりの優しい味わいで小さいのが嬉しい

休日には午後4時くらいにコーヒータイムになるため、日持ちのするクッキータイプのお菓子を頼んだが、ハラリと軽い味わいで苦めのコーヒーにピッタリ。
甘すぎないのが良いよね、本場パリのケーキ類は『思いっきり甘いのが定番』だが、やはり日本の味にあわせているのだろうか?
クッキー
カフェココ  400円  コーヒータイム用のクッキー
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