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モンゴルのいい色って 何 それ 初夏の色
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それは フブスグル湖の群青色
国を代表する色ってありますね。
最近はスポーツのユニフォームにちなんだ色が主流のようです。日本はサッカーで「侍ブルー」ですか。なでしこもブルー、オリンピックでは、日の丸イメージで赤が多く使われます。
でも、国の尊敬的色彩、となると少しイメージが違ってきます。
日本だったらどんな色をイメージするでしょうか。一つには、紫でしょうかね。古代からの色というと、この色が浮かびます。
でも、現在ではなかなか紫のものってあまりありません。例えば茶道の袱紗とか、仏事の数珠を包むものとかの、伝統古来のものに限られているようです。
ところで、モンゴルでは、この紫に近い、深い青というか青に近い紫というか、ジャックにいわせれば、それはモンゴルとロシアの国境にある景勝地であり、リゾート地であるフブスグル湖の晴天時の、群青色の湖面の色のことだ、と断定したい色が尊敬的色彩なのだそうです。
ジャックが持っている一つは、最初にモンゴルに行った時のこと、友人のマーラさんの母上から頂戴したものです。フォーマルスーツともいえるモンゴルのジャケット。
もう一つが、それと知って、パシュミナ(主としてヤクの毛皮から生産されるモンゴルカシミヤのこと)の店で購入してきたマフラー、ジャックはマフラーとして使っているがショールでももちろんいい。この色のものは、モンゴルでは、目上の方へのプレゼントなどに使われる尊敬的な色彩なのだとか。
もう一枚、これはマーラさんが数年前に来日したときに、お土産として頂戴したセーターです。少し薄手で春先にシャツの上に着るのに格好です。もうすぐそんな季節。
この色が身近なものとして着用されるのって、うれしいですよね。
ジャックは名づけました。群青色とは、或いは
● 陽を帯びた ブルー
● ダブル・ブルー
初夏にはぴったりの色だと思いませんか。
● 3月30日 モンゴルを訪問した安倍首相が、モンゴルのアルタンホヤグ首相と会談した時のテレビニュース見ましたか。モンゴル首相が締めていたネクタイの色こそが、群青色です。 |
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